行ってきました・・一見さんお断りの世界へ・・ （祇園の一力亭）

☆　舞妓さんや芸妓さんがぞろぞろ・・と　☆

京都は祇園の花見小路
何度か訪れたが・・
そこにあるお茶屋さんには・・
まだ入ったことが無かった

「一見さんお断り」のお茶屋さん
紹介してくれる友人知人のいない身とあれば
入れるわけがない

その花見小路の一番手前にあるお茶屋さん
「一力亭」です
あの歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」で大星由良之丞が飲んだくれていた店だ

我々は協議会を開催したホテルで1次会になる懇親会を経て
2次会としてやってきたので・・自分もみんなもう酔っている状態
総勢40名強の酔っぱらい軍団だ

玄関近くの大広間に通された
丸いテーブルがいくつもありそこへ4～5人くらいずつ陣取る

3人・4人・4人というようにきれい処が入ってきます
誰が舞妓さん？
誰が芸妓さん？
最初はよくわかりません

最初に我々の席に来てくれたのは「美帆子」さんという芸妓さん
美帆子さんに舞妓さんと芸妓さんの違いを教わる
大きな違いは帯
舞妓さんの帯はだらりと長い
もう一つ
頭の髪が違う
舞妓さんは地毛で日本髪を結っている
芸妓さんはカツラだそうだ
美帆子さんは「カツラになって楽になった～」としみじみ言っていた

そうこうしているうちに
踊りが始まった

最初は一人
難しそうな踊りをピシピシ～っと
さすがです

次に4人
こちらも難しそうな曲
手の返しなどきれいに揃っていて見ごたえあり

最後に６人
舞妓さん達だ
曲は「月は～おぼろ～に～　ひが～し～やま～」の祇園小唄
多分入門曲なんだろうね
まだおどおどさが漂っていて可愛い



踊りがおわり
次には「知余子」さんという舞妓さん
おお舞妓さんだ～
と喜んでお酌してもらっていたら

すぐに
次のゲームが始まりました
「とらとら」という遊び
真ん中に屏風を置き両側に一人ずつ
清正さん（和藤内）
トラ
おばあさん（和藤内の母）
の形を作りせえの・・で前へ
清正さん＞トラ
トラ＞おばあさん
おばあさん＞清正さん
じゃんけんゲームだ
これを踊りながらやるのだが
急に教えられても良くわからない
そして負けるとお酒を一杯飲む罰ゲームだ

自分はおばあさん・・相手はトラだった
見事に負けてお酒を一杯

最後に「彰子」さんという舞妓さん
舞妓さんはやはり若い
そして返杯は受けない

２時間は長いだろうと思ったが・・あっという間に２時間たっちゃいました
後ろ髪をひかれる思いで店をあとに
タクシーに乗り込みました


楽しかったな～
もういけないだろうな～