卵子1つの状態の時に、将来、できるであろう心臓と大腸、小腸の配置が決定しているのと同じく、ビッグバンの時に、もう、すでに、太陽と地球、月の配置は決められていて、1つの人体が「1個人の所有物」であるように、1つの宇宙が「1個神の所有物」なのです。
神が宇宙を作ったのであって、美しい地球を作ったのであって、立ったり歩いたりするのに必要だから地球の中心へと引っぱる力が存在する。
それを人間側が「ビッグバン」だとか「重力」だとか言って勝手に命名しているだけで、宇宙における法則やルールも、神には変更可能なことであり、人間の体が進化し続けているのも、そのためなのです。
全てにおいてスケールが大きい神だから、昔の人間の知識レベルでは全く理解できなかった存在であるけど、各分野で研究が進み、高度な文明となった今なら、話を上手く組み立てさえすれば、なんとなく全体像を把握できるレベルへは到達できるのです。
神は、人間をはるかに超越した存在。
人間は、高度な技術を駆使して家やビルなどの建造物を作れるようになったけど、神は「地球を作った」のだし、人間がやっと行けるようになった宇宙でさえも「神が作ったもの」なのです。
そして、神が作った超小型である蚊でさえも、ブンブン飛べて、たたき潰そうとする人間の手から逃げ回り、見事に血を頂戴しちゃったりして、あんなに小さい脳なのにメチャクチャ高性能なのです。
今の人間の技術では絶対に作れないものを、神はいとも簡単に作ってしまう。
レベルが違いすぎるから、このことを人間が認めるのは難しいけど、たしかに「事実」なのです。
「体は服」と考えると、分かりやすいかもしれない。
たまに飼い犬に服を着せている飼い主がいるけど、ちょうどそんな感じで、人間は「体」という服を神から着せられて過ごしている状態なのです。
犬の服は、人間がデザインしたもの。
人間の体は、神がデザインしたもの。
ただ、自分よりもはるかに上の存在から与えられたものを着ているだけで、自分で作る技術は持っていない。
ちょっと考えれば、この、おかしさに気付けるはず。
本来、自分の体というのは「自分で選べて自分でデザインできるもの」であるはずなのです。
しかし、今の人間は、その自由を神から与えられていないから、できない。
人間世界では「人間の体」しか着ることを許可されていないけど、神世界では自由に服(体)を選び放題、ということになり、頭をフラットな状態にして普通に考えてみれば分かると思うけど、「こういう体になりたい」という思考によって自分の体を形成していくのが、ごく自然な流れなのであって、「こんな体は嫌だ」「こんな顔は嫌だ」なんて文句を言いながら過ごしている今の人間の方が、異常なのです。
顔が気に入らないのであれば、自分で自由に作り変えればいい。
現代の人間社会におけるファッションと同じ感覚で、顔作りのプロが用意してくれた顔のデザインをいくつか参考にして、お好みの顔へとチェンジすればいい。
遺伝子レベルの設計図さえ入手できれば、あとは自分で簡単に変更できるはずなのです。
「体は自分で選べる」のが当たり前。
ハゲ、ブサイク、加齢臭、などなど、「自分が望まない状態」を強制的に持続させられている今の人間の方が、おかしいのです。
「遺伝子を作った側」である神の場合は、もちろん、全てにおいて「自分が望む状態」な体となっている。
「遺伝子」というのは、体を作るための「1つのツール」にすぎず、「神がそのツールを作った」のだから、それが、当たり前なことなのです。
遺伝子については、名誉教授であり遺伝子工学の第一人者である村上和雄さんの著書「生命の暗号」(1997年出版)の19,20,21,22,23,39,161,163,196,197ページにかなり詳しく書かれているので、引用させていただきます。
~~~以下、引用~~~
細胞の数は体重60キロの人で約60兆個もあります。キロあたり約1兆個の計算で、生まれたばかりの赤ちゃんでも3兆個の細胞を持っています。もっと凄いことは、この細胞の1個1個に、例外を除いてすべて同じ遺伝子が組み込まれていることです。
人間の体はいろいろな部分で成り立っていて、見た目や働きはずいぶん違っていて、たとえば髪の毛と爪と皮膚、この3つを見ても、とても同じ仲間とは思えないでしょう。しかし、これらは全部細胞と呼ばれるもので、構造や働きは基本的に同じ。そしてその細胞の働きを決めている遺伝子もまったく同じなのです。
1つの細胞の中心には核があって核膜でおおわれており、その核の中に遺伝子があり、元をたどればこのたった1個の細胞(受精卵)からスタートして、今のあなたがあるのです。
1個の受精卵が2個に、2個が4個に、4個が8個に、8個が16個に……と細胞が次々に分裂を繰り返し、途中からは、「おまえは手になれ」「おまえは足になれ」「俺は脳に行く」「俺は肝臓になる」と、それぞれ手分けして母親の体内でどんどん分裂を続けて、十月十日で出産、細胞数約3兆個の赤ちゃんの姿になってこの世に誕生する、というわけです。
遺伝子は細胞の核の中にあり、ここにDNA(デオキシリボ核酸)という物質があるのですが、この物質こそ私たちが遺伝子と呼ぶものなのです。
DNAはらせん状の2本のテープになっていて、そのテープ上に4つの化学の文字で表せる情報が書かれている。この情報が遺伝情報で、そこには生命に関するすべての情報が入っていると考えられています。
人の細胞1個の核に含まれる遺伝子の基本情報量は30億の化学の文字で書かれており、これをもし本にすると、千ページの本で千冊分になる。
そして私たちはこのDNAに書き込まれた膨大な情報によって生きているのです。
これだけの膨大な情報を持った遺伝子が、60兆個の細胞の1つ1つにまったく同じ情報として組み込まれているということは、体のどこの細胞の一片を取ってきても、そこから人間1人を立派に誕生させる事が出来る可能性をもっているということです。
しかし、ここで1つの大きな疑問が生じてきます。
どの細胞も人間1人の生命活動に必要な全情報をもっているとしたら、爪の細胞は爪にしかならず、髪の毛の細胞は髪の毛の役割しか果たしていないのはどうしてなのか、ということです。
髪の毛の細胞が急に「心臓の仕事をしたい」、心臓の細胞が「俺は今日から爪の仕事をする」などと言い出すことはないのか。
各細胞が持つ情報はすべて同じなのですから、それは潜在能力的には可能なことなのです。
しかし現実にそういうことは起きていません。
それは爪の細胞の遺伝子は爪になることはOK、つまり遺伝子をオン(ON)にしているが、それ以外はいっさいダメ、つまりオフ(OFF)にしていると考えられるからです。
受精卵から分裂して体をつくっていく過程で、細胞間でなんらかのそういった取り決め、役割分担みたいなものが行なわれ、以後は各細胞がそれをきちんと守っていると考えられています。
また、遺伝子は細胞を分裂させたり、親の形質を子供に伝えるほかに、もっと身近なところで休むことなく働いています。
人間はしゃべるときに遺伝子が働かないとしゃべれない。言語情報を脳から取り出すときには遺伝子の働きがいるのです。
物を持ち上げるときもピアノを弾くときも、何かを実行するためには遺伝子の働きがどうしても必要になってきます。
また、豚や牛の肉を食べても人間が豚や牛にならないのは、遺伝子が働いてくれるからです。
今から40年ほど前に科学上の凄い発見がありました。
「生きとし生けるものは、まったく同じ遺伝子暗号を使って生きている」という発見です。
カビも大腸菌も植物も動物も人間も、みな等しく同じ原理を使って生きている事が分かったのです。
生物の基本単位は細胞ですが、細胞の働きは遺伝子によって決定され、遺伝子は同じ1つの原理で働いている。
基本原理が同じということは、生物は間違いなく1つの細胞からはじまったと思われます。
私たちが草木を見て心安らぎ、犬猫に出会って親しみを感じるのは、あらゆる生物が起源を1つにする親戚兄弟だからかもしれません。
妊娠初期のヒトの胎児は、魚に似た形態をとったりします。
人間の遺伝子の中には、昔の魚や、は虫類などの遺伝子も入っており、受精してから誕生するまでに、胎児は母親の胎内で過去の進化の歴史をもう一度大急ぎで再現するのです。
これは遺伝子の中に進化の歴史が全部インプットされているためと思われますが、それでも人間から魚やは虫類が生まれないのは、そういう遺伝子はどこかでOFFになるからで、万が一、ONになっても生まれてこないようにセットされているようです。
現在のバイオ技術を使えば、人間のある遺伝子をネズミの中に入れて働かせることはできます。
技術的には植物と人間の細胞を融合することも可能です。
だが、これは人間とネズミ、あるいは植物と人間のあいの子ができるということではありません。
かりに人間と植物の細胞が融合しても、分裂していく段階でどちらかの遺伝子が消えてなくなるからです。
自然界には非常にはっきりしたルールがあって、遺伝子組み換え技術がいかに進んでも、自然のルールを破ることはできないと考えられます。
~~~以上、引用終了~~~
だいたい、世界(人間界)のトップを走っている草分け的存在な人には、天からの啓示が舞い降りる。
全部が全部、という訳ではないでしょうけど、天地を揺るがす大発見のほとんどは、神からの啓示なのです。
なぜなら、今の人間は、神が用意した謎を解き明かしていっているだけの存在にすぎないからです。
今の人間世界にある様々な知識は、神世界では、さらに完成度が高い知識として存在していて、全てが、データベース化されて残っている。
現代社会において、インターネットに繋げば様々な知識が容易に入手できるように、神世界には、さらに凄いインターネット的なネットワークが存在していて、アクセスすれば「人間世界の情報」を容易に引き出せるのです。
その情報を見れば、「今の人間がしゃべっている言語」「今の人間の食生活」「今の人間の知識レベル」、さらには、人間以外の生き物のデータですらも、簡単に知ることが出来る。
あなたが思っている以上に、この世は、神世界にいる神によって、完璧に情報化されて管理されている世界なのです。
神世界の神科学が、アイデアとして、この世に降り注ぎ、舞い降りて、人間世界の人間科学を形成している。
本来、今、あなたが「扱えている」と思い込んでいる科学は、あなたに扱える科学ではなく、今の人間の科学力じゃ絶対に扱うことが出来ない「身分不相応な科学」で、神が「人間の知能レベルでも扱えるように」完成形へと到る道程を簡易化してサポートしてくれているからこそ、人間の頭でも、やっと、なんとか、使用できている「机上の空論」的な科学なのです。
「木」や「鉄」や「石油」などは、あって当たり前なものじゃなくて、「家」や「自動車」や「コンピューター」などの完成形を作りやすいように、さりげなく、神が地球に添えておいてくれた「プラモデルのパーツ」的な存在なのであって、人間は「プラモデルを組み立てているだけ」で、それを「科学」と呼んでいて、人間科学は神科学の簡易版にすぎない。
プラモデルの完成品である「テレビ」や「ラジオ」は、本来、人間の科学力では絶対に作れない「神世界で神が長き年月をかけて築き上げた神科学だからこそ」成し得ている完成品なのです。
もちろん、神がいなくなれば、人間の科学力だけじゃ「テレビ」と「ラジオ」という形を維持できなくなって、この世からテレビとラジオは消え去ることとなる。
人間社会は、神のサポートありきで、やっと、成立している社会なのです。
「人間の体」が「人間の体」という姿形を保ち続けることが出来ているのも、「遺伝子システム」という神科学を享受する形で実現できていることなのであって、神がいなくなれば、あなたは「人間の体」を失って「人間」として過ごすことすら出来なくなってしまう。
神が神科学で映像化してくれているから、あなたは「神がデザインして与えてくれた目」で映像を見ることが出来ていて、神が神科学で音声化してくれているから、あなたは「神がデザインして与えてくれた耳」で音声を聞くことが出来ている。
舌で感じる「味」も、神がいるからこそ感じることが出来ているのであって、鼻で感じる「におい」も、神がいるからこそ感じることが出来ている。
あなたがしゃべれているのも、「神がデザインして与えてくれた声帯」があるからこそ、しゃべれているのです。
人間が「あって当たり前」だと思っているものは、あって当たり前ではなく、神がさりげなくサポートしてくれているから、実現できていることなのです。
あなたが思っている以上に、あなたは、神から多大な恩恵を受けながら生きている。
空気の性質、水の性質、土の性質、火の性質、生物の性質、これら全てが神による創作であり、人間が研究を進めていって発見されるのは、神のメモ書きであったり、神が決めた法則であったり、要するに、人間は、神のデザインセンスを学ばせてもらっている存在なのです。
神は、宇宙が誕生してから今まで、ずっと生き続けている御方。
「人間には作れない」英知の結晶である遺伝子、これが神の存在を証明している。
もはや、疑う余地は、どこにもない。
あなたが体全体を動かすことが出来るように、神は宇宙全体を動かせる存在。
神にとっては、宇宙全体が、着ている服なのです。
あなたが作る側に移行した時、宇宙を体(作品)として所有する存在になった時、「退屈」という言葉から解き放たれた夢みたいな生活が始まることでしょう。
重力、老い、病気、ケガ、ありとあらゆる束縛から解放された世界に住めるようになって、自分の意思で自分の体を自由に作り変えることができるようになって、地球を作ったり、植物を作ったり、生物に着せる服(体)をデザインしたりして楽しめるようになるのです。
こんな凄い遊びですらも、神々の世界では、ちょっとした遊びの1つにすぎない。
もっともっと凄い遊びが、無数に存在している世界。
あなたも、順調に成長していけば、そんな夢のような世界に住めるようになる。
くどいようだけど、これは、現実の話なのです。
Author:神描人(かみえがきびと)
読んでいただいてありがとうございます^^
私自身、まだまだ未熟な人間であるため「自分も一緒に更生させちゃおう」という勢いで書いてます。
「こういう人間になれたらいいな」という理想形を描いているので、ご理解よろしくお願いしますm(__)m
著者のホームページ:http://www002.upp.so-net.ne.jp/kami/
2018年4月からブログ記事を書き始める前の、2009年5月からホームページに書き始めた記事が載っているので、もし、よろしかったら、読んでみてください。
たいした人間じゃないのにビッグマウスで書いてる理由とかも書いてあるので、口調が凄く気になって平常心で読めない人は、是非、一読してみてください(^^;)
全記事をパソコンにダウンロード(無料):
https://www.vector.co.jp/soft/data/edu/se517755.html
2021年1月28日にso-netが無料でホームページを提供するサービスを終了しました。
それに伴い、今はホームページを表示できない状態となってしまっています。
NTTのフレッツ光で、プロバイダをso-netに選択してインターネット回線に繋いでいて、そのso-netの無料ホームページサービスを利用する形で、そこに記事を載せたり、トップページから全記事をダウンロードできるようにしていたのですが、それが出来なくなってしまいました。
なので、新たにホームページ先を見つけるまでは、一時的に、ソフトダウンロードサイトであるVectorのみから全記事をダウンロードできる形をとっています。
多くの人にダウンロードしてもらって多くの人に読んでもらえるのが、これから私が文章を書く意欲にも繋がると思うので、今は、まだ、読むつもりがない人であっても、とりあえずダウンロードしてもらって、パソコンの片隅にでも残しておいてもらえると嬉しいです。
Vectorさんは大手のダウンロードサイトなので安心してダウンロードしてもらえるかと思います。
神が宇宙を作ったのであって、美しい地球を作ったのであって、立ったり歩いたりするのに必要だから地球の中心へと引っぱる力が存在する。
それを人間側が「ビッグバン」だとか「重力」だとか言って勝手に命名しているだけで、宇宙における法則やルールも、神には変更可能なことであり、人間の体が進化し続けているのも、そのためなのです。
全てにおいてスケールが大きい神だから、昔の人間の知識レベルでは全く理解できなかった存在であるけど、各分野で研究が進み、高度な文明となった今なら、話を上手く組み立てさえすれば、なんとなく全体像を把握できるレベルへは到達できるのです。
神は、人間をはるかに超越した存在。
人間は、高度な技術を駆使して家やビルなどの建造物を作れるようになったけど、神は「地球を作った」のだし、人間がやっと行けるようになった宇宙でさえも「神が作ったもの」なのです。
そして、神が作った超小型である蚊でさえも、ブンブン飛べて、たたき潰そうとする人間の手から逃げ回り、見事に血を頂戴しちゃったりして、あんなに小さい脳なのにメチャクチャ高性能なのです。
今の人間の技術では絶対に作れないものを、神はいとも簡単に作ってしまう。
レベルが違いすぎるから、このことを人間が認めるのは難しいけど、たしかに「事実」なのです。
「体は服」と考えると、分かりやすいかもしれない。
たまに飼い犬に服を着せている飼い主がいるけど、ちょうどそんな感じで、人間は「体」という服を神から着せられて過ごしている状態なのです。
犬の服は、人間がデザインしたもの。
人間の体は、神がデザインしたもの。
ただ、自分よりもはるかに上の存在から与えられたものを着ているだけで、自分で作る技術は持っていない。
ちょっと考えれば、この、おかしさに気付けるはず。
本来、自分の体というのは「自分で選べて自分でデザインできるもの」であるはずなのです。
しかし、今の人間は、その自由を神から与えられていないから、できない。
人間世界では「人間の体」しか着ることを許可されていないけど、神世界では自由に服(体)を選び放題、ということになり、頭をフラットな状態にして普通に考えてみれば分かると思うけど、「こういう体になりたい」という思考によって自分の体を形成していくのが、ごく自然な流れなのであって、「こんな体は嫌だ」「こんな顔は嫌だ」なんて文句を言いながら過ごしている今の人間の方が、異常なのです。
顔が気に入らないのであれば、自分で自由に作り変えればいい。
現代の人間社会におけるファッションと同じ感覚で、顔作りのプロが用意してくれた顔のデザインをいくつか参考にして、お好みの顔へとチェンジすればいい。
遺伝子レベルの設計図さえ入手できれば、あとは自分で簡単に変更できるはずなのです。
「体は自分で選べる」のが当たり前。
ハゲ、ブサイク、加齢臭、などなど、「自分が望まない状態」を強制的に持続させられている今の人間の方が、おかしいのです。
「遺伝子を作った側」である神の場合は、もちろん、全てにおいて「自分が望む状態」な体となっている。
「遺伝子」というのは、体を作るための「1つのツール」にすぎず、「神がそのツールを作った」のだから、それが、当たり前なことなのです。
遺伝子については、名誉教授であり遺伝子工学の第一人者である村上和雄さんの著書「生命の暗号」(1997年出版)の19,20,21,22,23,39,161,163,196,197ページにかなり詳しく書かれているので、引用させていただきます。
~~~以下、引用~~~
細胞の数は体重60キロの人で約60兆個もあります。キロあたり約1兆個の計算で、生まれたばかりの赤ちゃんでも3兆個の細胞を持っています。もっと凄いことは、この細胞の1個1個に、例外を除いてすべて同じ遺伝子が組み込まれていることです。
人間の体はいろいろな部分で成り立っていて、見た目や働きはずいぶん違っていて、たとえば髪の毛と爪と皮膚、この3つを見ても、とても同じ仲間とは思えないでしょう。しかし、これらは全部細胞と呼ばれるもので、構造や働きは基本的に同じ。そしてその細胞の働きを決めている遺伝子もまったく同じなのです。
1つの細胞の中心には核があって核膜でおおわれており、その核の中に遺伝子があり、元をたどればこのたった1個の細胞(受精卵)からスタートして、今のあなたがあるのです。
1個の受精卵が2個に、2個が4個に、4個が8個に、8個が16個に……と細胞が次々に分裂を繰り返し、途中からは、「おまえは手になれ」「おまえは足になれ」「俺は脳に行く」「俺は肝臓になる」と、それぞれ手分けして母親の体内でどんどん分裂を続けて、十月十日で出産、細胞数約3兆個の赤ちゃんの姿になってこの世に誕生する、というわけです。
遺伝子は細胞の核の中にあり、ここにDNA(デオキシリボ核酸)という物質があるのですが、この物質こそ私たちが遺伝子と呼ぶものなのです。
DNAはらせん状の2本のテープになっていて、そのテープ上に4つの化学の文字で表せる情報が書かれている。この情報が遺伝情報で、そこには生命に関するすべての情報が入っていると考えられています。
人の細胞1個の核に含まれる遺伝子の基本情報量は30億の化学の文字で書かれており、これをもし本にすると、千ページの本で千冊分になる。
そして私たちはこのDNAに書き込まれた膨大な情報によって生きているのです。
これだけの膨大な情報を持った遺伝子が、60兆個の細胞の1つ1つにまったく同じ情報として組み込まれているということは、体のどこの細胞の一片を取ってきても、そこから人間1人を立派に誕生させる事が出来る可能性をもっているということです。
しかし、ここで1つの大きな疑問が生じてきます。
どの細胞も人間1人の生命活動に必要な全情報をもっているとしたら、爪の細胞は爪にしかならず、髪の毛の細胞は髪の毛の役割しか果たしていないのはどうしてなのか、ということです。
髪の毛の細胞が急に「心臓の仕事をしたい」、心臓の細胞が「俺は今日から爪の仕事をする」などと言い出すことはないのか。
各細胞が持つ情報はすべて同じなのですから、それは潜在能力的には可能なことなのです。
しかし現実にそういうことは起きていません。
それは爪の細胞の遺伝子は爪になることはOK、つまり遺伝子をオン(ON)にしているが、それ以外はいっさいダメ、つまりオフ(OFF)にしていると考えられるからです。
受精卵から分裂して体をつくっていく過程で、細胞間でなんらかのそういった取り決め、役割分担みたいなものが行なわれ、以後は各細胞がそれをきちんと守っていると考えられています。
また、遺伝子は細胞を分裂させたり、親の形質を子供に伝えるほかに、もっと身近なところで休むことなく働いています。
人間はしゃべるときに遺伝子が働かないとしゃべれない。言語情報を脳から取り出すときには遺伝子の働きがいるのです。
物を持ち上げるときもピアノを弾くときも、何かを実行するためには遺伝子の働きがどうしても必要になってきます。
また、豚や牛の肉を食べても人間が豚や牛にならないのは、遺伝子が働いてくれるからです。
今から40年ほど前に科学上の凄い発見がありました。
「生きとし生けるものは、まったく同じ遺伝子暗号を使って生きている」という発見です。
カビも大腸菌も植物も動物も人間も、みな等しく同じ原理を使って生きている事が分かったのです。
生物の基本単位は細胞ですが、細胞の働きは遺伝子によって決定され、遺伝子は同じ1つの原理で働いている。
基本原理が同じということは、生物は間違いなく1つの細胞からはじまったと思われます。
私たちが草木を見て心安らぎ、犬猫に出会って親しみを感じるのは、あらゆる生物が起源を1つにする親戚兄弟だからかもしれません。
妊娠初期のヒトの胎児は、魚に似た形態をとったりします。
人間の遺伝子の中には、昔の魚や、は虫類などの遺伝子も入っており、受精してから誕生するまでに、胎児は母親の胎内で過去の進化の歴史をもう一度大急ぎで再現するのです。
これは遺伝子の中に進化の歴史が全部インプットされているためと思われますが、それでも人間から魚やは虫類が生まれないのは、そういう遺伝子はどこかでOFFになるからで、万が一、ONになっても生まれてこないようにセットされているようです。
現在のバイオ技術を使えば、人間のある遺伝子をネズミの中に入れて働かせることはできます。
技術的には植物と人間の細胞を融合することも可能です。
だが、これは人間とネズミ、あるいは植物と人間のあいの子ができるということではありません。
かりに人間と植物の細胞が融合しても、分裂していく段階でどちらかの遺伝子が消えてなくなるからです。
自然界には非常にはっきりしたルールがあって、遺伝子組み換え技術がいかに進んでも、自然のルールを破ることはできないと考えられます。
~~~以上、引用終了~~~
だいたい、世界(人間界)のトップを走っている草分け的存在な人には、天からの啓示が舞い降りる。
全部が全部、という訳ではないでしょうけど、天地を揺るがす大発見のほとんどは、神からの啓示なのです。
なぜなら、今の人間は、神が用意した謎を解き明かしていっているだけの存在にすぎないからです。
今の人間世界にある様々な知識は、神世界では、さらに完成度が高い知識として存在していて、全てが、データベース化されて残っている。
現代社会において、インターネットに繋げば様々な知識が容易に入手できるように、神世界には、さらに凄いインターネット的なネットワークが存在していて、アクセスすれば「人間世界の情報」を容易に引き出せるのです。
その情報を見れば、「今の人間がしゃべっている言語」「今の人間の食生活」「今の人間の知識レベル」、さらには、人間以外の生き物のデータですらも、簡単に知ることが出来る。
あなたが思っている以上に、この世は、神世界にいる神によって、完璧に情報化されて管理されている世界なのです。
神世界の神科学が、アイデアとして、この世に降り注ぎ、舞い降りて、人間世界の人間科学を形成している。
本来、今、あなたが「扱えている」と思い込んでいる科学は、あなたに扱える科学ではなく、今の人間の科学力じゃ絶対に扱うことが出来ない「身分不相応な科学」で、神が「人間の知能レベルでも扱えるように」完成形へと到る道程を簡易化してサポートしてくれているからこそ、人間の頭でも、やっと、なんとか、使用できている「机上の空論」的な科学なのです。
「木」や「鉄」や「石油」などは、あって当たり前なものじゃなくて、「家」や「自動車」や「コンピューター」などの完成形を作りやすいように、さりげなく、神が地球に添えておいてくれた「プラモデルのパーツ」的な存在なのであって、人間は「プラモデルを組み立てているだけ」で、それを「科学」と呼んでいて、人間科学は神科学の簡易版にすぎない。
プラモデルの完成品である「テレビ」や「ラジオ」は、本来、人間の科学力では絶対に作れない「神世界で神が長き年月をかけて築き上げた神科学だからこそ」成し得ている完成品なのです。
もちろん、神がいなくなれば、人間の科学力だけじゃ「テレビ」と「ラジオ」という形を維持できなくなって、この世からテレビとラジオは消え去ることとなる。
人間社会は、神のサポートありきで、やっと、成立している社会なのです。
「人間の体」が「人間の体」という姿形を保ち続けることが出来ているのも、「遺伝子システム」という神科学を享受する形で実現できていることなのであって、神がいなくなれば、あなたは「人間の体」を失って「人間」として過ごすことすら出来なくなってしまう。
神が神科学で映像化してくれているから、あなたは「神がデザインして与えてくれた目」で映像を見ることが出来ていて、神が神科学で音声化してくれているから、あなたは「神がデザインして与えてくれた耳」で音声を聞くことが出来ている。
舌で感じる「味」も、神がいるからこそ感じることが出来ているのであって、鼻で感じる「におい」も、神がいるからこそ感じることが出来ている。
あなたがしゃべれているのも、「神がデザインして与えてくれた声帯」があるからこそ、しゃべれているのです。
人間が「あって当たり前」だと思っているものは、あって当たり前ではなく、神がさりげなくサポートしてくれているから、実現できていることなのです。
あなたが思っている以上に、あなたは、神から多大な恩恵を受けながら生きている。
空気の性質、水の性質、土の性質、火の性質、生物の性質、これら全てが神による創作であり、人間が研究を進めていって発見されるのは、神のメモ書きであったり、神が決めた法則であったり、要するに、人間は、神のデザインセンスを学ばせてもらっている存在なのです。
神は、宇宙が誕生してから今まで、ずっと生き続けている御方。
「人間には作れない」英知の結晶である遺伝子、これが神の存在を証明している。
もはや、疑う余地は、どこにもない。
あなたが体全体を動かすことが出来るように、神は宇宙全体を動かせる存在。
神にとっては、宇宙全体が、着ている服なのです。
あなたが作る側に移行した時、宇宙を体(作品)として所有する存在になった時、「退屈」という言葉から解き放たれた夢みたいな生活が始まることでしょう。
重力、老い、病気、ケガ、ありとあらゆる束縛から解放された世界に住めるようになって、自分の意思で自分の体を自由に作り変えることができるようになって、地球を作ったり、植物を作ったり、生物に着せる服(体)をデザインしたりして楽しめるようになるのです。
こんな凄い遊びですらも、神々の世界では、ちょっとした遊びの1つにすぎない。
もっともっと凄い遊びが、無数に存在している世界。
あなたも、順調に成長していけば、そんな夢のような世界に住めるようになる。
くどいようだけど、これは、現実の話なのです。
Author:神描人(かみえがきびと)
読んでいただいてありがとうございます^^
私自身、まだまだ未熟な人間であるため「自分も一緒に更生させちゃおう」という勢いで書いてます。
「こういう人間になれたらいいな」という理想形を描いているので、ご理解よろしくお願いしますm(__)m
著者のホームページ:http://www002.upp.so-net.ne.jp/kami/
2018年4月からブログ記事を書き始める前の、2009年5月からホームページに書き始めた記事が載っているので、もし、よろしかったら、読んでみてください。
たいした人間じゃないのにビッグマウスで書いてる理由とかも書いてあるので、口調が凄く気になって平常心で読めない人は、是非、一読してみてください(^^;)
全記事をパソコンにダウンロード(無料):
https://www.vector.co.jp/soft/data/edu/se517755.html
2021年1月28日にso-netが無料でホームページを提供するサービスを終了しました。
それに伴い、今はホームページを表示できない状態となってしまっています。
NTTのフレッツ光で、プロバイダをso-netに選択してインターネット回線に繋いでいて、そのso-netの無料ホームページサービスを利用する形で、そこに記事を載せたり、トップページから全記事をダウンロードできるようにしていたのですが、それが出来なくなってしまいました。
なので、新たにホームページ先を見つけるまでは、一時的に、ソフトダウンロードサイトであるVectorのみから全記事をダウンロードできる形をとっています。
多くの人にダウンロードしてもらって多くの人に読んでもらえるのが、これから私が文章を書く意欲にも繋がると思うので、今は、まだ、読むつもりがない人であっても、とりあえずダウンロードしてもらって、パソコンの片隅にでも残しておいてもらえると嬉しいです。
Vectorさんは大手のダウンロードサイトなので安心してダウンロードしてもらえるかと思います。