人権・同和教育協議会

午後から出かけてきました
健康のためテクテク歩いていると、冬の装いの木にたくさんのスズメ
思わず写真を撮ったけど…全然わからないね

奈良県の西光寺の副住職、清原隆宣さんのお話は現代落語のように軽妙で面白く、悲しく…ぐいぐい引き込まれてしまいました

子供の頃に住んでいた近くにクラブと呼ばれている地区がありました
そこにはとっても体格のいい頭のすごく小さなおばさんが住んでいました
私たちは面白がって
タラッタラッタしんちゃ～ん♪
って歌ったりしていましたが、しんちゃんは見向きもせずにもくもくと歩いているだけでした
母はいつもそんな私たちを叱りました
人をからかってはいけませんと…
しんちゃんがあまりにも大きいので、もしかしたら男なのでは…と、上級生が言ったことにショックを受けたりもしました
でも、誰もそんなに気にすることもなくみんな仲良しだったと…私は思っていました

大人になっていろんな本を読んだり、「橋のない川」などの映画を観て解放やのことを知りましたが、私の中では昔の話としか…

下の子が幼稚園の時、初めて同和教育のことを身近に知ることになり
あまりの衝撃にショックを受け泣いてしまいました
よくショックを受けるやつでしょう
兄嫁に言われるはずです「田舎の貧乏人のお嬢様」って
世間知らずにも程がある!!

あれから２０数年も経ってるのに未だにこんな講演会を開かなければならないのか…
言われなき差別はまだまだあるのですね
こんな軽々しい私のブログで語ることではないけれど、今日もまた少し悲しくなった私なのでした


清原先生のお話を聞けて本当によかった