自分が使っている真空管プリアンプ、真空管パワーアンプは、真空管アンプ全盛期だった頃とはかなり違う。
音色がどうとかの以前に、「静か」なことです。ハム音が感じられない。トランスの唸りもない。S/N比は半導体アンプに負けないと思います。
LPレコード再生用カートリッジの需要は急減し、頼みの綱であったシェアーも撤退してしまいました。
その一方、価格数十万円のMC型カートリッジが新発売されています。オーディオマニア向けの需要はあるのかもしれません。
では、それに見合うフォノイコライザーがあるのかと言えば、寡聞にして知りません。
今はガレージメーカー製半導体式のフォノイコライザーを使っています。
MCカートリッジも昇圧トランス、ヘッドアンプなしで使えます。
昇圧トランスは微小電流を扱うので外部誘導雑音に弱く、取り回しには気を使います。
昔、昇圧トランスを取っ替え引っ換えしましたが、トランスの色合いを楽しんでいたようです。
真空管アンプ愛好家は真空管フォノイコライザーアンプが欲しいのではないでしょうか。
今は静かな真空管プリアンプが出来るようになりました。真空管フォノイコライザーアンプに応用できそうです。
バランス出力にすればより外部誘導雑音に強くなる。
RIAAカーブは米国基準。ヨーロッパでは他のカーブも使われているとか。多種のカーブが選択できればよりマニアックになる。
原点は
LPプレイヤー&フォノイコアンプ 作者コメント追加済み