昨日、二人でかなり久しぶりに楽器の街、御茶ノ水へ。どんなお店や楽器があるか、一度見てたみたくて、電車で都内に出るのも面白いので。
事前に、買わなくていいから、無理に買うことないからと何度も念押しして出掛けたのですが、ダーリンから感じるのは、買いたい、買ってあげたいという空気感。。
ダーリン曰く、
誕生日プレゼント、今は亡き義父母の入退院時や施設入所中にかけた手間や苦労へのお礼(自分一人では到底無理だったから)、さらに腕を磨いて自分の代わりにこの楽器でウクレレを聴かせてほしい、などの理由を兼ねているとのこと。
あまりにいらない、いらないと言い張られるのは、ダーリンにとっては、うれしくないんだろうな、と思い、こちらも思いきって買ってもらうことにしました(!) それがこちら!
ショップの店長さんとお話しながら、メーカーやサイズ、木目などを検討、加えてステージ用のアンプなどを付ける必要もあり、最終的にダーリンが想定していた予算の2倍に……(大汗)。
はっきり言って、一生ものの楽器です。実際、始めの音の鳴りは控えめなように感じるのですが、弾き込むことで木に振動が加わり、それにより湿気が抜けて音が“育って”いくのだそう。これは「エイジング」と呼ばれるもので、皮でも同じことが言われますよね。経年変化で独特の艶や風合いが増すなど。
最初から、ビギナーでもよく鳴るメーカーや楽器もあるけれど、真のウクレレプレイヤーにとって、このハワイで100年の歴史をもつメーカーの品質や魅力は、群を抜いているそうで。もうひとつ、私としてはアメリカ本土のギターメーカーのウクレレも気になっていたのですが、回った専門店数件の店長さんに所有するウクレレは何ですか?と訪ねたところ、皆さんそのハワイの老舗メーカーで。
やはり、それを選ぶ理由がちゃんとあるのだと思い直し、選びました。店長さんの、「エイジングは、子供を育てるのに似ている。生まれたての楽器にどんなことを教えるか、どんな曲を、どこをどんな風に弾くかで少しずつ性格ができあがる」という喩え話も、なるほど、と感心しましたねぇ。
ちなみに教室でレッスンしていても、グループなので自分の聴きたいことばかり聞くのもどうかな・・・と思ってしまうのと、どうしても曲を弾くことがまず最優先だと思うし、先生も最近外での演奏や新しい生徒さんがさらに増えて忙しそう!なかなか素朴な疑問や悩みを話す時間がないので、ショップでのいろいろな話はとても楽しかった!ダーリンに、話が長いよ~と言われてしまった(汗)
これからは教室でも月謝を払っている訳だし、他のメンバーもいろいろ聞きたいことを聞いているので、私も遠慮し過ぎず聞きたいことは質問しようと思いました。せっかく身近になんでも知ってるプロがいるのに、もったいないですもんね。
購入したウクレレは、アンプやストラップ用の追加作業を施してもらい明日届きます。楽しみであると同時に、プレッシャーの方がやや上回っているかも??くれぐれも「宝のも○ぐ○れ」にならないよう、今後この楽器に輝きを増してもらえるよう、一歩一歩、さらに精進、精進であります!
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