終戦直後３

日本人街の周りから始まった中国人による暴動・・・彼らの積年の恨みから一挙に暴発・・無政府状態・・・しかし直ちに各自治会を作り（各家の男は全員木刀等武器を持ち参加を）各自治会が防衛隊を作り４方８方から押し寄せる暴動に対処しました。両親と３兄弟の末っ子であった９歳の私も木棒を持ち一番後からついていった、私は恐怖に引きつっていた。なぜか父・兄たちのどこにいたのか記憶にない、それぞれが死の恐怖に襲われながら行動していたのだろう。幸い街の中心に住居を構えていたので被害に会いませんでしたが、街はずれの多くの方が襲われ、親兄弟が撲殺されすべての財産が奪われたと聞きました。襲ってくる暴動を各自治会が暴動集団と対面に向かい合い、押し返しの繰り返しでした。もちろん企業・政府関係の倉庫関係からすべての財産が強奪されました。幼い私にはどのくらいこの混乱の中にいたのかわかりませんが・・・ある夜突然に街が轟音に揺れた・・・