夫と死別 様々な思いを綴るブログです

夫を突然死で亡くした妻、kakoが書いています
過去、現在、未来…
様々な思い出や気持ちを
言葉にしてみたいと思います

会いたいな

2019-09-30 10:10:00 | 後ろ向きの気持ち
昨日は友人と会い
あるお寺にお参りに行って来ました
周辺には色々なお店もあり
楽しい時間を過ごせたつもりでした

実はその場所は
去年の5月に
夫と2人で行った場所です
夫の姿や
2人で話した事
食事したことなどを思い出して
切なかった

何気ない日常が
もう2度と無い現実
知らぬ間にまた
深い悲しみに引き戻されて
今日は体調が良くありません

今朝は
夫の夢を見ました
切なかった私とは違い
夢の中の夫は
笑顔でした
そしてそんな夫に夢の中で
安心して甘えている私が居ました

いつもしてくれたように
ぎゅーって
抱きしめて欲しい
ダメだ
やっぱり会いたい


絶大なる信頼

2019-09-29 09:17:00 | 夫との思い出
不思議な感覚だったと
思います
私は飛行機は余り好きではないけれど
夫と乗る飛行機は
全く怖くなかった
例えこのまま落ちてしまっても
夫となら
構わないと思っていました
良く考えたらそれは車も同じでした
夫の運転する車は
一ミリも不安を持って乗った事がない
親や娘の運転では得られない安心感

夫が旅立ち
その特別な感覚は
改めて感じる事になりました
死はそれまで
私には恐怖でしかなかったけれど
夫が待って居るなら
怖くないと思うようになりました

自分で言うのも
おかしな事かもしれないけれど
夫への愛と
絶対なる信頼が
私の中にあるのだと思います







側に居て欲しかった人

2019-09-27 09:28:00 | 夫との思い出
以前にも書きましたが
夫が旅立つ時に
側に居たのは
私と息子

正確に言うと
夫と最後に
触れ合い(朝起きた時に手を握って来ました)
夫の声を聞いたのは
私だけ

どんなに家族と絆が深くても
最後は一人で旅立ちたい人や
たくさんの人に
見守られて旅立ちたい人
様々な人がいると聞きます

夫は
自分にとって
一番大事な人は
私だと言っていました
子供たちはいずれ巣立って行くのだから
大切だけど
ママとは次元が違うと

寂しがり屋の夫が
旅立ちの時に
側に居て欲しいと選んだのは
私でした
そして
息子には
男だから
ママの事を頼んだぞ
と伝えた気がします

悲しいけど
寂しいけど
私の側に
居てくれてありがとう

私も
色々やり切って
そんなに長く待たせる事なく
パパのところに行くね




コート

2019-09-27 09:11:00 | 後ろ向きの気持ち
朝晩涼しくなり
季節は少しずつ
変わっていきますね

今朝夢の中で
最近パパのスーツ姿見てないなー
なんて考えている私が居ました

当然です
毎日朝早く起きて
身支度し
出かけて行く夫も
ただいまと言って帰宅する夫も
もう何ヶ月も
見て居ないから

最近
探し物をするために
夫と毎日一緒に寝ていた寝室に
入ると
亡くなる数日前に買ったばかりの
ビジネスコートが
目に入りました
買った当時は
まだ寒く
“着て行かないの?せっかく買ったのに”
“いや、また来季寒くなったら着るよ”
そんな会話を交わし
少し違和感を感じながらも
本人がそう言うなら、とそのままに
しました

ふと夫の古いコートで
私も好きだった物も目にとまり
良く見てみると
ポケットを縁取りしてある
合皮がボロボロになっている事に
改めて気づきました
もうそろそろ古くなってるから
買ったら?と何となくの
アドバイスはしていたものの
細部まで見て居なかったなと
申し訳ない気持ちになりました

でもね
買ったらとか
新しくしたらとか
欲しい物は無いのとか
言っても
要らない
欲しい物は無い
っていつも言ってたね

パパ
私も相変わらず
同じ服を着てるよ
相変わらず
欲しい物なんて無いよ
物欲の無い2人だったよね

それは
人に対する気持ちも

パパが言ってたみたいに
究極
家族だけ居れば良い

パパは心の中にいるけど
やっぱり
会いたい
会って抱きしめて欲しい







疲労

2019-09-26 09:31:00 | 日々雑感
昨日は仕事の研修会
出かけることや
知らない人に会うことは
刺激にもなるし
新鮮

だけどやはり
疲れます
いつも以上に
グッタリ

実際には
その時は忘れているように
思えても
忘れる訳でも
哀しみが癒える訳でもありません

やはり
結局は自分
自分がどう向き合って
前を向いて行くかしか
ないのですね

我が道を行こう
間違うこともあるけど
胸を張って生きていい

それこそが
夫が大切にしてくれた私
私自身が愛すべき私だから