●野球全日本「金」逃す・・・。（オリンピック：対オーストラリア戦）

遠かったね・・・１点が
本当に惜しい試合でした。

色々思うところはあります
打線に関しても
もちろん采配に関しても

この試合に対して
言いたいことがある人は
たくさんいるでしょう。

失望と落胆と怒り
それを感じている人は
ボクも含めて
多いはずです。

でもね、終わった後ならなんでも言える
同じ事やって成功してたら
それは賞賛されるべき事だったり
褒め称えられるべき事でも
負けた後には非難の的になる

世の中そんなもんです。

全日本の選手の中に
一人でも手抜きをした人がいるなら
非難してもいい。

オリンピックという舞台で
予選も通過できないような失態を
みせてしまったのであれば
バッシングもやむを得ない。

でもそうじゃないから
彼等が逃したのは「金」
１番になれなかったとそれだけのこと

解説の星野さんが言ってたけど
野球は強いからって勝てるモノじゃない。
だから甲子園では番狂わせが起こって
人々の感動を呼ぶことがあり。
プロ野球でも
有名選手をそろえたところで
優勝できるというわけではなく
僕らは楽しむことが出来る。

これが野球
日本にとってはいい形ではなかったけれど
これこそが野球という試合を
僕は見ることが出来たという気がします。

まだ３位決定戦が残っています。
ここで勝っても、もしや負けても
ボクは選手を最大限に褒めたい。
そして評価したいと思っています。

そしてこの３位決定戦を
心ゆくまで自由に
そしてのびのびと戦って欲しい。

金メダルを取らなければならないと
ある意味無茶な命題を背負って
重い体で戦っていた選手達も
その重荷から解き放たれ
こんどは心ゆくまで
オリンピックの風と空気を
楽しむことが出来るはずです。

ぼくはこのオリンピックで
野球の本当の素晴らしさと
その楽しさを心から感じることが出来た。

負けた試合も
かつて無い興奮と緊張感を
味わうことが出来た。

悔しさも切なさも
スポーツを楽しくしている
大切な要素の一つであると
再認識させられた。

みなさんも
どうか彼に拍手をして欲しい。
どうか非難と中傷で彼等を迎えないで欲しい。

彼等は日の丸に値する
素晴らしい活躍をした。
そして、間違いなく日本野球というモノを
世界に知らしめることが出来た。

３位決定戦を前に
総括をするのもどうかと思いますが
たぶん非難の嵐が吹き荒れるだろう事を予想して
こう言う文章を書きました。

最後に今回の試合の
敗因を書きます。

敗因は一つ
オーストラリアが強かった。
それだけです。

オーストラリアの選手にも
最大級の賛辞と
拍手の嵐を捧げたい。

日本選手３位決定戦もガンバッテ下さい。
そしてオーストラリア、優勝しろよ！










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●わからないので聞きました（東京地方労働委員会及び連合・全労連）

選手会は労組か？
先日の１２球団の話し合いで
瀬戸山さんがおっしゃった
「選手会を労組と認めていない」
という発言を受けて
ちっとも詳しくないボクは
専門家に聞いてみることにしました。

で、その結果。


まず東京都地方労働委員会
の見解。

ちなみにこの
東京都地方労働委員会とは
１９８５年に選手会が労組として認定されたおり
労組としての資格審査を行い
承認を与えた組織です。


１，選手会は労組か？

話によると労組の認定というのは
労働争議が起こったり
労組であるという確定が必要なとき
その都度行われる物だそうです。
ですから「労組として認めない」的発言が
不適切だとは言いきれないと言うこと。
らしいですね。


２，審査に通らないことはあるのか？

じゃあ、一度審査をパスした選手会が
再度の審査に通らないことはあるのか？
ときいたところ、可能性としてはある。
ということでした。

しかし、実際問題ほぼ無いそうです。

一度通った審査に通らないような事例は
たとえば、人数が一人になっているとか
看板は一緒で中身は全然ちがうモノになっているとか
団体として根本的な問題に関わることが主流で
担当の方も、そういう事例は
ほとんど無いとおっしゃっていました。


３，選手は労働者か？

これについては詳しい言及は避けられました
しかし、こう言うことをおっしゃいました。
「それは１９８５年段階で審査を通っていて
その時と選手のあり方そのものは変わっていない
しかしその状況で審査を通っています。」
つまり、そのことは問題にはならない
ということでしょう。

１９８５年の段階で審査を通ったとき
労働委員会としては
選手を個人事業主として見なしてはおらず
現状としてもその有り様はかわっていない。

というようなご回答でした。


次は連合さん

連合さんとしては
１９８５年に労組として認められている以上
選手会を労組として間違いなく認識していると言うこと
そしてこれからも支援していくと言うこと
その二点について強くおっしゃっていました。


そして全労連さん

全労連さんは、選手会を労組として
認めていることを言及した上で
先の瀬戸山氏の発言は
不当ではなく「不法」であるとおっしゃておりました。

全労連さんの見解では
労組というのは手続き上はいろいろあっても
基本的には労働者が自主的に起こす組織で
経営者の方で認めないなどと言うこと自体間違っている
ということでした。

そして今回の出来事全般について
選手会を支援していき
経営者達の行為に抗議されていると言うことでした。


・・・以上が電話取材の結果です。
もちろん連合さんと全労連さんは
「労働組合」の組織ですから
選手会よりの寄りの発言をなさるという認識はあります。

全くの中立的意見ではないでしょう。

しかしながら
その反発の度合いをみるにつけ
瀬戸山氏の発言がいかに常識はずれで
そしてまた、選手をバカにしたモノかが
かんじられます。

さらに中立であろう地方労働委員会も
選手会を労組ではないと言及する発言には
やはり懐疑的でいらっしゃるようで
再度申請が行われても
選手会が審査を通らないことはなさそうだ
というニュアンスでご回答いただきました。
（個別事例ですので、直接的な表現はなされていませんが）

取りあえず、わからないことがわかって
胸のつかえはおりた気がします。

私も選手会は労組であると
もう一度その見解を確認し
支持していこうと思います。

みなさんはどうですか？










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●長嶋ジャパンから球界を見る・・・オリンピック予選

まずは長嶋ジャパンの予選
１位通過おめでとうございます。

もちろんそれくらい
やってもらわなきゃ困るわけで
予想外に上出来というわけではないけれど
オリンピックの地で
予想通りの成績や期待通りの成績を上げること
その難しさを考えれば
やはり称賛に値します。

でもそれ以上に
一試合一試合にかいま見る
野球というスポーツに没頭する選手達の
普段は見られないような懸命な姿に
感動の嵐ですね。

サヨナラの台湾戦なんか
犠牲フライでのサヨナラとは思えないほどの
まるで高校球児のようなはしゃぎ様は
プロ野球選手というのが
野球が一番上手い人たちであると同時に
野球を一番愛する人たちであると
再認識させられる光景でした。

泣いちゃいましたｗ
犠牲フライごときで・・・。

しかしそれにしても
長嶋さんって人気者だなぁと
改めて感じています。

だって、実質参加してないのに
「長嶋ジャパン」という言葉を
誰もが躊躇なく使うんですから。

球界に渦巻くアンチジャイアンツの風は
一体どこに吹いているのだ？？
と思いたくなるほど
長嶋茂雄という人物は人気がある。

なぜなんでしょうね。
ある意味彼は
ジャイアンツの象徴でもあるのに。

過去のプレースタイルでしょうか？
でもそれ知らない人の方がもう多いからなぁ。

意味不明な言動？
これも確かに一因ではあるだろうけど
意味不明な事言うから、
全日本監督になれるわけはない。

なんなんだろう、
何が彼を「ミスタープロ野球」たらしめているんだろう？

で、彼のことを思い返して
そしてつらつら考えてみて
一つの結論に達しました。

そう長嶋茂雄という人は
球界を愛している人なんです。
いや球界だけでなく
スポーツを取り巻く全てを愛しておられる

そしてその中に
ファンという名の観客の存在を
常に忘れないでいられる
そういう人なんですよね。

何でそう思ったかというと
彼のマスコミへの露出度と
そしてその受け答えなんです。

球界のＯＢの中には
極度にマスコミへの露出を嫌う人がいます。
誰とは言いませんが、います。

しかし長嶋さんは
頼まれればさんまさん（お笑いですよｗ）
の番組でも積極的にでる。
そしてリップサービスを力一杯してゆく。

さらに長嶋さんは
どんな不躾なマスコミに対しても
目下の人間に対しても
野球を知らないような人にも
本当に丁寧で優しい言葉遣いをなさる。

もちろん人柄もあるんでしょうが
たぶん彼の瞳の向こうには
常に球界とそれを形どるファンがいる。

そしてそれを
球界を取り巻くファンの人たちは
無意識のうちに感じているんだなぁ・・・と思うわけです。

一見、普通のことの様ですが
実はそれは凄く貴重なことで
球界のえらいＯＢだからと言って
見下すようなしゃべり方の人間の多さや
明らかにファンを無視するような言動をする人が
平然とテレビに出てしゃべっている現状で
奇跡のような存在です。

だからみんな彼を愛している
アンチ巨人の壁も飛び越えて
球界の至宝としての彼を尊敬している。

そして、結局それこそが
今の球界を牛耳る人たちに
足りないのだと思うのです。

その権力と地位と
実績と過去の栄光にあぐらをかき
ファンや選手を見下し時に無視し、
自らの思うことのみに突き進んでいく。

そして平然と
「球界のためだ」と言う。

センチメンタルだと言われても
非現実的だといわれても
少女趣味だと言われてもかまわないが
彼等には長嶋茂雄のような「愛」がない。

球界に対する「愛」
ファンや選手に対する「愛」がない。

ファンに愛され、選手に愛され、国民に愛され
そしてたぶん野球の神にすら愛されている
長嶋茂雄という人を思いうかべるにつけ
ボクはそう思えて仕方がない。

そんな経営者達が
「もう持たない」という野球界。

それを代表してアテネの地に立つ
長嶋ジャパンの活躍を
涙を流しながら国民が注目していること
経営者達はどう思っているのでしょうか？

夢でも幻でもなく
for the fragの名の下に
集い活躍する彼等に
僕らは感動している。

野球の楽しさを実感し
その素晴らしさに
打ち震える日々を送っている。

長嶋ジャパンに
日本は震えるほどの感動を覚えている。

野球界がもう終わりだとか
縮小しなければやっていけないだとか
そんな言葉をかき消すほどの興奮と感動が
列島を貫いている。

ジャパンの戦士達と
球界の至宝「長嶋茂雄」が
球界を愛する僕たちファンに
限りない希望を与えてくれる。

高層ビルのクーラーのきいた部屋で
深いソファーに腰掛けて
このアテネの熱戦を見ているだろう経営者達は
今何を思っているのだろうか？

それでも球界に先はないと
思っているのだろうか？

思えるのだろうか？

思ってしまうのだろうか？

アテネの灼熱の太陽は
彼等には降り注いでいないのだろうか？










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●近鉄・オリックス合併調印。終わりではなく、始まりの合図だ！！

ダイエーロッテの合併がほぼ立ち消えて
ほっと一安心した今日。
とんでもないニュースが舞い込んできました。

「近鉄・オリックス合併調印」

怒りである。
ただただ怒りがこみ上げてくる。

なにもいまさら
「選手やファンを無視した」と
そんなことを怒っているわけではない。

そんな事始めからわかっていたし
それを悔やませるためにも
ぼくらは活動していたのだ。

だから、それは前提で、いまさら怒りもない。

ボクが怒っているのは、
このタイミングである。

オリンピック開幕の直前
何事もなかったかのように発表する
その根性である。

バカでもわかるでしょう。
明らかにオリンピックを隠れ蓑にしていることは。
そんな姑息な手段を使ってまで
合併を押し進めようとする。

まさに自分らのやることが
「世間に恥ずべき」行為であると
喧伝しているようなモノである。

でもまあその卑劣さも、
１００万歩譲って許したとしても
これから新球団を作り球界を担おうと考えている輩が
全日本のメンバーのことを考えなかったのだろうか？

今回のことで、
日本を離れ世界と渡り合おうとしている選手達が
どれほどの精神的なダメージを受けるか
考えたことがあるだろうか？

まさに、留守中に空き巣に入られたようなものだ

彼ら経営者達が
礼を欠く人たちだとは知ってはいたが
野球を愛しているわけではないとも知ってはいたが
ここまで酷いとは思わなかった。

こんな汚い仕打ちはない。
こんな残酷な仕打ちはない。
こんな人倫にもとる仕打ちがあってよい訳がない。

言語道断、鬼畜の所行である。

こんな事を平気でする奴らが
「球界のことを考え・・・」
などと言って信じられるわけがない。

言葉がないよ、全く・・・。

合併反対に燃えるみなさん
経営者達を許せないみなさん
球界の明日を憂いているみなさん

どうか心の火を絶やさぬようにしてください。

これは終わりの合図ではなく
本当の戦いを告げる
第二幕開演のベルです。

希望を失わず
選手を疑わず
成功を信じて

これからも頑張ってゆきましょう！

正義も仁義も道義も意義もない
全ての義に欠けるものたちに
情状酌量の余地などない！！！









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●で、夕刊フジは何を言いたいのだ？？（その２）

まずはしたのブログを読んでください。
これは夕刊フジの記事に対する
反論というのもおこがましい
タダの怒りにまかせた暴言です。

それでもよろしい方は読んでください。

まずはその記事。

ヨシ様誠意不足…ファンから送迎拍手も返礼ナシ

先ほど、前回のブログでも言いましたが
事の真贋には言及いたしません。
ご了承下さい。

虚心に見てこの記事が真実とすれば
確かに高橋選手の行動は少し配慮が欠けていたでしょう。

常々ボクは、
野球選手のファンサービスに
不満がありましたから
この件に関しても
非難されてもおかしくはないと思います。

これが普通の時なら。

そして今、普通じゃないでしょ明らかに。

高橋選手の今の状況、考えたことあります？
選手会としては、対抗勢力の親玉をオーナーに持つ
巨人選手会会長でありながら、署名活動を実施し、
全日本の選手としては、確実に中心選手として
絶対負けられない試合を直後に控え、
巨人選手としては、今まさに首位を伺う二番手のチームにあり
前半の成績不振の巻き返しをはかっている。

どうですか、こんな状況下に置かれた選手が
今までの球界の歴史の中にいましたか？

しかも彼、胃腸炎で最近まで休んでたじゃないですか。
体調管理はプロ選手にとって当然のことだと認識をおいたとしても
この状況下で、腹痛くらい起こしますよ、ストレスで。

そうでなくても最近の高橋選手は
テレビで見る限り、なんだかいつも顔色が悪くて
思い詰めたような表情をしてるので心配してたんですよ。

今この時期。
選手会の要職として
全日本の中核として
首位を狙うチームの主軸として
必至になっ戦っている彼に
ファンサービスまで求めなくて良いじゃないですか。

巨人のファンは、それでも高橋選手をせめますか？

しかもだよ、このことを元に
先日の署名活動まで引き合いに出して
「ウソの仮面をかぶった狼男といわれてもおかしくはないだろう」
などと言い出すしまつ。

このつらい状況下で、精一杯の笑顔でファンを迎えた彼を
つらい立場をおくびにも出さず、誠意でファンの署名に答えた彼を
この時期に、貴重な時間を割いて動いてくれた彼を

何処の誰が、どんな権利でこんなに侮辱することが出来るのだ？
マスコミなら、新聞記者なら何書いてもいいのか？
憶測と推測で他人をけなす行為が、言論の自由なのか？

ボクは今からいろんな巨人ファンのブログを回り
この件について一言くれるように頼んでくるつもりだ。

貴方は、高橋選手のこの行為に怒りますか？
貴方は、これを元に高橋選手に不信を感じますか？
貴方は、こんな巨人のファンを辞めますか？

貴方は、貴方の良心と良識は、
夕刊フジと高橋選手のどちらに怒りを感じていますか？？

教えてください。

そして

＞誠意の感じられない高橋由の態度にファンは、
　不信感が増大している。
＞この行動にあきれた女性ファンは思わず、
　「せっかく、五輪前の最後の試合だから、見に来たのに、
　ファンサービスはどーなってるの！」とお怒りモード。
　黄色い声援が一転、ドス黒い恨み節となってしまったのだ。
＞この態度では、ウソの仮面をかぶった狼男といわれても
　おかしくはないだろう。

これらのふざけた論調の記事が、嘘であると
一部の心ないファンのことであると
どうかボクを信じさせてください。

お願いします、どうか。お願いします。



こんな記事にいちいち目くじらを立て
怒りをぶつけるのは大人げないかも知れない。
でもボクが最初から大人げない人間でなかったら
選手を侮辱する１オーナーの発言に怒り
こんな活動をすることもなかっただろうと思う。

大人げなくてもいい、バカでも、直情径行でもいい。
愛すべき野球選手が、
まるでファンの代弁者のように記事を書く新聞記者に
ここまで侮辱されても怒ってはいけないんだったら。

ボクは、バカでもアホでも結構だ！








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●で、夕刊フジは何を言いたいのだ？？？（その０１）

前々から夕刊フジの言うことが
おかしいのは知ってました。
でも運動の方向が
特定マスコミの非難に走る
つまりマスコミを敵に回すのは
あまりに良くないことだと思っていましたので
目をつぶっておりました。

が！！！！！

人間には、堪忍袋の内容量が決まっておりまして
さすがに温厚な蚊喰い鳥さんも、
今回ばかしは怒髪天をつきまくっております！！

まずは、こちらのニュース。
古田路線に冷視線…一部マスコミ味方に“報道ケンカ合戦”

先に言っておきますが
記事内容の真贋と
某球団主力選手の身元については
ここでは推測や憶測はしません。
意味がないし、疑うときりがないですから。

しかしね、この某球団主力選手の発言はなに？

・選手会の活動について
「セレモニーですよ」

・選手会の訴えについて
「確かに球団が１つ、２つと無くなれば、
われわれの職場がせばまって死活問題になるでしょう。
でも、力がない者は消えていくのがこの社会なんだから、
リストラ反対ばかり叫ぶのもいかがなものか」

・１リーグ擁護意見
「パ・リーグの選手たちから話を聞くと、
年俸などを含め待遇はやはり恵まれていませんね。
ただ、オープン戦、オールスターで一緒にやっていて、
こちらが触発されるようなプレーもほとんどない。
ようするに、セ・リーグに比べ、パ・リーグは力の面でも待遇面でも
格差があるということでしょう。
（同一リーグになると）そうした点も解消されていくかもしれない」

・古田会長の手法について
「あるテレビ局と新聞を味方につけて合併阻止を画策してますが、
そうなると対立する新聞社との全面戦争。
これでは、ファンの声というより、
マスコミ対マスコミのけんかになってしまうのでは」

・しぶしぶ運動に参加していることについて
「流れは合併反対になっているので、それなりの署名活動は…。
ただ、ストなどの強硬手段の場合どう決断するかは、今後の展開次第」

あきれてモノも言えない。
誰だかしらんが、なんだコイツは？？

確かに正直選手会内に
古田会長のやり方や署名活動に対し
嫌悪感や慎重論はあるでしょう。

そりゃ大勢いますからね、選手は
そういう異論を持った人がちゃんと存在すると言うことが
選手会が健全であることの証明でもある。

しかし、隠れてごちゃごちゃとぬかすこの男は
本当にスポーツマンなのか？？

一つ一つねちこく反論します。


先ずはじめの発言。

選手会の活動をセレモニーだと言うが
何処の世界にセレモニーに自分の人生を賭けますか？
たとえ事態がどう転んだとしても
古田会長を初めとする各球団選手会長は
球団との折り合いが悪くなるのは必定。
セレモニーにけんか売る勇気もない人間が
そんな事言う資格なんかない！


次の発言。

選手会の訴えについて何ですけどね
この世が力社会であることは認めましょう。
確かにそういう一面はある。
でもね、選手会がいつリストラ回避を要求しました？
選手会は、話し合いとその間の現行維持を求めている。
選手でありながら選手会の主張を飲み込めてない。
反論以前の問題でしょうが。

しかも、たとえば選手会がリストラ回避を求めたとしても
いったいぜんたい、労組がリストラと戦わずに
誰が戦うのか教えて欲しいもんです。

理解できないことに反論するのは、バカの証拠ですよ。


次の発言。

１リーグ制の擁護という名のパリーグ蔑視発言ですよ、これ。
まずね、オープン戦やオールスターで何も学べないような奴が
いけしゃあしゃあとモノを語るなよ。
何も感じ取れないのは、自分の資質の問題だろ？
城島や松中のバッティング。
そして新庄のファン重視の姿勢とそのセンス。
そこから何も感じ取れないおまえのレベルはどうなんだ？？

パリーグのレベルが低いとおっしゃるが
ＡＬＬ　ＪＡＰＡＮのエースの一人、松坂はセリーグか？
（全日本のエースは上原と松坂の二人だと思ってます）
守備の要で、４番の城島はセリーグか？？
４番もエースも守備の要もレベルの低いパリーグの選手で
全日本だというのだな？？

感情むき出しになっていますが。
パリーグをここまでこけにする発言は
パリーグを愛してやまないボクとしては、絶対に許せない。


次の発言

古田会長の手法について。
あのね、もし古田会長が忠実にファンの意向に従っていたら
もっと過激に、某新聞社と全面戦争ですよ。
しかも、別に古田会長が煽らなくても
ライバルマスコミの一大事を、他のマスコミがほおっておきますか？
マスコミ対マスコミとおっしゃいますが
そのマスコミの片一方は、そのまま即オーナーでしょうが。
マスコミを持つオーナーと戦うのに
マスコミを味方に付けて何が悪い？

大体、選手会のために昼夜を問わず駆け回って
しかも首位打者という地位を占めている古田会長に対して
貴方はなんのリスペクトも感じませんか？
野球選手として、いや人として、それってどうなんですか？


最後の発言

そんな優柔不断でヘタレな貴方に
運動に参加してもらっては迷惑だ。
名前を伏せられないと十分にしゃべることも出来ない奴に
何も言われたくはない！


あああああ、頭に来る！！
こんなに血が吹き上がったのは
ナベツネの「たかが選手」発言以来だ！！
誰かはしらんが、けがらわしいわ！！！！

しかし問題は夕刊フジ
大半の選手かきちんと意見を表明し
選手会と行動を共にする今
こんなたった一人の意見を新聞紙上で発表して
なにがしたいのだ？

この運動を壊したいのか？
ならば戦うぞ！

言論と表現の自由は
新聞社のみにあるわけではないからな！！！


この文章、一部始終が感情にまかせて書いてあります。
気分を害された方には心より謝罪申し上げます。
しかしそのような表現及び発言をしたことに、
みじんの後悔もありません。

ご了承の上、ご甘受下さい。

ちなみに次のも、ちょっと怒りモードで書きます。







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●野球とはみじんも関係ないですが・・。

マイブログリストとブログピープル
やっと設定が完了いたしました。

しか～し！！
何じゃこのわかりづらさは！！！

まあ、設定した人にはおわかりでしょうが
１２８文字の壁にぶつかって
どうにもパニックに陥っていました（涙

一体みんなどうやってやったんだろ
みんなこんなに時間をかけて
涙ながらにやったのかな？

ごっつり疲れた・・・。
何度もやめようと思った・・・。

でもなんとか出来ました。
（出来てるかどうかの保証はないｗ）

これを機にアクセスアップして
そんでもって一言サポーターとか
なんやらとかが増えてくれると
おっさん嬉しいのだが・・・。

なんやようわからんけど
死ぬかと思ったわｗ





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●ファンの責務、経営者の責務。

色々なところで色々な人が
色々な意見をおっしゃっていらっしゃいます。
それはたぶん球界にとって
もの凄くありがたいことなのでしょう。

で、こう言う意見も聞きます。

「赤字企業になったのはファンのせいだから、ファンにも責任はある」

もの凄く控えめに書きました。
実際には、現在ファンが行っている
運動そのものへの否定のようなモノもあり。
中には１リーグになってもファンに口出す権利はない
何て意見もあります。

言いたいことはわかるんですけどね。
同意は出来ないけど。

何に同意が出来ないのか。
まず、球団の赤字経営にファンは責任なんかない。
と思っているからです。

だってね、それは
つぶれた商店の店主が
「買わない客が悪い！！」
って言ってるようなもんですから。
そんないいわけあるかい！！って感じでしょ？

しかも野球という商品は
商品価値の薄いモノでは決してない。
こうして１リーグの問題が吹き出して以来
その影響は世論すらうごかしつつある。
テレビの放映時間も日増しに増え
球界というのがいかに商品価値が高いかは
もう言うまでもなく明らかです。

そんな売れ筋商品を
満足に売れなかった経営責任はでかい。
それを買わない客に押しつけるのは
お門違いもいいとこです。

確かに球場に行くお客さんは少なく
空席の目立つ球場も多い。
でも空席があるのは経営陣の力不足だし
満席じゃないと儲からないんだとしたら
経営者の考え方の方がおかしい。

売り切れごめん以外は赤字
そんな商売してる人はいないでしょう。

だいたい近鉄の赤字４０億
全試合満席になったってチャラにはならんでしょう。
そんな膨大な赤字どうやってこさえたんだ！！
（まあ、信ぴょう性の薄い数字らしいですが）

合併や１リーグが
選択肢として間違っているとはいいません。
球場に行くファンが少ない現状を
甘んじて良しだとも思いません。

でも、そのことにファンの責任はない。

すべては経営努力です。
こんな美味しい商品を扱っていながら
満足に黒字にすら出来ない
経営者の無能ぶりは明確です。

ファンで有れば誰でも球場に行きたい。
チケット代がもう少しやすけりゃ当然行く。
ネット裏のチケットが一部の関係者だけのモノでなければ
年間チケットをもっと簡単にかえれば
それこそ、野球以外に面白いイベントでもやってくれれば
野球ファンじゃなくとも球場に行く。

やりようはいくらでもあるし
実際サッカーはやってるし、もうかってる。

出来なきゃ出来る企業に売ればいいのに
それすらも出来ない。

詰まるところ
今運動しているファンは
そんな無能な経営者に
これからの球界は託せない。

そう思ってるんでしょうね。

●朝から生カキコ・・・。茶番ばばんばんばん♪

朝生見ました・・・。
ま、想像通りというか
思った通りに期待はずれ（日本語変だな）
の時間でした。

取りあえず、三宅をなぜ呼んだ！！
野球のわからない人間。
ただナベツネと
仲がいいだけの人間なんか呼んで
どうせいっちゅうんじゃ。

そりゃね堀江社長のノーネクタイは
ボクもどっちかというと好きじゃないけど
そんなん議論の外じゃんか、
だれよあのじいさんを呼んできたのは・・・。

ま、いいか。

で、話の中身なんですけどね
今日の朝生を見て、
「やっぱこのまま、１リーグにするべきだよなぁ」
と思った人は・・・いたのかね。
いないだろうなぁ。

だってね、１リーグを押してるのが
ネクタイ気になってしょうがないだけの三宅と
巨人狂（注釈１）のヨネスケだけだもん

後は阪神女優と東尾が
どっちつかずという意味での中立で
残りはみ～んな反対派

茶番ですがな、ただの。

やな予感的中よね。
いや、そりゃボクも１リーグ賛成派が
圧倒多数で締めて欲しいとは思いません。

ただね、ここまで茶番をやられると
本気の同数で戦ったら
勝てないみたいじゃないですか。

「なんだ茶番をしてまで世論が欲しいか」
って、あの人に言われそうな気がして
もうなんだかなぁ・・・て感じでした。

それでね、結局大事なことは
何一つ話されなかった。

みんなむつかしい事言ってたですよ。
そりゃあ専門家ですから
色々ご意見はありましょう。

でもね、今一番問題なのは
ウェーバー制でもネーミングライツでも
Ｊリーグ方式の運営でも放映権でも
社会人野球でも高野連でもなくて

今まさに独断で決められようとしている
現状でしょう？

もちろんね、上記の問題は
議論するべき問題で
たくさん話し合えばいいでしょう。

でも、今まさに１リーグが決まろうって時に
オーナーが独断で選手会の話もききゃあしない

この事態がどうにかならないことには
ただの専門家のオナニーでしかないじゃないですか。
二宮清純が何を言おうと、
ナベツネがこうと決めたらこうなんですよ。

なんで、この日本において
経営者が独断で話を決めなきゃいかんのか
それをなくすにはどうしたらいいのか
それの何処が悪いのか

議論すべきはそこだ。

そしてその一点に関しては
すっごい短い時間話が出て
全会一致で話し合いするべきだ！
ってことになってる。

もうそれで終わりじゃん話は。

このままオーナーだけで話を進めていっても
球界は良くなんかならない。

これについては誰も異論を挟まなかったし
挟む気配すらなかった。
そして問題の本質は
結局そこだけなのに・・・。

だから一瞬カルロスゴーンの話が出てきて
ちょっと期待したんだけど
結局なんか立ち消えしてしまって・・・ねぇ。

ちなみにゴーンがリストラをしたのは
リストラせざるを得ない状況（４兆くらい赤字があった）
だったからであって。
近鉄やなんかの（不確定な４０億）
赤字とは訳が違いすぎる。

ダイエットする小錦に
ウォーキング進めるようなモノで
規模が違いすぎます。

あの番組っていっつもそうなんだけど
なんだか枝葉の部分ばかりちくちくとつついて
結局肝心なところはおいてけぼり

ちなみにファンという言葉を使ってたのも
古田会長ただ一人・・・。

公益性だの文化だの言ってたけど
商売として考えるとしても
文化として考えるにしても
それに集まる人間つまりファンを語らずして
なにを語る？？？

客の来ないテーマパークや
葬式やらない寺に価値はあるのか？
文化も商売も
担って行く側とそれを必要とする人間
この両輪があってこそじゃないのかい？

批判されてもよかったさ
何で今まで球場に来なかったのに
いまさら合併反対なんだ？

とか

放映権に差があるのは
近鉄の試合をしてもファンが見ないからだ

とか

もちろん一つ一つに反論はあるし
古田会長ならそれにもちゃんと反論できたろうし
もし誰も反論せずに１リーグ賛成傾向で番組が終わっても
結果としてボクは２リーグ１２球団の追い風になったと思う。

批判されることより
相手にされないことの方がどれほど痛手か

あの番組を見てね
やっぱりファンの意見を尊重しなきゃ
何て誰も思わないよ。

だって誰も触れないモノ。

競走と共存の両輪だとか
長年の文化だとか
地域密着型になるべきだとか

そんなことより

今現に近鉄オリックスの合併に
怒り震えている多くのファンがいて
その人達の意思をどう尊重するか

本当に考えなきゃいけないのはそこだろ？

経営原理とか金儲けとか
そんな事言いだしたら
儲からない球団は捨てちゃえ
になるのは見えてる。

文化だなんだといいだしたら
もうからんくても良い。
って話になるでしょそりゃ。

当たり前じゃんそんなの

現に金の成る木であるファンがいて
そのファンは１リーグを望んでない。

文化としても経済としても
ファンを大事にすることが
一番の道であるのではないのかい？

誰がそれを金払って見て
誰がその試合をテレビで見て
誰がそれを楽しんで
誰がそれを守り慈しむのか？？

もうなんだかね
おきてて損した。

ただ収穫としては
近鉄の赤字の数字の不確定さが
具体的にわかったことと
三宅がナベツネを
話し合いのテーブルに連れてくるかも知れないことかな。

そう言う点では
三宅いてよかったのかな？？


注）
共に戦うべき仲間である
「巨人ファン」という言葉を
ヨネスケのように
巨人さえよければ・・・。みたいなことを言う奴に
付けたくなかったので
「巨人狂」という言葉を使いました。

●活動方針。

選手会が公式ＨＰで署名をはじめました。
本当に素晴らしい動きで
ボクとしてもとっても嬉しいことなんです・・・が

そのことについてメールで質問されました。

で、もうこのページの意義は
ないんじゃないか？って。

ボクもね、そう思ったんですよ
はじめこのニュースを聞いたときは
ああ、俺の役目もすんだな・・・って。

で、本当は昨日限りで
このページを
閉鎖するつもりだったんです。
本業の百姓も暇じゃないし
もう充分だってね。

ところがこんなメールをもらったわけです。

「やめないでくださいね。」

嬉しかったですが、
悩んでしまいました。
続けるのはイヤじゃないけど
意義はあるのか？？と。

するとね、その人メールには
こう書いてたんです。

「一言サポーターは目に見えるからって。」

考えても見ない方向からのご意見でした。
ボクも万が一続けるときの理由を
あれこれと考えて
その一つとして、
名前も個人情報も必要としない署名
っていう一番の特徴を
押すべきだと思ってたんです。

でも言われて初めて気付くもので
まさかそんな理由があろうとは
思っていませんでした。

しかし言われてみると確かに
目に見える形の署名ってなかなか無いんです。

一体何歳くらいの人が
どんな職業の人が
何処のチームのファンが
どんな意見を持って
何を求めているのか。

それがわかるって、結構重要だな・・・と。

今自分が共に手を組んでいる人たちは
一体どんな人なのか
それがわかるだけでも
このＨＰの存在意義ははある。

ということで、これからも続けます。

もちろん個人情報の必要ないお気楽な署名
と言うのも売り（売り？）の一つですが
目に見える署名活動
というのも新しい売りにくわえて
これからも頑張ってまいります。

変わらぬご協力とご助言の方
これからもお願いいたします。

●行動の様々

イヤ、最近球界を巡る動きに対しての
ファンの運動の様相は
まったく持って色々な方法が出てきて
ほんと、賑やかですね。

なかでも、うちのＨＰみたいに
本名も住所も必要とはしない
署名もどきの活動で
しかも他人（＝選手会）の行動を支持するだけ
なんてお気楽な、ゆるい活動から。

デモや座り込み
某新聞の不買運動やテレビの視聴拒否
中には経営者の自宅に直談判
なんて過激なモノまであって

つくづく人って色々だな・・・と

まあでも、参加するかどうかは抜きに
そう言った動きに関しては
とっても心強い限りです。

これからも大いにやるべきだし
期待すらしています。

しかし最近ちょっと気になるのは
どっちかというと「過激派」の人が
どこのＨＰに行っても目立ってる感じがすることです。

いやそうは言っても
別にやりすぎだって事ではなくて
逆に署名にすら躊躇するような穏健派が
だんだんと「合併・１リーグ化反対」系サイトから
少なくなって行ってるような気がするんですよ。
別に穏健派が影響されて
過激派になったというわけではなく。

でもまあ、それって気持ちわかるね。

なぜなら、主義主張で過激なことが嫌いな人も
また、立場上できない人も
やっぱそういう匂いや気配がする所って
行きづらいモンねぇ。

なんとなく避けたくなるよね。

そしてこのまま、だんだん時がたって
ファンもストレスがたまってゆき
また飽きが来た人なんかもいて
今は活動的で決意の熱い人が
そうでない人に対して相対的に多くなってくる。
（いや、もうなってるな）

その結果穏健派が
姿を消しつつあるんじゃないかなぁ・・・と

困るよね、それ

穏健派のファンも
貴重な一つの戦力ですから
いざっちゅう時にいないなんて事になったら
もの凄く困る。

というわけで、うちのＨＰは
活発で情熱的な過激派の人も
来て活動に参加してくれる分には大歓迎ですが
なるべく過激な内容を書き込んだりしないでね。
もちろんデモや座り込みや不買運動などへの
参加募集なんかもなしで。

まだまだたくさん眠っているはずの
穏健派のファンの皆様が
安心して参加できるＨＰであり続けるために
ご協力お願いします。

ただもちろん、デモも座り込みも不買運動も
あらゆる行動に関して
「１リーグ阻止、合併反対」の趣旨なら
影ながら（←これ重要）応援させていただきます。

●What's the Kakuidori ??

どうも、蚊喰い鳥です。

今回新しく、球界のニュースや、皆様からのご質問へのお答え、
そしてちょっとした野球コラムなどをblogの形で書いていこうかな
と思いまして、こんなの作ってみました。

で、まず第一回目は、自分のことについて書いてみようかと。

それで、まずは・・・なんですが、
実は結構質問の多かった私のＨＮについて。

いきなり結論から言っちゃいますと、
蚊喰い鳥とはコウモリのことです。
別に、蚊取り豚の親戚ではありません、あしからずｗ

実は、私、昔からコウモリが好きで、
このＨＮも結構前から使っています。
とは言え、コウモリ見ても可愛いとは思いませんがね。

ボクがコウモリを好きな理由は一つ、
それはあの有名な童話からなんです。

哀れなコウモリは、獣の仲間にも鳥の仲間にもなれず、
獣の元では「ボクは獣です」と言い、
そして鳥の元では「ボクは鳥です」という。

そして結局、獣の世界にも鳥の世界にも受け入れられず、
彼はどっちつかずの優柔不断な生き物だと断じられてしまう・・・。

あのお話の中で、
コウモリは獣ほどの力も鳥ほどの力もない、
哀れな生き物として語られます。

でもね、ボクは違うと思うんですよ。

コウモリは、
鳥の目で世界を見下ろし、
獣の心で世の中を感じる。

どちらか一方の仲間にもなれるし、
両方の仲間にもなれ、
そして誰の仲間にもならないことだってできる。


そして、偏った獣の考え方にも、
一面しか見下ろせない鳥の目にもならない。

確かに一つに専念し、
一つのことを極められないかも知れないけれど、
コウモリの心は決して何者にも囚われない。

何者でもないコウモリは、何者にだってなれる。

今回の、野球界を取り巻く出来事に関しても、
ファンの気持ちや選手の気持ち、
そしてもちろん経営者の気持ち。

同じファンにしても色々、
選手の思惑も経営者のそれも千々に乱れている、この時。

もしこの様々な立場と考え方の間で、
それらを取り持ち、一つにすることが出来るのは、
どの立場でもなくどの立場でもある
どっちつかずの「コウモリ」の役目なのではないかと思うのです。

全てが終わり、片付いたとき。

コウモリは結局だれの仲間にもなれず、
一人淋しくみんなの前をさるかもしれない。
でもその時、
たぶんコウモリの顔は満足げに笑っているはずです。

そして、夜空の闇に紛れて、
今まで通りに光り輝く球場を眺めることが出来たら、
たぶんコウモリは幸せなんです。

何にもとらわれず、何からも離れてしまわず。

誰の味方でもなく、誰の敵でもない。

そんな蚊喰い鳥を、これからもよろしく。