編集者だったときは、自分で選べた。
でも、ライター業がメインとなった今は、当然ながら選べない。
今しているとある40Pほどの冊子の仕事、
2回目なのですが、デザイナーさんのセンスが、ダメダメ。
全然ダメダメ。
区別するなら、デザイナーではなく、DTPオペレーターとDTPデザイナーの中間のようなセンスだ。
写真の選び方、セレクト、トリミングの仕方、一つ一つがダメ。
高級温泉旅館の写真を4~5点掲載するページで、
一番大きな写真がなぜかロビーラウンジ。
ふつう、読者が一番気になるのは、「部屋」と「お風呂」だ。
そりゃあ、ラウンジだって宿の顔、大切な場所であるには違いないのだが、
泊まる人が一番知りたい、見たい、気になるのは「部屋」と「お風呂」だ。
ある程度「わかって」ページを作っているか、ただ、作業で、ここにこの写真でいいか~、ぽん、ぽん、ぽんと、
置いていっているか、見ればすぐにわかる。
なぜこのようなことが起きるか、
起こさないためにどうすればよいか、
センスがいまいちのデザイナーさんの場合、誰かが使用写真をあらかじめ指定したほうがよい。
無駄な作業も少なく、あがってきたレイアウトを見て、がっくりすることもない。
本当は、編集者がその作業をすべきなのだけど、
この仕事、おかしいことに編集者がいない。
なぜか、絶対におかしいのだけど、奥付に「編集人」としてそのデザイナーさんの名前が入っているのだけど、
それって絶対におかしい。へん。
DTPデザインはしても、「編集」はしていないのだから。
発行人は営業を兼ねた印刷会社の社長さんと、もう一人営業を兼ねてアパレルの店舗経営をしている人の2人。
この2人は、編集者ではない。
よく言ってディレクター??
んー、でもやっぱり営業だ。
私は編集もできるけど、頼まれていないし、無償でやるのもどうかと思うので
(まだ?)でしゃばってはいない。
せめて、なんでこの写真をこういう風に入れるかなーーーー、、、を減らすためにせめて、
私が原稿を入れる際、具体的に、入れてほしい写真とその大小の指示をさせてもらおうか、ということを考えている。
まぁ、センスがよくないのは仕方ないとして、そのお店なり、宿なり、調べて原稿を書いているのは私で、
デザイナーさんはそんなことは知らない。だから、その施設のキモ、ウリがわかっている私が指示させてもらえばいいわけで。
でも、そのデザイナーさんのプライドとかも考えると、やりにくのですよね。。
逆にセンスがいい人と仕事をすると、楽しい。
そういう人には、ハコうちといって、原稿を流す前に、□をいっぱい並べてこの文字数で、というレイアウトにも
10文字ごとに□が■になっていて数えやすくなっていたり、最終行に文字数を入れてくれているデザイナーさんもいる。
センスがいいデザイナーさんは、往々にして細やかな配慮があるので非常にやりやすい。
そしてもう一つ、フォント(書体)のセンスも重要だ。
今一緒にやっているデザイナーさん、、、フォント選びのセンスもイマイチ。。。
書体がやぼったい。感覚が古いのですよね。。。
おかしなところで勝手に改行しちゃうから、文章がガタガタで美しくない。
足りないなら、増やしてくれと言ってくれれば美しくなるよう増やすのに、改行で行数増やして初校アップしちゃう、、、。
私がこの改行で文章を考えたなんて思われなくないです(汗)
ちなみにそのデザイナーさんの年齢は私の一つ上です。
今しばらく続くこの仕事は、とてもやりにくい。やりにくい。やりにくい。
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カイルア
battenger
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