夫と死別 様々な思いを綴るブログです

夫を突然死で亡くした妻、kakoが書いています
過去、現在、未来…
様々な思い出や気持ちを
言葉にしてみたいと思います

手を繋いで

2019-09-12 23:44:00 | 夫との思い出
毎晩
手を繋いで寝たね
意地悪して
離しても
ギュって
握って来た

分厚い手
忘れない

週末には
お料理してくれた手
ガーデニングをしてくれた手
いつも運転してくれた手
仕事をしてくれた手
大好きな手

私もいつか
パパのところに行く
その時は
また
繋ぎ慣れた手を
繋ご
約束だよ



傷つく

2019-09-12 22:45:00 | 後ろ向きの気持ち
やっと秋を感じるようになりました
もう暑さがぶり返さないことを
祈ります

人の死は
やはり心に衝撃を与えます
周りを見ても
シングルの人は
何人もいるけど
死別した人はいません

夫の死で悲しみの底にいて
人の言動が
いつもより
色々な感情に障るのでしょうね

“ウチのパパは稼ぎ過ぎなんだよねー”
私は大黒柱を失ったんですけど?
“これから出来るだけ支えるよー”
どうやって?
“やっぱりご家族の絆は、僕達友人より
ずっと深いんですね、敵わないなぁ”
え?学生時代の数年間と社会人になってからたまに飲みに行く間柄で、家族に勝てるとでも?というか、そもそも比較にならないでしょう?あなたは夫の何を知っているの?


なんか違うなぁ

経験したこと無いから、妻や子供たちの深い深い気持ちはわからないんだろうけど

本当に些細なことで傷つく

私とも
夫とも
友達ぶらないで

責任の取れない言動は
しないで



意味

2019-09-11 18:51:00 | 嬉しかった事
夫は朝早く
会社へ行く準備をしている時に
突然倒れました

たまたま娘2人は在宅して居なくて
私が意識の無い夫に
呼びかけている所へ
息子が起きて来て
結果的に2人で対応しました

偶然にも息子は
数ヶ月前に学校で心肺蘇生法
を習っていたので
救急隊が到着するまで
心臓マッサージと人工呼吸をしてくれていました

その時
夫の側に私と息子が居たことにも
娘2人が居られなかったことにも
通勤途中ではなく
自宅で天に召されたことにも
多分意味があるのだと思います

それぞれ
ちゃんと良い意味がある
私はそう信じています

会いたいな…


分かり合えない

2019-09-10 23:25:00 | 後ろ向きの気持ち
価値観って
本当にそれぞれです

夫が天に召され
葬儀まで
記憶が無いくらいに
バタバタしている時に
アポ無しで突然訪問して来た人
私たち家族が供えた夫の
好物について
詮索する人
夫の身体についてあれこれ
聞いて来る人
お墓にはお金をかけて
豪華にすることが大事だと
説く人

夫の事を
思ってくれるのは
有り難いけど
家族と何十年も暮らして来た夫の
何を知っているのかな

家族との最後の時間を
大切にしてあげようと思うより
自分の気持ちの方が大事な人が
多すぎました

俺には究極
家族だけ居ればいいんだ
と言っていた夫を
知らないでしょう?

子供たちも私も
“立派なお墓を作るくらいなら
ママや子供たちがその分のお金は
使ってくれ”と言う
夫の気持ちも性格も分かっています

夫を本当に愛していた人ならば
自分の思いや考えを
私たち家族に押し付けることは無いと
私は思います

私は死んでも
夫と一緒に眠りにつけたらいい
忙しい子供たちに
お墓参りして欲しいとも
思わない
お墓が例え朽ちても
構わない

だって
いつだって心に居るから

もう
夫の事で嫌な思いをするのは
たくさん
可哀想な人だと思われるのも
違う


ちょっと辛口になりましたが…
今の私の気持ちです










価値観の違い

2019-09-10 12:33:00 | 後ろ向きの気持ち
夫が亡くなった時から今日まで
色々な方々と会ったり
話したりしました
当然ながら
夫の会社の人や友人知人
親戚など
夫側の人達と交流する機会が
たくさんあった訳です

そしてまた
私の友人にも数少ないですが
伝えたので
それに対する反応もありましたが…

やはり価値観はそれぞれで
私の想いと
似たような人は
ほんのひと握りなんだな、と
思いました

経験の無い人に
同じ気持ちに
なってもらえるはずも
無いのだから
仕方ないけれど
わからなくても
寄り添うことは
出来るような気がします

そう言う意味では
夫を亡くした悲しみや
寂しさ
喪失感や後悔
本当に複雑な気持ちを
もし同じ経験を
これからする人がいるならば
少しは分かってあげられるかな
と思います

人は自分の価値観で
色々な判断をするもの
そのお話をまた続けて書きたいと
思います