実は―。
長らく独身だった兄にお嫁さんが来て、実家で3人暮らしが始まりました。
ただ―、その結婚はとても怪しく
母も私もとても両手をあげては賛成できないもので、
なんとか思いとどまらせることはできないか、自然消滅しないのもかと
ずーーーっと思ってきたのですが、昨年押し迫って話が動き
この1月末から同居することになり。
何が怪しい??って、その相手の女性は外国人で、
貧しい地方の出身で、よくある話ですが日本国籍取得が目的とか、
本国の親に送るお金を工面してくれといって何かとお金を要求されるとか、
国籍が取れたらどこかに消えていなくなったとか、
よく聞く話じゃないですか。
しかも、詳しくは書けませんが、はめられたような形で既成事実を作られてしまい。。
でも、それももう一昨年のことですが、
当時は私(ダーリンも)怒り心頭で、絶対ダメ!あり得ない!!と
仕事もまともに手に付かないほどでした。
母にも世の中によくあるこの手の話を説明し、兄の機嫌を損なわないよう
でも冷静にしっかり話をしてもらってきたのでした。
兄がお嫁さんを日本に呼び寄せる書類を出しても、
ずーーっと入国管理局に書類が受理(入国を許可)されなかったので、
このまま何もなかったことになれば・・・と思ってきましたが
昨年秋か冬か分かりませんが、書類が受理され来日が決まり、先日、ついに来日。
私の荷物が山ほど実家に残っていたので一度帰って整理してきたのですが
その時にも母と話したのですが、母は気丈でどこまでも前向きでした。
「来ると決まった以上、じたばたしても仕方ない。
いいも悪いも、なるようにしかならないと思ってやれることはやってみる」と
覚悟を決めたようでした。
正直、兄がその人と連絡を取り始めたころは、私も気が気じゃなくて
しかも現地ではめられるようなことが実際にあり
騙されてる!いいカモになってる!とほんとに兄を助けたい気持ちで
焦っていた時期もあったんですが、気付けばそれから3年が過ぎ、
実際こちらに来ることになり、母と同じで、もうなるようにしかならないと
静観を決めました。
兄だって一応オトナだし、妹が言うのも申し訳ないけれど
日本人のお嫁さんは無理だったし無理だし―。
いろいろ性格・気性に問題のある兄ですが、お嫁さんを迎えたことで
自分を改めて見つめなおしたり、これまで母にそのままぶつけてきたものなどを
抑えたり、よい風に変わってくれればいいのですけれど―。
母からメールが届き、「日本に来た日から台所に立って頑張っています。
日本語も少しわかるし、漢字を書いたりしてなんとかなっています。
週3回、市の日本語教室に通うことになり、自転車を買いました。
まずは頑張ってやってみます」とのこと。
娘としては、昼間兄が仕事でいない間、言葉も文化も違う
お嫁さんといなければいけないのは母な訳で、
気苦労やストレスで倒れたりしないでほしいと思っていますが
もらったメールから、どこまでも前向きな母を感じて、
一先ずほんの少し安心したところです。
この先、どうなるか皆目見当が付きませんが、兄は兄の人生を生きるしかないですし、
いざ何かあれば、すぐにでも母にうちに来てもらってもいいと私もダーリンも一致した考えです。
それにしても、我が母、今年80になりますがまだまだ元気でいるしかなさそうです。
それにしても、我ながらすごい母よと思っています。
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