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朝の光(聖書の言葉)

とうごまを惜しむヨナ (ヨナ4:10,11)

とうごまを惜しむヨナ
 

(ヨナ4:10,11)


「主は仰せられた。

『あなたは,自分で骨折らず,

育てもせず,

一夜で生え,

一夜で滅びたこのとうごまを惜しんでいる。

まして,わたしは,

この大きな町ニネベを

惜しまないでいられようか。

そこには,

右も左もわきまえない十二万以上の人間と,

数多くの家畜とがいるではないか。』」




ヨナは横着者です。

神の最後の言葉に応答していません。


ヨナ書は自分で書いていません。

「神は,よくぞヨナを用いた」

と思います。


彼の良いのは,

正確に神の言葉をつたえたことと,

自分に正直であったことです。






ニネベの人々が悔改めた後の,

ヨナの行動と言葉です。


☆彡



神はニネベを惜しむ


(ヨナ4:1-11)

ところが,

このことはヨナを非常に不愉快にさせた。

ヨナは怒って,主に祈って言った。

「ああ,主よ。

私がまだ国にいたときに,

このことを申し上げたではありませんか。

それで,

私は初めタルシシュへ

のがれようとしたのです。

私は,

あなたが情け深くあわれみ深い神であり,

怒るのにおそく,恵み豊かであり,

わざわいを思い直されることを

知っていたからです。

主よ。

今,どうぞ,

私のいのちを取ってください。

私は生きているより

死んだほうがましですから。」

主は仰せられた。

「あなたは当然のことのように

怒るのか。」

ヨナは町から出て,町の東の方にすわり,

そこに自分で仮小屋を作り,

町の中で何が起こるかを見きわめようと,

その陰の下にすわっていた。

神である主は一本のとうごまを備え,

それをヨナの上をおおうように生えさせ,

彼の頭の上の陰として,

ヨナの不きげんを直そうとされた。

ヨナはこのとうごまを非常に喜んだ。

しかし,神は,翌日の夜明けに,

一匹の虫を備えられた。

虫がそのとうごまをかんだので,

とうごまは枯れた。

太陽が上ったとき,

神は焼けつくような東風を備えられた。

太陽がヨナの頭に照りつけたので,

彼は衰え果て,自分の死を願って言った。

「私は生きているより

死んだほうがましだ。」

すると,神はヨナに仰せられた。

「このとうごまのために,

あなたは当然のことのように

怒るのか。」

ヨナは言った。

「私が死ぬほど怒るのは

当然のことです。」

主は仰せられた。

「あなたは,

自分で骨折らず,育てもせず,

一夜で生え,

一夜で滅びたこのとうごまを

惜しんでいる。

まして,わたしは,

この大きな町ニネベを

惜しまないでいられようか。

そこには,

右も左もわきまえない

十二万以上の人間と,

数多くの家畜とがいるではないか。」







2014-03-29

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