《文楽公演に新兵器》
先日グランシップで行われた
人形浄瑠璃「文楽」の公演を見てきた
その疑問がふつふつとわいてきたのは
「ひらかな盛衰記 ~ 松右衛門内の段」
いままで何度か文楽を観たが
主役は常に人形遣いだった
ところが今回
「G・マーク」くんが登場しその考えが変わった
G・マークとは
浄瑠璃語りの太夫が読んでいる
「床本」の語りが電光文字でスーッと流される
電光掲示板のことだ
G・マークくんが無かった時の文楽鑑賞
太夫の語りがいまいち聞き取れない
そのため
人形の動きに神経が集中する
ところが今回
G・マーク君のおかげで太夫の語りが事前にわかった
そのため大夫が何と言うセリフをどのように高揚を付けて唸っているのかがわかり
目が大夫と人形を交互に追うようになった
またその語りを先導するかのような三味線
いいタイミングで相の手も入る
人形浄瑠璃の文楽は
大夫・三味線・人形遣い
の三者がそろって初めて成立する
その三者
文楽の主役は誰なんだろう
わからなくなりました
またG・マークくんのある劇場で文楽を観たいな
さて主役は
三味線?
大夫?
人形遣い?
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