聖霊が降る
(使徒2:1-4)
「五旬節の日になって,
みなが一つ所に集まっていた。
すると突然,天から,
激しい風が吹いてくるような
響きが起こり,
彼らのいた家全体に響き渡った。
また,炎のような分かれた舌が現われて,
ひとりひとりの上にとどまった。
すると,みなが聖霊に満たされ,
御霊が話させてくださるとおりに,
他国のことばで話しだした。」
この出来事は,聖霊降臨または,
ペンテコステといわれます。
昇天前にイエスがこの約束をしました。
ペンテコステの日に聖霊を受けると,
弟子たちが主イエスの復活を確信し,
復活の証人として立ち上がりました。
イースターから50日目に,
キリストの弟子たちの上に
天から聖霊がくだり,
教会が誕生します。
この日をペンテコステ(聖霊降臨日)
と言います。
ユダヤ教では七週の祭り,
あるいは 刈り入れの祭りであり,
過ぎ越しから,50日目であるため,
50をさすギリシャ語の
ペンテコステと言う呼び名を用います。
「風」は霊の活動であり,
「天からの響き」とは
神の直接的な働きを示しています。
「炎」は神の臨在を示しています。
聖霊に満たされて,
「他国のことば」(異言)を語り出しました。
このとき(ペンテコステ)の聖霊の降臨には,
風,炎,が伴った異言があらわれましたが,
いわゆる,ペンテコステ派は,このとき以降,
聖霊のバプテスマには
異言が必ず現れると考えます。
イエス・キリストを信じる者は,
イエスの十字架,
復活の後の聖霊降臨によって,
聖霊による恵みを受けます。
2019-03-26