みことばを喜ぶ (詩篇1)
(詩篇1:1,2)
「幸いなことよ。
悪者のはかりごとに歩まず,
罪人の道に立たず,
あざける者の座に着かなかった,
その人。
まことに,
その人は主のおしえを喜びとし,
昼も夜もそのおしえを口ずさむ。」
神の計画に歩む者は,
幸いです。
その人は,神の言葉を口ずさみます。
イエスの山上の説教も
「幸いなことよ」を,
繰り返しています。
(マタイ5:3-10)
みことばの詩篇は他に19編と
119編にもあります。
幸いなこと
(詩篇1)
「幸いなことよ。
悪者のはかりごとに歩まず,
罪人の道に立たず,
あざける者の座に着かなかった,
その人。
まことに,
その人は主のおしえを喜びとし,
昼も夜もそのおしえを口ずさむ。
その人は,
水路のそばに植わった木のようだ。
時が来ると実がなり,
その葉は枯れない。
その人は,何をしても栄える。
悪者は,それとは違い,
まさしく,
風が吹き飛ばすもみがらのようだ。
それゆえ,
悪者は,
さばきの中に立ちおおせず,
罪人は,
正しい者のつどいに立てない。
まことに,
主は,正しい者の道を知っておられる。
しかし,悪者の道は滅びうせる。」
山上の説教
(マタイ5:1-12)
「この群衆を見て,
イエスは山に登り,
おすわりになると,
弟子たちがみもとに来た。
そこで,イエスは口を開き,
彼らに教えて,言われた。
『心の貧しい者は幸いです。
天の御国はその人のものだからです。
悲しむ者は幸いです。
その人は慰められるからです。
柔和な者は幸いです。
その人は地を相続するからです。
義に飢え渇いている者は幸いです。
その人は満ち足りるからです。
あわれみ深い者は幸いです。
その人はあわれみを受けるからです。
心のきよい者は幸いです。
その人は神を見るからです。
平和をつくる者は幸いです。
その人は
神の子どもと呼ばれるからです。
義のために迫害されている者は
幸いです。
天の御国はその人のものだからです。
わたしのために,
ののしられたり,迫害されたり,
また,ありもしないことで
悪口雑言を言われたりするとき,
あなたがたは幸いです。
喜びなさい。喜びおどりなさい。
天においてあなたがたの報いは
大きいのだから。
あなたがたより前に来た
預言者たちも,
そのように迫害されました。』」