なぜか人のスリッパの上を占領して寝ている長男(笑)
スヤスヤと本当に気持ちよさそうに眠っている次男。
タイトルの話なのですが、
実はだいぶ前からよく見ていたブログがありまして。
飼っている動物の話題が良く登場するブログ。
日常の様子などをほほえましく毎日のように見ていたので、そのうちの1匹が亡くなったときは悲しくて泣いてしまったほど。
でも。
長いこと閲覧してきて、過去の出来事などを知るにつれて、だんだん、だんだんと、
気持ちが変わってきた自分がいます。
だんだんだんだん感じるのは、その時、その時に暮らしている「その子」に対して「やりすぎ(やってあげすぎ)ではないか」ということ。
その方の職業と、経済的に余裕があるご家庭というのもあると思うのですが、
ちょっとでも異常(というと大げさに聞こえるかもしれませんが、ちょっといつもと違うなと感じることなど)があると、
アレルギー検査や血液検査などさまざまな検査を重ね、原因究明をし、あれやこれや、せっせせっせと対症療法を行う。
はじめはここまでとはすごいと感心していたのですが、数年読むうちに、だんだんと、
やりすぎではないのかな。。。。と思うようになってきてしまいました。
当然ながら動物はしゃべれない。どうしてほしいか、何がいやなのか、伝えることはできない。
良かれと思ってさせた治療や検査をきっかけに、2匹の動物を亡くしたという過去の経緯を知り、
なんとなく、言葉は失礼ですが「痛い」と感じ始めて。
やりすぎではないか、と感じるようになってきたのです。
何もしないでしばらく様子を見る、見守る、そういうことができないのですね。
それは別の言い方をすると、人間もそうですが、
本来持っている自然治癒力、おのずと治ろうとする力を信じないということ。
もしかすると、自然に治ろうとする力を引き出す機会が与えられないまま、外からの、
動物にとっては耐えがたいストレスを与え続けることになり、その子が自分の意志を伝えられないままに、
とても辛く残酷なことを強いていることになりはしないか―。
最近、そんなことを感じて、考えるようになってきたのです。。
ちなみに、うちの長男の足の裏ですが、肉球のすきまが赤くなって、痛いのかな?と思うことがありました。
以前、年1の注射の際に、獣医師にそのことを伝え、軟膏をもらってぬってあげたことがありました。
塗ってもあまり変わらなかったので、軟膏がなくなった後、特に何もせず様子見。
散歩の後、いつも抱っこして足を水道で洗っていましたが、長男が重くなってきたこともあり(汗)
抱っこがきつくなってきたので、濡らしたタオルで足をふくやり方に変えました。
そしていつしか気付いたのですが、不思議なことに真っ赤っかだった肉球のすきまが元通りに治っていたのです。
たまたま様子見が幸いしただけかもしれませんが、そういうこともあるのだな、と。
あれやこれや、とっかえひっかえ、あらゆることをその子にさせるのは、「できるだけのことはしてあげたい」
そういう気持ちからかもしれません。
でも。だけど。無意識のうちに、己の自己満足になってやしないか。
はっきり言って余計なお世話ながら(汗)、その子には、この先、元気で、本来備わる力を大切にしてもらって、
その力を存分に発揮して長生きしていってほしい、そう思います。
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