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朝の光(聖書の言葉)

マタイによる福音書 抜粋 2021.4.21

マタイによる福音書 抜粋

口語訳聖書




受胎を夫ヨセフに告知

(マタイ1:21)

「彼女は男の子を産むであろう。
その名をイエスと名づけなさい。
彼は,おのれの民をそのもろもろの罪から
救う者となるからである」。




東からの博士たちの訪問


(マタイ2:1,2)

イエスがヘロデ王の代に,
ユダヤのベツレヘムで
お生れになったとき,
見よ,
東からきた博士たちが
エルサレムに着いて言った,
「ユダヤ人の王として
お生れになったかたは,
どこにおられますか。
わたしたちは東の方で
その星を見たので,
そのかたを拝みにきました」。



(マタイ2:10,11)

「彼らはその星を見て,
非常な喜びにあふれた。
そして,家にはいって,
母マリヤのそばにいる幼な子に会い,
ひれ伏して拝み,
また,宝の箱をあけて,
黄金・乳香・没薬などの
贈り物をささげた。」




洗礼者ヨハネの予告


(マタイ3:11)

「わたしは悔改めのために,
水でおまえたちにバプテスマを授けている。
しかし,わたしのあとから来る人は
わたしよりも力のあるかたで,
わたしはそのくつを
ぬがせてあげる値うちもない。
このかたは,聖霊と火とによって
おまえたちに
バプテスマをお授けになるであろう。」




イエスの洗礼


(マタイ3:16,17)

イエスはバプテスマを受けるとすぐ,
水から上がられた。
すると,見よ,天が開け,
神の御霊がはとのように
自分の上に下ってくるのを,
ごらんになった。
また天から声があって言った,
「これはわたしの愛する子,
わたしの心にかなう者である」。




ガリラヤでの宣教


(マタイ4:15-17)

「ゼブルンの地,
ナフタリの地,海に沿う地方,
ヨルダンの向こうの地,
異邦人のガリラヤ,
暗黒の中に住んでいる民は
大いなる光を見,
死の地,死の陰に住んでいる人々に,
光がのぼった」。
この時からイエスは
教を宣べはじめて言われた,
「悔い改めよ,天国は近づいた」。




山上の説教


(マタイ5:3-6)

「こころの貧しい人たちは,
さいわいである,
天国は彼らのものである。
悲しんでいる人たちは,さいわいである,
彼らは慰められるであろう。
柔和な人たちは,さいわいである,
彼らは地を受けつぐであろう。
義に飢えかわいている人たちは,
さいわいである,
彼らは飽き足りるようになるであろう。」




空の鳥を見る


(マタイ6:26)

「空の鳥を見るがよい。
まくことも,刈ることもせず,
倉に取りいれることもしない。
それだのに,
あなたがたの天の父は
彼らを養っていて下さる。
あなたがたは彼らよりも,
はるかにすぐれた者ではないか。」




良い実を結ぶ


(マタイ7:17)

「すべて良い木は良い実を結び,
悪い木は悪い実を結ぶ。」




嵐に会う


(マタイ8:25,26)

そこで弟子たちは
みそばに寄ってきてイエスを起し,
「主よ,お助けください,
わたしたちは死にそうです」と言った。
するとイエスは彼らに言われた,
「なぜこわがるのか,
信仰の薄い者たちよ」。
それから起きあがって,
風と海とをおしかりになると,
大なぎになった。




マタイの招き


(マタイ9:12,13)

イエスはこれを聞いて言われた,
「丈夫な人には医者はいらない。
いるのは病人である。
『わたしが好むのは,
あわれみであって,いけにえではない』
とはどういう意味か,
学んできなさい。
わたしがきたのは,
義人を招くためではなく,
罪人を招くためである」。




一羽の雀

(マタイ10:29,30)

「二羽のすずめは一アサリオンで
売られているではないか。
しかもあなたがたの父の許しがなければ,
その一羽も地に落ちることはない。
またあなたがたの頭の毛までも,
みな数えられている。
それだから,恐れることはない。
あなたがたは多くのすずめよりも,
まさった者である。」




イエスのくびき

(マタイ11:28-30)

「すべて重荷を負うて苦労している者は,
わたしのもとにきなさい。
あなたがたを休ませてあげよう。
わたしは柔和で
心のへりくだった者であるから,
わたしのくびきを負うて,
わたしに学びなさい。
そうすれば,
あなたがたの魂に
休みが与えられるであろう。
わたしのくびきは負いやすく,
わたしの荷は軽いからである」。




神の僕

(マタイ12:15-21)

イエスはこれを知って,
そこを去って行かれた。
ところが多くの人々がついてきたので,
彼らを皆いやし,
そして自分のことを
人々にあらわさないようにと,
彼らを戒められた。
これは預言者イザヤの言った言葉が,
成就するためである,
「見よ,わたしが選んだ僕,
わたしの心にかなう,愛する者。
わたしは彼にわたしの霊を授け,
そして彼は
正義を異邦人に宣べ伝えるであろう。
彼は争わず,叫ばず,
またその声を大路で聞く者はない。
彼が正義に勝ちを得させる時まで,
いためられた葦を折ることがなく,
煙っている燈心を消すこともない。
異邦人は彼の名に望みを置くであろう」。




良い真珠

(マタイ13:45,46)

「また天国は,
良い真珠を捜している
商人のようなものである。
高価な真珠一個を見いだすと,
行って持ち物をみな売りはらい,
そしてこれを買うのである。」




湖を歩く


(マタイ14:30-32)

風を見て恐ろしくなり,
そしておぼれかけたので,
彼は叫んで,
「主よ,お助けください」と言った。
イエスはすぐに手を伸ばし,
彼をつかまえて言われた,
「信仰の薄い者よ,なぜ疑ったのか」。
ふたりが舟に乗り込むと,
風はやんでしまった。




口から出るもの


(マタイ15:18-20)

「口から出て行くものは,
心の中から出てくるのであって,
それが人を汚すのである。
というのは,悪い思い,
すなわち,殺人,姦淫,不品行,
盗み,偽証,誹りは,
心の中から出てくるのであって,
これらのものが人を汚すのである。
しかし,洗わない手で食事することは,
人を汚すのではない」。




ヨナのしるし

(マタイ16:4)

「邪悪で不義な時代は,
しるしを求める。
しかし,ヨナのしるしのほかには,
なんのしるしも与えられないであろう」。
そして,
イエスは彼らをあとに残して立ち去られた。




からし種

(マタイ17:20)

するとイエスは言われた,
「あなたがたの信仰が足りないからである。
よく言い聞かせておくが,
もし,からし種一粒ほどの信仰があるなら,
この山にむかって
『ここからあそこに移れ』と言えば,
移るであろう。
このように,あなたがたにできない事は,
何もないであろう。




幼子のように

(マタイ18:4,5)

「この幼な子のように自分を低くする者が,
天国でいちばん偉いのである。
また,だれでも,
このようなひとりの幼な子を,
わたしの名のゆえに受けいれる者は,
わたしを受けいれるのである。」




天国に入る

(マタイ19:23,25,26)

それからイエスは弟子たちに言われた,
「よく聞きなさい。
富んでいる者が天国にはいるのは,
むずかしいものである。」
弟子たちはこれを聞いて
非常に驚いて言った,
「では,
だれが救われることができるのだろう」。
イエスは彼らを見つめて言われた,
「人にはそれはできないが,
神にはなんでもできない事はない」。




深く憐れむ

(マタイ20:33,34)

彼らは言った,
「主よ,目をあけていただくことです」。
イエスは深くあわれんで,
彼らの目にさわられた。
すると彼らは,
たちまち見えるようになり,
イエスに従って行った。




山を動かす

(マタイ21:21,22)

イエスは答えて言われた,
「よく聞いておくがよい。
もしあなたがたが信じて疑わないならば,
このいちじくにあったようなことが,
できるばかりでなく,
この山にむかって,
動き出して海の中にはいれと言っても,
そのとおりになるであろう。
また,祈のとき,信じて求めるものは,
みな与えられるであろう」。




白く塗った墓

(マタイ23:27,28)

偽善な律法学者,パリサイ人たちよ。
あなたがたは,わざわいである。
あなたがたは白く塗った墓に似ている。
外側は美しく見えるが,内側は死人の骨や,
あらゆる不潔なものでいっぱいである。
このようにあなたがたも,
外側は人に正しく見えるが,
内側は偽善と不法とでいっぱいである。




人の子が現れる

(マタイ24:29-31)

その時に起る患難の後,
たちまち日は暗くなり,
月はその光を放つことをやめ,
星は空から落ち,
天体は揺り動かされるであろう。
そのとき,
人の子のしるしが天に現れるであろう。
またそのとき,
地のすべての民族は嘆き,
そして力と大いなる栄光とをもって,
人の子が天の雲に乗って来るのを,
人々は見るであろう。
また,彼は大いなるラッパの音と
共に御使たちをつかわして,
天のはてからはてに至るまで,
四方からその選民を呼び集めるであろう。




最も小さい者の一人

(マタイ25:40)

「すると,王は答えて言うであろう,
『あなたがたによく言っておく。
わたしの兄弟である
これらの最も小さい者のひとりにしたのは,
すなわち,わたしにしたのである』」。




聖餐式

(マタイ26:26-30)

一同が食事をしているとき,
イエスはパンを取り,
祝福してこれをさき,
弟子たちに与えて言われた,
「取って食べよ,
これはわたしのからだである」。
また杯を取り,
感謝して彼らに与えて言われた,
「みな,この杯から飲め。
これは,罪のゆるしを得させるようにと,
多くの人のために流す
わたしの契約の血である。
あなたがたに言っておく。
わたしの父の国であなたがたと共に,
新しく飲むその日までは,
わたしは今後決して,
ぶどうの実から造ったものを
飲むことをしない」。
彼らは,さんびを歌った後,
オリブ山へ出かけて行った。




大祭司の尋問

(マタイ26:63,64)

イエスは黙っておられた。
そこで大祭司は言った,
「あなたは神の子キリストなのかどうか,
生ける神に誓ってわれわれに答えよ」。
イエスは彼に言われた,
「あなたの言うとおりである。
しかし,わたしは言っておく。
あなたがたは,間もなく,
人の子が力ある者の右に座し,
天の雲に乗って来るのを見るであろう」。




十字架

(マタイ27:46-54)

そして三時ごろに,
イエスは大声で叫んで,
「エリ,エリ,レマ,サバクタニ」
と言われた。
それは
「わが神,わが神,
どうして
わたしをお見捨てになったのですか」
という意味である。
すると,そこに立っていたある人々が,
これを聞いて言った,
「あれはエリヤを呼んでいるのだ」。
するとすぐ,
彼らのうちのひとりが走り寄って,
海綿を取り,
それに酢いぶどう酒を含ませて
葦の棒につけ,
イエスに飲ませようとした。
ほかの人々は言った,
「待て,
エリヤが彼を救いに来るかどうか,
見ていよう」。
イエスはもう一度大声で叫んで,
ついに息をひきとられた。
すると見よ,
神殿の幕が上から下まで真二つに裂けた。
また地震があり,岩が裂け,
また墓が開け,
眠っている多くの聖徒たちの死体が
生き返った。
そしてイエスの復活ののち,
墓から出てきて,聖なる都にはいり,
多くの人に現れた。
百卒長,
および彼と一緒に
イエスの番をしていた人々は,
地震や,
いろいろのできごとを見て非常に恐れ,
「まことに,この人は神の子であった」
と言った。




復活

(マタイ28:5,6)

この御使は女たちにむかって言った,
「恐れることはない。
あなたがたが十字架におかかりになった
イエスを捜していることは,
わたしにわかっているが,
もうここにはおられない。
かねて言われたとおりに,
よみがえられたのである。
さあ,イエスが納められていた場所を
ごらんなさい。」



(マタイ28:16,17)

さて,十一人の弟子たちは
ガリラヤに行って,
イエスが彼らに行くように
命じられた山に登った。
そして,イエスに会って拝した。
しかし,疑う者もいた。


2021-04-21

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