排ガス不正の関係でフォルクスワーゲン(VW)の「監査役会」のハンス・ディーター・ペッチュ会長ら2人を独検察当局が調べているという記事。
「ペッチュ氏は昨年9月に不正が発覚した時点で、VWの財務担当取締役を務めていた。...
不正問題の発覚を受け、VWの株価は一時、大幅に下落した。不正は米環境保護局(EPA)が公表して発覚。しかし、独検察は、それ以前にVW側がEPA側からの問い合わせで不正を把握しながら適切な情報開示を怠って株価をゆがめた疑いがあるとして、マルティン・ウィンターコルン前最高経営責任者(CEO)の捜査を進めている。」
事件発覚時の開示の責任者だったのでしょう。不祥事をいつ、どのように発表するのかは、難しい問題のようです。うまく対応しなければ、技術的な不正だったものが、会計・開示の不正にもなってしまいます。
独VW排ガス不正のリスク開示問題、監査役会会長も捜査対象に(朝日)
「VWは「社内と外部の法律専門家による徹底的な調査に基づき、当時の経営陣が資本市場に対する情報提供の義務を完全に履行したと当社は再確認している」と強調。」
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