使徒信条
十字架につけられ,
死にて葬られ,
陰府にくだり
「十字架につけられ」
1.イエスの十字架は,
人の罪を明らかにした。
2.十字架は,
神の怒りを表わしている。
イエスの十字架の上での言葉,
「わが神。
どうしてわたしをお
見捨てになったのですか」
(マルコ15:34)は,
神と人との断絶を表わしてます。
「そして,三時に,
イエスは大声で,
『エロイ,エロイ,
ラマ,サバクタニ。』
と叫ばれた。
それは訳すと
『わが神,わが神。
どうしてわたしを
お見捨てになったのですか。』
と言う意味である。」
(マルコ15:34)
3.イエスは
十字架にかかることによって,
わたしたちの罪を
代わって負ってくださり,
わたしたちの罪を
赦してくださった。
(ガラテヤ3:13)
キリストは,
私たちのために
のろわれたものとなって,
私たちを律法ののろいから
贖い出してくださいました。
なぜなら,
「木にかけられる者は
すべてのろわれたものである。」
と書いてあるからです。
「葬られる」
「葬られる」とは,
イエスの死が
確実であったことを
示しています。
それは,次に起きる復活が,
死からのものであることを
示すためです。
(マタイ27:57-61)
「夕方になって,
アリマタヤの金持ちで
ヨセフという人が来た。
彼もイエスの弟子になっていた。
この人はピラトのところに行って,
イエスのからだの
下げ渡しを願った。
そこで,ピラトは,
渡すように命じた。
ヨセフはそれを取り降ろして,
きれいな亜麻布に包み,
岩を掘って造った
自分の新しい墓に納めた。
墓の入口には
大きな石をころがしかけて帰った。
そこにはマグダラのマリヤと
ほかのマリヤとが
墓のほうを向いてすわっていた。」
2021-01-08