ヨナの召命
(ヨナ1:1-3 口語訳)
「主の言葉がアミッタイの子
ヨナに臨んで言った,
『立って,あの大きな町ニネベに行き,
これに向かって呼ばわれ。
彼らの悪がわたしの前に
上ってきたからである』。
しかしヨナは主の前を離れて
タルシシへのがれようと,
立ってヨッパに下って行った。
ところがちょうど,
タルシシへ行く船があったので,
船賃を払い,主の前を離れて,
人々と共に
タルシシへ行こうと船に乗った。」
ヨナは紀元前760年ごろの
北王国イスラエルの預言者でありました。
「ヨナ」という名前は
「はと」を意味します。
北イスラエル王国は
ヤロブアム2世の繁栄の時代が
終わりを告げ,
北方のアッシリヤの脅威に
人々が深刻な恐れを
感じていた時のことです。
彼は,
大魚にのみ込まれますが,
救い出され,
アッシリヤの首都ニネベで
預言活動をしました。
2020-09-22