2日目はあいにく曇り空でしたが、下山の途中で本沢温泉の野天風呂(標高2100m)
に入ってきました。
本沢温泉の山小屋で600円を支払い、歩くこと約3分。崖の下の川沿いにある、脱衣所も無い、硫黄の臭いにつつまれた思いっきりオープンなお風呂。混雑時には男女が入り混じり、大変なことになるという風呂らしいけど、さすがに平日の朝6時過ぎには誰もいない。
その場で裸になりとりあえずセルフタイマーで撮影、カメラのもとへ行こうと立ち上がると、視線を感じ崖の上には中年の夫婦らしき人影が。
いつからそこにいたのか分からないけれど、おばさんが、産まれたままの姿で立ちすくんでる私のいる風呂にカメラを向けている。
となりのおじさんは私に向かって「よう!」とも「ど、どうも・・・」とも受け取れるような感じで片手を挙げている。
予想もしない出来事にどうしていいか分からず、軽く頭を下げる事しかできませんでした。
しかしその後は硫黄岳を見上げながら、硫黄の臭いと川の音、山の緑に囲まつつ誰も来ないことを祈りながら温泉を堪能しました。
よく卵が腐った様な臭いと表現される硫黄の香り、苦手な方が多いようですが、私は結構好きです。臭いけど癖になりませんか?
硫黄好きの方がいたらぜひ教えてください。
ちなみに家に帰ったら、硫黄の香りの染み付いた私に、家族はだれも近づきませんでした。
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