『まほろば異聞』の小道具をご紹介します!
まずは今回のお話の象徴とも言える、酔芙蓉の花。
白、淡いピンク、黄色の配色がキレイですね。
衣装と合わせるとこんな感じになります。
もうひとつ、これは小道具?それとも衣装?なもの…
ご来場くださった皆様、これなんだかおわかりですか??
そう。
これです。
照明が暗めだったので、詳細は見えなかったかもしれませんが、細かいですねー。
この仮面もスゴイですよ。
2段目は、今回すごく評価の高かった民衆たちの仮面です。
付ける人に合わせて目の位置を開けているので…個性がありますね( ´艸`)
馬子がオープニングで持っていた仏像。
ええ?こんなんできるん??て感じです…
今回武器もいろいろ。
↑左から、蝦夷、入鹿、鎌足、山背皇子の刀です。
それぞれの衣装に合わせて装飾してあります。
武器といえばこちらも。
↑崇峻天皇暗殺で駒が使用していたもの。
リアルー!!
右下はマスク。
そのほかの持ち物は
団扇。
飛鳥時代!って感じですね✨
手前が泊瀬部皇子(のちの崇峻天皇)が登場の時にパタパタしていたものです。
ちゃんと模様が描いてあるんです。
ちゃんと描いてある、と言えばこれ。
山背皇子が使っていた伽藍の設計図。作者の理想が盛り込まれた作品となっております。
お客様にどこまで見えたかわかりませんが、使う人としてはちゃんと見ることができてやりやすかったです。
写真ではわかりにくいですが、細かく描かれています。
細かい、といえば、ぜひ見ていただいたいのがこれ。
斜めから見ると
ちゃんと立体感があって、めちゃくちゃおいしそう!
おいしそうなものをもう一つ。
♪山の幸海の幸~と歌うシーンで持っていたもの。(写真の画質が悪くて分かりにくいのが残念ですが)
これもほんまにすごい!!
最後に。
今回小道具を担当したつるちゃんからのコメントです。
以下↓
この度小道具チーフを務めさせていただいた鶴山です。
演出の和泉めぐみさんの作品で何度か小道具に携わり幾許かの信頼を得られたのか、自由に色々挑戦させてもらうことができました。とても勉強になりました。
この度コメントの機会を頂いたので小道具に携わる上で心掛けていることを何点か載せさせて頂こうと思います。
・なるべく稽古で使ってもらえるようにする
・役者さんのテンションを下げない
・他の舞美を邪魔しない
・安価
・本番後現場で処分できる
今作に於いて40%ほど達成できたと思っています。またの機会があれば更に精進していきたいと思います。
以上です。
そう、つるちゃんは公演が終わると、アッという間にポイポイしてしまうのです!!
ついつい、ええーマジ?これもこれも捨てちゃうのー??って思うのですが…
その潔さがかっこいいです。
これからも、使う人もお客様もテンションの上がる小道具を作ってください!