ライブドアによる新球団の設立が
どうやら具体化してきそうですね。
はっきり言って懐疑的な面もあるのですが
これが12球団2リーグの切り札なら
ボクは支持したい。
で、各関係者の反応。
ロッテ代表、新球団に“待った” パ6球団は経営上不可能(スポーツ報知)
ライブドア新球団名「バファローズ」継承(日刊スポーツ)
久万オーナー、ライブドアに再考求める 対面交渉前向き(スポーツ報知)
古田会長、ライブドア新球団全面支持 「彼らは本気」(スポーツ報知)
ライブドア新球団はオリ近プロテクト外選手中心 堀江社長が設立構想発表(スポーツ報知)
ライブドア堀江社長が新球団設立へ(スポーツニッポン)
まあ、それぞれ色々言ってますがね・・・。
ただ、阪神と中日はそんなに悪い反応じゃない。
阪神は球団社長とオーナーで
少し意見は割れてるみたいだけど
中日に至っては手放しで賛成みたいですね。
ある意味ボクよりも(笑
ボクとしては、少し疑問がある。
やはりどうしても現実味を感じないからだ。
球団の買収すら認められない段階で
新球団の介入なんて
あの経営者達が認めるんでしょうかね。
新球団参加のための条件(野球協約第6章「参加資格」から抜すい)
【資本】発行済み資本総額1億円以上の株式会社であること。そのうち、外国資本の持ち株総計が、総額の49%を超えてはならない。
【専用球場】公式戦、オールスター戦、日本シリーズを行うための専用球場を保有しなければならない。
【参加資格の取得、審査】参加しようとするシーズン前年の11月30日までに実行委員会、及びオーナー会議の承認を得なければならない。(4分の3以上の賛成が必要)
【加盟料】参加資格を取得した球団は60億円を支払わなくてはならず、日本野球機構及び同機構に属している全球団に均等に分配される。
明らかに、オーナー会議の4分の3の議決が
むつかしいような・・・。
9球団ですよ?
セが全部(巨人以外)が傾いて5球団。
しかしパリーグから4球団はむつかしいよなぁ。
まあ、でも。
かつてのブログのコメントにもあったように
堀江さんのやっていることは
実を結ばなくても、球団に一石を投じるという点で
大いに意味のあること。
手放しの期待は出来ませんが
その行動は評価できる。
ただ問題は
この流れに選手が巻き込まれること。
そしてもうひとつ。
新球団の設立が最後の手段。
の様な風潮ができること。
近鉄から解雇された選手が
運動の一環として新球団に参加したり
そのことで仕事失ったりしては、
少し良くない気がする。
そして、新球団が頓挫することで
「嗚呼、もう駄目だったのか」
何て事になると・・・困る。
堀江さんがこれから
一体どうして行くのかはわからないけれど
慎重かつ大胆に
何よりも選手を一番に考えて
やっていって欲しいなぁ・・・と思う。
贅沢なのかなぁ。
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個人的に思っているのは、
買収に反対するより、新球団参入に反対する方が、
反対の理論的根拠ってのが難しいと思うんです。
どう考えても、正当な理由がないですもん。
(もちろん、ライブドア側がちゃんとした提案をできたとして、ですが。
でも、それは買収においても同じ事。)
それなのに「反対」って言うなら、
色々な「攻撃材料」が出来ると思う訳です。
(政治方面からの圧力も、有効になるでしょうし。)
買収については、近鉄がうんと言わない限り売ってもらえない、でしょう?
それに圧力って、難しいとは思うんですよ。
あとの期待は、
「合併の意味」がなくなったなら、買収に応じる可能性があるのではないかって事ですね。
その為の「外堀を埋める」って意味でも、
彼らに期待しないとって思ってるんですが・・・
かつてのような「理不尽」
を突き通す力があるかどうか。
そこにかかってるような気がする。
かつてのような「理不尽」
を突き通す力があるかどうか。
そこにかかってるような気がする。
(この場合の勝算とは、現実的な根拠のある『勝算』です)
報道に出てる=会見で語られた内容はごく抽象的で
具体性に欠けるとして堀江氏の「本気度」を疑問視する向きもありますが・・・
ここらへんで「やっぱりダメでした、断念します」と
言ったところでいい頃合だったと思うのに。
この労力に見合うだけの『勝算』がどこかにあるんじゃないのか?
と思えてきてなりません。
単なる野球界の未来だのファンの気持ちがどうの
というセンチメンタルな部分や
もしくは売名目的などという為だけに
これだけの労力を払うか?
勝算があるからこそいよいよ勝負の本番に出てきた
のではないだろうか?
などとつらつら思ったりするわけです。
非情、えげつない、などと言われ敵も多い堀江氏の
ことだから、余計にそう思ってしまいますね。
そこまで言われるということはとりもなおさず
相当したたかで、やり手だということですから。
しかし「あくまでバファローズ買収が第一」
という堀江氏の意向は報道では随分小さいですね。
ナナメ読みしたら「堀江は買収を諦めて新球団を」
と読めてしまうので要注意。
最近この問題に関わり初めて
新聞の斜め読みがいかに危険なのか
知らなかったわけでは無いけれど
切実に感じるようになりました。
選手会のストライキへの理由が
「何がなんでも2リーグ」と思っている人
結構いるんですよねぇ。
あくまで話し合いを求めてのストライキだと
各所で言われているにもかかわらず。
気を付けたいモノです。
ライブドアについては
期待しつつちょっと静観って所でしょうか。
売名行為と思われようと何かアクションを起こさなければ、何も始まらないわけで。各球団がまともに話を聞いてくれるとは思えないのは目に見えているのに、近鉄買収に名乗りを上げたその行動は驚きでした。
堀江社長の第一の目的は近鉄買収であくまで新球団発足は二の次ですが、どちらか一つ実現した時こそプロ野球界が進化を遂げたときでしょうね。
ナベツネ退任で何かが変わる予感もしますけど、選手会も含めて頑張ってほしいです。