初めての分野、難解&専門用語を極力使わずに誰にでもわかるように書く、
それでも平易なことばに置き換えの効かないことばもあり、
とにかく、刀剣用語というのは独特で難解だ。
例えば、この商品の特徴を教えてください、という答えが、
「小板目肌つみ、小杢目肌・杢目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、地景細かく入り、鉄明るく冴える
のたれに、互の目交じり、湯走り二十刃掛り、足・葉よく入り、小沸よくつき、金筋・沸筋・砂流し頻りに掛り、匂深く、匂口明るく冴える」
?????
独特の用語の羅列で、何言ってるのやらまったくチンプンカンプン。
かといって一つひとつ用語の説明をしていたらとてもじゃないが文字数が足りない。
今回、この仕事を引き受けた友達の編プロは、この分野は初めて。
そこから依頼を受けた私ももちろん初めて。
編プロから送られてきたひな形を使ってメール取材したのだが、質問の仕方に問題があった。
「この商品の特徴を教えてください」ではなくて、「この商品の特徴を、初心者にもわかるようなことばで教えてください」とすべきであった。
そうお願いしても、それにきちんと答えてくれるかは未知数ではあるが・・・。
とにかく、ものすごく調べた。深く深く調べた。
いつもやってるグルメや旅行系の仕事より、とても大変で時間も要した(まだ終わってないけど)。
でも、この前の、連絡してもなしのつぶて&上から目線の失礼な人はかなり少ない例外と認識した。
誌面をまとめあげるためにどれだけ調べたか、どれだけ熟考したか、どれだけ苦労したか、わかる人はちゃんとわかっている。
言葉でそれを伝え、讃えてくれた。
ああ、ほんとにいろんなことが報われる想い。
編プロから次もやってと言われたら・・・、うーん。受けるかわからないけど(;^ω^)
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