イエスの昇天から聖霊降臨まで
(使徒1:3-2:4)
○
ルカ福音書24:45-53
宣教命令
(ルカ24:45-49口語訳)
「そこでイエスは,
聖書を悟らせるために彼らの心を開いて
言われた,
『こう,しるしてある。
キリストは苦しみを受けて,
三日目に死人の中からよみがえる。
そして,
その名によって罪のゆるしを
得させる悔改めが,
エルサレムからはじまって,
もろもろの国民に宣べ伝えられる。
あなたがたは,
これらの事の証人である。
見よ,
わたしの父が約束されたものを,
あなたがたに贈る。
だから,
上から力を授けられるまでは,
あなたがたは
都にとどまっていなさい。』」
イエスは復活し,
弟子たちに
話しました。
○
イエス,ベタニヤで天にあげられる
(昇天)
(ルカ24:50-53)
「それから,
イエスは彼らを
ベタニヤの近くまで連れて行き,
手をあげて彼らを祝福された。
祝福しておられるうちに,
彼らを離れて,
〔天にあげられた。〕
彼らは〔イエスを拝し,〕
非常な喜びをもって
エルサレムに帰り,
絶えず宮にいて,
神をほめたたえていた。」
イエスは天に上げられます。
昇天とも言います。
使徒1:9で,
再び書かれています。
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イエスの昇天から聖霊降臨まで
(使徒1:3-2:4)
イエスによる聖霊の約束
(使徒1:3-5)
「イエスは苦しみを受けた後,
四十日の間,彼らに現れて,
神の国のことを語り,
数多くの確かな証拠をもって,
ご自分が生きていることを
使徒たちに示された。
彼らといっしょにいるとき,
イエスは彼らにこう命じられた。
『エルサレムを離れないで,
わたしから聞いた
父の約束を待ちなさい。
ヨハネは
水でバプテスマを授けたが,
もう間もなく,
あなたがたは聖霊のバプテスマを
受けるからです。』」
イエスは十字架に架けられ復活し,
40日間弟子たちに現われます。
そして,
「エルサレムを離れないで」
と言い,
聖霊のバプテスマを
与えるという約束をします。
エルサレムは
十字架を思い出させる場所でした。
イエス・キリストは
十字架によって死に,
復活し,弟子に顕(あら)われ,
天に上げられ,
聖霊のバステスマを
授けてくださいます。
苦難(1:3)
→復活,顕現(1:4,40日間)
→昇天(1:11)
→約束の聖霊(2:1-4)
○
イエスの聖霊降臨の約束
(使徒1:8)
「聖霊があなたがたの上に
臨まれるとき,
あなたがたは力を受けます。
そして,エルサレム,
ユダヤとサマリヤの全土,
および地の果てにまで,
わたしの証人となります。」
使徒行伝の主題です。
○
イエス,天に上げられる(昇天)
(使徒1:9-11)
「イエスは
彼らが見ている間に上げられ,
雲に包まれて,見えなくなられた。
イエスが上って行かれるとき,
弟子たちは天を見つめていた。
すると,見よ,
白い衣を着た人がふたり,
彼らのそばに立っていた。
そして,こう言った。
『ガリラヤの人たち。
なぜ天を見上げて
立っているのですか。
あなたがたを離れて
天に上げられたこのイエスは,
天に上って行かれるのを
あなたがたが
見たときと同じ有様で,
またおいでになります。』」
イエスは雲に包まれて,
天にあげられます。
「雲に包まれ」るのは,
神の栄光の現われでした。
☆彡
(使徒1:6-11)
テオピロよ。
私は前の書で,
イエスが行ない始め,
教え始められた
すべてのことについて書き,
お選びになった使徒たちに
聖霊によって命じてから,
天に上げられた日のことにまで
及びました。
イエスは苦しみを受けた後,
四十日の間,彼らに現われて,
神の国のことを語り,
数多くの確かな証拠をもって,
ご自分が生きていることを
使徒たちに示された。
彼らといっしょにいるとき,
イエスは彼らにこう命じられた。
「エルサレムを離れないで,
わたしから聞いた
父の約束を待ちなさい。
ヨハネは
水でバプテスマを授けたが,
もう間もなく,
あなたがたは
聖霊のバプテスマを
受けるからです。」
そこで,彼らは,
いっしょに集まったとき,
イエスにこう尋ねた。
「主よ。今こそ,
イスラエルのために国を
再興してくださるのですか。」
イエスは言われた。
「いつとか,
どんなときとかいうことは,
あなたがたは
知らなくてもよいのです。
それは,
父がご自分の権威をもって
お定めになっています。
しかし,
聖霊があなたがたの上に
臨まれるとき,
あなたがたは力を受けます。
そして,
エルサレム,
ユダヤとサマリヤの全土,
および地の果てにまで,
わたしの証人となります。」
こう言ってから,
イエスは
彼らが見ている間に上げられ,
雲に包まれて,
見えなくなられた。
イエスが上って行かれるとき,
弟子たちは天を見つめていた。
すると,見よ,
白い衣を着た人がふたり,
彼らのそばに立っていた。
そして,こう言った。
「ガリラヤの人たち。
なぜ天を見上げて
立っているのですか。
あなたがたを離れて
天に上げられたこのイエスは,
天に上って行かれるのを
あなたがたが
見たときと同じ有様で,
またおいでになります。」
○
天使による,イエスの再臨の約束
(使徒1:9-11)
「こう言ってから,
イエスは彼らが
見ている間に上げられ,
雲に包まれて,見えなくなられた。
イエスが上って行かれるとき,
弟子たちは天を見つめていた。
すると,見よ,
白い衣を着た人がふたり,
彼らのそばに立っていた。
そして,こう言った。
『ガリラヤの人たち。
なぜ天を見上げて
立っているのですか。
あなたがたを離れて
天に上げられたこのイエスは,
天に上って行かれるのを
あなたがたが
見たときと同じ有様で,
またおいでになります。』」
イエスは,十字架にかかる前,
次のように約束しました。
(ルカ21:25-28口語訳)
「また日と月と星とに,
しるしが現れるであろう。
そして,地上では,諸国民が悩み,
海と大波とのとどろきにおじ惑い,
人々は
世界に起ろうとする事を思い,
恐怖と不安で気絶するであろう。
もろもろの天体が
揺り動かされるからである。
そのとき,
大いなる力と栄光とをもって,
人の子が雲に乗って来るのを,
人々は見るであろう。
これらの事が起りはじめたら,
身を起し頭をもたげなさい。
あなたがたの救が
近づいているのだから」。
○
聖霊が降る
(使徒2:1-4)
「五旬節の日になって,
みなが一つ所に集まっていた。
すると突然,天から,激しい風が
吹いてくるような響きが起こり,
彼らのいた家全体に響き渡った。
また,
炎のような分かれた舌が現われて,
ひとりひとりの上にとどまった。
すると,みなが聖霊に満たされ,
御霊が話させてくださるとおりに,
他国のことばで話しだした。」
この出来事は,聖霊降臨または,
ペンテコステといわれます。
昇天前のイエスの約束が,
このとき起きました。
ペンテコステの日に
聖霊を受けると,
弟子たちが
主イエスの復活を確信し,
復活の証人として
立ち上がりました。
イースターから50日目に,
キリストの弟子たちの上に
天から聖霊がくだり,
教会が誕生した日を
ペンテコステ(聖霊降臨日)
と言います。
ユダヤ教では七週の祭り,
あるいは 刈り入れの祭りでした。
この時期は過ぎ越しから,
50日目であるため,
50をさすギリシャ語の
ペンテコステと言う
呼び名を用います。
「風」は霊の活動をあらわし,
「天からの響き」とは
神の直接的な働きを示しています。
「炎」は神の臨在を示しています。
聖霊に満たされて,
「他国のことば」
(異言)を語り出しました。
このとき(ペンテコステ)の
聖霊の降臨には,
風,炎,が伴った
異言があらわれました。
ペンテコステ派は,
このとき以降,
聖霊のバプテスマには
異言が必ず現れると考えます。
イエス・キリストを信じる者は,
イエスの十字架,
復活を通して下る聖霊によって,
聖霊による恵みを受けます。
復活 →
50日 →
聖霊が降臨 →
ペテロの説教
(使徒2:1-4)
五旬節にエルサレムで,
↓
1.風
2.音
3.炎のような舌
↓
聖霊に満ちる
異言を語る
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2023-03-28