ベトサダの池でのいやし
(ヨハネ5:8,9a)
「イエスは彼に言われた。
イエスは彼に言われた。
『起きて,
床を取り上げて歩きなさい。』
すると,
その人はすぐに直って,
床を取り上げて歩き出した。」
患者は治りたいという願望や期待を持たないと,
病気は治らないと多くの医者は認めています。
精神が病んでいる人の特徴は,なんでも人のせいににすることです。
イエス・キリストは,「起きて,床を取り上げて歩きなさい」と言います。
自分の足で立ち上がりなさいというのです。
☆彡
(ヨハネ5:1-9)
その後,ユダヤ人の祭りがあって,
イエスはエルサレムに上られた。
さて,エルサレムには,
羊の門の近くに,
ヘブル語でベテスダと呼ばれる池があって,
五つの回廊がついていた。
その中に大ぜいの病人,盲人,
足のなえた者,
やせ衰えた者たちが伏せっていた。
そこに,三十八年もの間,
病気にかかっている人がいた。
イエスは彼が伏せっているのを見,
それがもう長い間のことなのを知って,
彼に言われた。
「よくなりたいか。」
病人は答えた。
「主よ。私には,水がかき回されたとき,
池の中に私を入れてくれる人がいません。
行きかけると,
もうほかの人が先に降りて行くのです。」
イエスは彼に言われた。
「起きて,床を取り上げて歩きなさい。」
すると,その人はすぐに直って,
床を取り上げて歩き出した。
ところが,その日は安息日であった。
2020-12-15