神の小羊
(ヨハネ1:29)
「その翌日,
ヨハネは自分のほうに
イエスが来られるのを見て言った。
『見よ,
世の罪を取り除く神の小羊。』」
「世の罪を取り除く神の小羊」
とは,
イエス・キリストのことです。
「世の罪を取り除く」とは,
イエスが十字架の死によって,
世の罪を負い,
罪とその力を
取り除いてくださることを
意味します。
イエスは,過越しの小羊であり,
苦難のしもべでもあります。
(出エジプト12:3-7)
「イスラエルの全会衆に
告げて言え。
この月の十日に,
おのおのその父祖の家ごとに,
羊一頭を,
すなわち,
家族ごとに羊一頭を用意しなさい。
もし家族が
羊一頭の分より少ないなら,
その人はその家のすぐ隣の人と,
人数に応じて一頭を取り,
めいめいが食べる分量に応じて,
その羊を分けなければならない。
あなたがたの羊は傷のない
一歳の雄でなければならない。
それを子羊かやぎのうちから
取らなければならない。
あなたがたはこの月の十四日まで
それをよく見守る。
そして
イスラエルの民の全集会は集まって,
夕暮れにそれをほふり,
その血を取り,
羊を食べる家々の二本の門柱と,
かもいに,それをつける。」
☆彡
「神の小羊」イエス
(ヨハネ1:29-34 口語訳)
その翌日,
ヨハネはイエスが自分の方に
こられるのを見て言った,
「見よ,
世の罪を取り除く神の小羊。
『わたしのあとに来るかたは,
わたしよりもすぐれたかたである。
わたしよりも
先におられたからである』
とわたしが言ったのは,
この人のことである。
わたしはこのかたを知らなかった。
しかし,
このかたがイスラエルに
現れてくださるそのことのために,
わたしはきて,
水でバプテスマを授けているのである」。
ヨハネはまたあかしをして言った,
「わたしは,
御霊がはとのように天から下って,
彼の上にとどまるのを見た。
わたしはこの人を知らなかった。
しかし,
水でバプテスマを授けるようにと,
わたしをおつかわしになった
そのかたが,
わたしに言われた,
『ある人の上に,
御霊が下ってとどまるのを見たら,
その人こそは,
御霊によって
バプテスマを授けるかたである』。
わたしはそれを見たので,
このかたこそ神の子であると,
あかしをしたのである」。
2021-03-31