アラフィフのキャンプ好き日記

もっと心配なこと

ここのところオットのことで悩む事が多かったのだけど、
昨夜かかってきた電話で一気に心配が増した。

実家の父親の体調だ。
60を過ぎてから肺気腫を患い、大腿骨を骨折(太い骨同士をボルトで固定している)、2年前の今頃には肺気腫と風邪が併発し入院、自力呼吸が困難となり、一時危篤状態に―。

家族全員が駆けつけ「覚悟」はしたのだけど、数週間後には回復し、無事退院。
8ヵ月後に行われた私の結婚式にも列席したのだけど、このときの入院で、胃に癌があることが判明。

年齢的・体力的にダメージが大きい手術をするか、
癌は進行していくが、手術はしないで薬を投与しながら様子を見るか、
医師からこの選択を提案され、とりあえず手術はしないことを選んだものの、
通院を続けるうちにやはり手術をすることになり、胃の3分の2を切除。

薬を飲みながら、自宅で普通の生活を続け、今年のお正月に実家に行ったときも、元気そうにしていたので安心していた。

それが昨日、母の話によれば、1月6日の入浴中に軽い脳梗塞を起こし、半身が動かなくなり、かかりつけの病院へ―。
入院すると、不安感が増すのかしばしばパニックに陥る父。
長く病院にいるよりは自宅に帰るほうがよいだろうとの判断で、9日に退院・帰宅。

ところが、軽いとはいえ脳梗塞が影響したのか、物の名前など言葉が出ない。
パジャマの上を着ると、ズボンをはくのを忘れてしまう。
真夜中に母を起こして、「まだ寝ていていいのか」と尋ねるなど、明らかに言動がおかしくなってきているという。

脳の検査では異常は認められないそうだが、やはり、なんらか、倒れたときに脳にダメージがあったのかもしれない―。
肺気腫だけでも血流が悪くなるらしいし、言動がおかしくなることは、随分前にもたまにあったのだった。大腿骨を骨折したのも、真夜中に突然起きて真っ暗な中自転車でどこかに行こうとして、近所の用水路に転落、転倒したことが原因だった―。

10年ほど前に新築した家のローンもあり、兄も母も働いている。
今のところ、父は一人で家にいるというが、この先、明らかに症状が進行したら、とても父一人にはできなくなるだろう。

娘として、父のことも、母のこともとても心配だ。
兄がいるとはいえ、数年前にある病気を患い、ようやく仕事ができるようになったばかりだ―。

まだ私が会社勤めをしていて、一人暮らしでも経済的に安定していた頃は、毎月数万円の仕送りをしていたのだが、ここ数年はそれもできていない。

老いと病。
誰しもが避けて通ることはできないもの。
新聞などで、さまざまな困難と戦う家族の記事もよく目にしたことがある。
でも、いざ、自分の家族のところにそれがくると、“他人事”ではいられない不安と戸惑いが自分の心を覆う。

自分の生活も正直大変だ。
でも、家族のために、できるだけのことはしたい、そう思っている―。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「考えたこと」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事