神の幻と預言
(使徒2:17)
「神は言われる。
終わりの日に,
わたしの霊をすべての人に注ぐ。
すると,あなたがたの息子や娘は預言し,
青年は幻を見,老人は夢を見る。
その日,わたしのしもべにも,
はしためにも,わたしの霊を注ぐ。
すると,彼らは預言する。」
ペンテコステの日に
聖霊が降ります。
ペテロが旧約聖書(ヨエル)を引用した
説教のなかの言葉です。
神は霊ですから,
神は時間,場所を越えて存在し,
働いています。
神は,わたしたちの祈り,
願いに答えてくださいます。
神は,わたしたちに幻を与え,
言葉を語りかけてくださいます。
わたしたちは,
この幻と神の言葉をもち続けるなら,
祈りと願いがかなうのではないでしょうか。
この説教の箇所は,
旧約聖書ヨエル書の次ぎの箇所です。
(ヨエル2:28-32)
「その後,わたしは,
わたしの霊をすべての人に注ぐ。
あなたがたの息子や娘は預言し,
年寄りは夢を見,若い男は幻を見る。
その日,わたしは,
しもべにも,はしためにも,
わたしの霊を注ぐ。
わたしは天と地に,
不思議なしるしを現わす。
血と火と煙の柱である。
主の大いなる恐るべき日が来る前に,
太陽はやみとなり,
月は血に変わる。
しかし,主の名を呼ぶ者はみな救われる。
主が仰せられたように,
シオンの山,エルサレムに,
のがれる者があるからだ。
その生き残った者のうちに,
主が呼ばれる者がいる。」
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旧約聖書のヨエルが預言していた,
聖霊の降臨が来ました。
それは,イエス・キリストを信じる
すべての人に下りました。
イエス・キリストが十字架にかかり,
復活し,天に昇り,そのあとのことです。
(使徒2:14-21 口語訳)
そこで,ペテロが十一人の者と共に立ちあがり,
声をあげて人々に語りかけた。
「ユダヤの人たち,
ならびにエルサレムに住むすべてのかたがた,
どうか,この事を知っていただきたい。
わたしの言うことに耳を傾けていただきたい。
今は朝の九時であるから,
この人たちは,
あなたがたが思っているように,
酒に酔っているのではない。
そうではなく,
これは預言者ヨエルが預言していたことに
外ならないのである。
すなわち,
『神がこう仰せになる。
終りの時には,
わたしの霊をすべての人に注ごう。
そして,あなたがたのむすこ娘は預言をし,
若者たちは幻を見,
老人たちは夢を見るであろう。
その時には,
わたしの男女の僕たちにもわたしの霊を注ごう。
そして彼らも預言をするであろう。
また,上では,天に奇跡を見せ,
下では,地にしるしを,
すなわち,血と火と立ちこめる煙とを,
見せるであろう。
主の大いなる輝かしい日が来る前に,
日はやみに月は血に変るであろう。
そのとき,主の名を呼び求める者は,
みな救われるであろう』。
2016-02-12