「からし種」のたとえ
(マタイ13:31)
「天の御国は,
からし種のようなものです。」
パレスチナのからし種は,
小さい種ですが,
3,4メートルの木に
成長します。
このたとえは,天の御国が拡大,
成長することを示しています。
「天の御国」とは「神の国」のことです。
神の支配を指しています。
神の国はキリストによってもたらされ,
この世の終わりに完成します。
(マタイ13:31,32)
「イエスは,
また別のたとえを彼らに示して言われた。
『天の御国は,
からし種のようなものです。
それを取って,
畑に蒔くと,
どんな種よりも小さいのですが,
生長すると,
どの野菜よりも大きくなり,
空の鳥が来て,
その枝に巣を作るほどの
木になります。』」
○
ほかのとき,
イエスは「からし種」を
信仰にたとえています。
(マタイ17:20)
イエスは言われた,
「あなたがたの信仰が足りないからである。
よく言い聞かせておくが,
もし,からし種一粒ほどの信仰があるなら,
この山にむかって
『ここからあそこに移れ』と言えば,
移るであろう。
このように,あなたがたにできない事は,
何もないであろう。」
2015-12-16