「イスラエルの回復の望み」
(詩篇14:1-3)
「愚か者は心の中で,
「神はいない。」と言っている。
彼らは腐っており,
忌まわしい事を行なっている。
善を行なう者はいない。
主は天から人の子らを見おろして,
神を尋ね求める,
悟りのある者がいるかどうかをご覧になった。
彼らはみな,離れて行き,
だれもかれも腐り果てている。
善を行なう者はいない。
ひとりもいない。」
詩篇14:1-3は,
ローマ3:10-12に引用されています。
(ローマ3:10-12)
「それは,
次のように書いてあるとおりです。
『義人はいない。ひとりもいない。
悟りのある人はいない。
神を求める人はいない。
すべての人が迷い出て,
みな,ともに無益な者となった。
善を行う人はいない。ひとりもいない。』」
「イスラエルの回復の望み」
(詩篇14:7)
「ああ,
イスラエルの救いがシオンから来るように。
主が,とりこになった御民を返されるとき,
ヤコブは楽しめ。
イスラエルは喜べ。」
ここで,イスラエルの回復の望みを歌います。
「イスラエル」は,神の民のことです。
「シオン」は,エルサレムです。
エルサレムに救い主が現れ,
喜びの時となります。
(黙示14:1)
「また私は見た。見よ。
小羊がシオンの山の上に立っていた。
また小羊とともに十四万四千人の人たちがいて,
その額には小羊の名と,
小羊の父の名とがしるしてあった。」
☆彡
詩篇14
指揮者のために。ダビデによる
「愚か者は心の中で,
『神はいない。』と言っている。
彼らは腐っており,
忌まわしい事を行なっている。
善を行なう者はいない。
主は天から人の子らを見おろして,
神を尋ね求める,
悟りのある者がいるかどうかを
ご覧になった。
彼らはみな,離れて行き,
だれもかれも腐り果てている。
善を行なう者はいない。
ひとりもいない。
不法を行なう者らはだれも知らないのか。
彼らはパンを食らうように,
わたしの民を食らい,
主を呼び求めようとはしない。
見よ。彼らが,いかに恐れたかを。
神は,
正しい者の一族とともにおられるからだ。
おまえたちは,
悩む者のはかりごとを
はずかしめようとするだろう。
しかし,主が彼の避け所である。
ああ,
イスラエルの救いがシオンから来るように。
主が,とりこになった御民を返されるとき,
ヤコブは楽しめ。
イスラエルは喜べ。」
2019-06-06