夫と死別 様々な思いを綴るブログです

夫を突然死で亡くした妻、kakoが書いています
過去、現在、未来…
様々な思い出や気持ちを
言葉にしてみたいと思います

まだまだ

2019-09-18 13:06:00 | 後ろ向きの気持ち
今日は持病の年一回の検診に
来ています
診察までとても待つので
去年は待ち時間中に
夫とランチしました

仕事中だったけど
抜けて来てくれました
仕事姿の夫は
年齢を重ねても好きでした

ちょっと変わったカレーのランチだったけど
夫とのそんな時間が懐かしい

そんな事を思い出しながら
病院まで来るまでの時間
やっぱり辛かった
あの日みたいに
今日も病院近くの待ち合わせ場所に
夫が現れるみたいな気がして
悲しかった

どんなにその姿を探しても
見つからない
ついこの間まで
私の側にいたのに

まだまだ
受け入れられていないことを
はっきりと自覚した
今日です

傷つく

2019-09-12 22:45:00 | 後ろ向きの気持ち
やっと秋を感じるようになりました
もう暑さがぶり返さないことを
祈ります

人の死は
やはり心に衝撃を与えます
周りを見ても
シングルの人は
何人もいるけど
死別した人はいません

夫の死で悲しみの底にいて
人の言動が
いつもより
色々な感情に障るのでしょうね

“ウチのパパは稼ぎ過ぎなんだよねー”
私は大黒柱を失ったんですけど?
“これから出来るだけ支えるよー”
どうやって?
“やっぱりご家族の絆は、僕達友人より
ずっと深いんですね、敵わないなぁ”
え?学生時代の数年間と社会人になってからたまに飲みに行く間柄で、家族に勝てるとでも?というか、そもそも比較にならないでしょう?あなたは夫の何を知っているの?


なんか違うなぁ

経験したこと無いから、妻や子供たちの深い深い気持ちはわからないんだろうけど

本当に些細なことで傷つく

私とも
夫とも
友達ぶらないで

責任の取れない言動は
しないで



分かり合えない

2019-09-10 23:25:00 | 後ろ向きの気持ち
価値観って
本当にそれぞれです

夫が天に召され
葬儀まで
記憶が無いくらいに
バタバタしている時に
アポ無しで突然訪問して来た人
私たち家族が供えた夫の
好物について
詮索する人
夫の身体についてあれこれ
聞いて来る人
お墓にはお金をかけて
豪華にすることが大事だと
説く人

夫の事を
思ってくれるのは
有り難いけど
家族と何十年も暮らして来た夫の
何を知っているのかな

家族との最後の時間を
大切にしてあげようと思うより
自分の気持ちの方が大事な人が
多すぎました

俺には究極
家族だけ居ればいいんだ
と言っていた夫を
知らないでしょう?

子供たちも私も
“立派なお墓を作るくらいなら
ママや子供たちがその分のお金は
使ってくれ”と言う
夫の気持ちも性格も分かっています

夫を本当に愛していた人ならば
自分の思いや考えを
私たち家族に押し付けることは無いと
私は思います

私は死んでも
夫と一緒に眠りにつけたらいい
忙しい子供たちに
お墓参りして欲しいとも
思わない
お墓が例え朽ちても
構わない

だって
いつだって心に居るから

もう
夫の事で嫌な思いをするのは
たくさん
可哀想な人だと思われるのも
違う


ちょっと辛口になりましたが…
今の私の気持ちです










価値観の違い

2019-09-10 12:33:00 | 後ろ向きの気持ち
夫が亡くなった時から今日まで
色々な方々と会ったり
話したりしました
当然ながら
夫の会社の人や友人知人
親戚など
夫側の人達と交流する機会が
たくさんあった訳です

そしてまた
私の友人にも数少ないですが
伝えたので
それに対する反応もありましたが…

やはり価値観はそれぞれで
私の想いと
似たような人は
ほんのひと握りなんだな、と
思いました

経験の無い人に
同じ気持ちに
なってもらえるはずも
無いのだから
仕方ないけれど
わからなくても
寄り添うことは
出来るような気がします

そう言う意味では
夫を亡くした悲しみや
寂しさ
喪失感や後悔
本当に複雑な気持ちを
もし同じ経験を
これからする人がいるならば
少しは分かってあげられるかな
と思います

人は自分の価値観で
色々な判断をするもの
そのお話をまた続けて書きたいと
思います