朝の光(聖書の言葉)

復讐について(マタイ5:39)ほか  2024-03-01


復讐について


(マタイ5:39)新共同訳

「わたしは言っておく。
悪人に手向かってはならない。
だれかが
あなたの右の頬を打つなら,
左の頬をも向けなさい。」


イエスは悪人に反抗せず

右の頬を打たれたら

左の頬を向けようと言われます。


暴力に対し,

暴力で対抗することを

否定しました。


イエスはこの言葉を実行して,

十字架につけられます。


私たちは

イエスを信じることによって,

この言葉を実現できます 。




イエスは天の父が完全なように

完全でありなさいと

言われています。


(マタイ5:48)新共同訳 

「あなたがたの天の父が
完全であられるように,
あなたがたも
完全な者となりなさい。」



☆彡


復讐してはならない


(マタイ5:38-42)新共同訳 

「あなたがたも聞いているとおり,
『目には目を,歯には歯を』
と命じられている。
しかし,わたしは言っておく。
悪人に手向かってはならない。
だれかが
あなたの右の頬を打つなら,
左の頬をも向けなさい。
あなたを訴えて
下着を取ろうとする者には,
上着をも取らせなさい。
だれかが,
一ミリオン行くように強いるなら,
一緒に二ミリオン行きなさい。
求める者には与えなさい。
あなたから借りようとする者に,
背を向けてはならない。」


☆ 


敵を愛する


(マタイ5:44)

「わたしは言っておく。
敵を愛し,
自分を迫害する者のために
祈りなさい。」


イエスの山上の説教の教えです。

イエスの教えの

まとめとなっています。



☆彡


敵を愛しなさい


(マタイ5:43-48)新共同訳

「あなたがたも聞いているとおり,
『隣人を愛し,敵を憎め』
と命じられている。
しかし,わたしは言っておく。
敵を愛し,
自分を迫害する者のために
祈りなさい。
あなたがたの天の父の子と
なるためである。
父は悪人にも善人にも
太陽を昇らせ,
正しい者にも正しくない者にも
雨を降らせてくださるからである。
自分を愛してくれる人を
愛したところで,
あなたがたに
どんな報いがあろうか。
徴税人でも,
同じことをしているではないか。
自分の兄弟にだけ
挨拶したところで,
どんな優れたことを
したことになろうか。
異邦人でさえ,
同じことをしているではないか。
だから,
あなたがたの天の父が
完全であられるように,
あなたがたも
完全な者となりなさい。」






施しについて


(マタイ6:3)新共同訳 

「施しをするときは,
右の手のすることを
左の手に知らせてはならない。」


施しについて,祈りについて,

断食について,

イエスはこれらの良い行いを

隠れたところでするように

言われます


良い行いは

他人に知られるように

するだけでなく

自分に すら わからないように

徹底的に隠れたところで

しなさいと言います。


施しについて 祈りや 断食についても

他人や自分自身に

褒められるためではなく

ただ神に褒められるために

すべきであると教えています。





善行


(マタイ6:1)新共同訳
 
「見てもらおうとして,
人の前で善行をしないように
注意しなさい。
さもないと,
あなたがたの天の父のもとで報いを
いただけないことになる。」


善行とは,

貧しい人々に施すことを指します。


ユダヤ人は貧しい人への施し,

祈り, 断食の3つの行いが

最も重要であると考えました。


イエスは,これらの善行をわざと

人目を引くようにして

偽善をおかないように

念を押しました。


☆彡


(マタイ6:1-4)新共同訳 

「見てもらおうとして,
人の前で善行をしないように
注意しなさい。
さもないと,
あなたがたの天の父のもとで
報いをいただけないことになる。
だから,
あなたは施しをするときには,
偽善者たちが人からほめられようと
会堂や街角でするように,
自分の前でラッパを
吹き鳴らしてはならない。
はっきりあなたがたに言っておく。
彼らは既に報いを受けている。
施しをするときは,
右の手のすることを
左の手に知らせてはならない。
あなたの施しを
人目につかせないためである。
そうすれば,
隠れたことを見ておられる父が,
あなたに報いてくださる。」




祈るとき


(マタイ6:6)新共同訳 

「だから,あなたが祈るときは,
奥まった自分の部屋に入って
戸を閉め,
隠れたところにおられる
あなたの父に祈りなさい。
そうすれば,
隠れたことを見ておられる
あなたの父が報いてくださる。」


祈る時 ユダヤ人は

普通 通常 神殿や会堂で立って

手を上げ 人前で祈りました。


ひざまずいたり

地面にひれ伏したりして

祈ることもありました。

人に見られるために

祈るのは間違っていると,

イエスは言いました。


☆彡


祈るときには


(マタイ6:5-8)新共同訳 

「祈るときにも,
あなたがたは偽善者のようで
あってはならない。
偽善者たちは,
人に見てもらおうと,
会堂や大通りの角に立って
祈りたがる。
はっきり言っておく。
彼らは既に報いを受けている。
だから,あなたが祈るときは,
奥まった自分の部屋に
入って戸を閉め,
隠れたところにおられる
あなたの父に祈りなさい。
そうすれば,
隠れたことを見ておられる
あなたの父が報いてくださる。
また,あなたがたが祈るときは,
異邦人のようにくどくどと
述べてはならない。
異邦人は,言葉数が多ければ,
聞き入れられると思い込んでいる。
彼らのまねをしてはならない。
あなたがたの父は,願う前から,
あなたがたに必要なものを
ご存じなのだ。」




やもめの献金


(マルコ12:44)新共同訳 

「皆は有り余る中から入れたが,
この人は,
乏しい中から
自分の持っている物をすべて,
生活費を全部入れたからである。」


この人は生活費の全部を捧げました

それは生活のすべてでした。


完全に神に献身しているから

できた行為です


イエスは彼女の徹底した献身に

深く感動しました。


☆彡


やもめの献金

(マルコ12:41-44)

新共同訳 

「イエスは賽銭箱の
向かいに座って,
群衆がそれに金を
入れる様子を見ておられた。
大勢の金持ちがたくさん入れていた。
ところが,
一人の貧しいやもめが来て,
レプトン銅貨二枚,
すなわち一クァドランスを入れた。
イエスは,
弟子たちを呼び寄せて言われた。
『はっきり言っておく。
この貧しいやもめは,
賽銭箱に入れている人の中で,
だれよりもたくさん入れた。
皆は有り余る中から入れたが,
この人は,
乏しい中から
自分の持っている物をすべて,
生活費を全部入れたからである。」





敵を愛する


(ルカ6:28)新共同訳 

「悪口を言う者に祝福を祈り,
あなたがたを侮辱する者のために
祈りなさい。」


そして,

あなた方の父が哀れみ深いように

あなた方も哀れみ深いものと

なりなさいと言います。


(ルカ6:36)新共同訳 

「あなたがたの父が
憐れみ深いように,
あなたがたも
憐れみ深い者となりなさい。」


悪口を言うものに祝福を祈り

侮辱するもののために祈った。


イエスキリストに倣って

私たちも 習うのです。


イエスは十字架につけられ

十字架につけた人々のために

祈りました。



(ルカ23:34a)

「そのとき,イエスは言われた,
『父よ,彼らをおゆるしください。
彼らは何をしているのか,
わからずにいるのです』」。



☆彡


敵を愛しなさい


(ルカ6:27―36)新共同訳 

「わたしの言葉を聞いている
あなたがたに言っておく。
敵を愛し,
あなたがたを憎む者に
親切にしなさい。
悪口を言う者に祝福を祈り,
あなたがたを侮辱する者のために
祈りなさい。
あなたの頬を打つ者には,
もう一方の頬をも向けなさい。
上着を奪い取る者には,
下着をも拒んではならない。
求める者には,
だれにでも与えなさい。
あなたの持ち物を奪う者から
取り返そうとしてはならない。
人にしてもらいたいと思うことを,
人にもしなさい。
自分を愛してくれる人を
愛したところで,
あなたがたに
どんな恵みがあろうか。
罪人でも,
愛してくれる人を愛している。
また,自分によくしてくれる人に
善いことをしたところで,
どんな恵みがあろうか。
罪人でも同じことをしている。
返してもらうことを
当てにして貸したところで,
どんな恵みがあろうか。
罪人さえ,
同じものを返してもらおうとして,
罪人に貸すのである。
しかし,
あなたがたは敵を愛しなさい。
人に善いことをし,
何も当てにしないで貸しなさい。
そうすれば,
たくさんの報いがあり,
いと高き方の子となる。
いと高き方は,
恩を知らない者にも悪人にも,
情け深いからである。
あなたがたの父が
憐れみ深いように,
あなたがたも
憐れみ深い者となりなさい。」




2つの土台について


(ルカ6:46)新共同訳 

「わたしを『主よ,主よ』
と呼びながら,
なぜわたしの言うことを
行わないのか。」


イエスを主と呼び

イエスの言ったことを行うのは

イエス・キリストの心を

心として生ずるところから来ます。


イエスを全人格の

土台とすることです。



☆彡


家と土台


(ルカ6:46-49)新共同訳 

「わたしを『主よ,主よ』
と呼びながら,
なぜわたしの言うことを
行わないのか。
わたしのもとに来て,
わたしの言葉を聞き,
それを行う人が皆,
どんな人に似ているかを示そう。
それは,地面を深く掘り下げ,
岩の上に土台を置いて
家を建てた人に似ている。
洪水になって川の水が
その家に押し寄せたが,
しっかり建ててあったので,
揺り動かすことができなかった。
しかし,聞いても行わない者は,
土台なしで地面に
家を建てた人に似ている。
川の水が押し寄せると,
家はたちまち倒れ,
その壊れ方がひどかった。」






貪欲への警告


(ルカ12:15)新共同訳

「そして,一同に言われた。
『どんな貪欲にも注意を払い,
用心しなさい。
有り余るほど物を持っていても,
人の命は財産によって
どうすることも
できないからである。』」


イエスは,

どんな貪欲にも

用心しなさいと言います。


なぜなら誰かが 富むときも

彼の命は

その財産の一部ではないからです。


命と財産とは

別のものであり続けます。



☆彡


「愚かな金持ち」のたとえ


(ルカ12:13-21)新共同訳 

群衆の一人が言った。
「先生,
わたしにも遺産を
分けてくれるように
兄弟に言ってください。」
イエスはその人に言われた。
「だれがわたしを,
あなたがたの裁判官や
調停人に任命したのか。」
そして,一同に言われた。
「どんな貪欲にも注意を払い,
用心しなさい。
有り余るほど物を持っていても,
人の命は財産によって
どうすることも
できないからである。」
それから,
イエスはたとえを話された。
「ある金持ちの畑が豊作だった。
金持ちは,
『どうしよう。
作物をしまっておく場所がない』
と思い巡らしたが,
やがて言った。
『こうしよう。
倉を壊して,
もっと大きいのを建て,
そこに穀物や財産をみなしまい,
こう自分に言ってやるのだ。
「さあ,これから先何年も
生きて行くだけの蓄えができたぞ。
ひと休みして,
食べたり飲んだりして楽しめ」
と。』
しかし神は,
『愚かな者よ,今夜,
お前の命は取り上げられる。
お前が用意した物は,
いったいだれのものになるのか』
と言われた。
自分のために富を積んでも,
神の前に豊かにならない者は
このとおりだ。」





宴会に招く


(ルカ14:13)新共同訳 

「宴会を催すときには,
むしろ,
貧しい人,体の不自由な人,
足の不自由な人,
目の見えない人を招きなさい。」


イエスはこの

教えで 2つのことを教えています


第1に、人間的 見返りを期待しない

無償の愛を人びとにほどこすこと


イエスは単なる無償の愛ではなく

天における神よりの報いを

期待するように教えられました。


第2に神よりの報いは

霊的な報いです。

それは神様との

信仰的結合から生じる

至福 なのです。


富や名誉のような

世俗的 報いとは異なり

神をあがめる心のみが理解できる

報いです。



☆彡


(ルカ6:32-36)新共同訳 

自分を愛してくれる人を
愛したところで,
あなたがたにどんな恵みが
あろうか。
罪人でも,
愛してくれる人を愛している。
また,
自分によくしてくれる人に
善いことをしたところで,
どんな恵みがあろうか。
罪人でも同じことをしている。
返してもらうことを当てにして
貸したところで,
どんな恵みがあろうか。
罪人さえ,
同じものを返してもらおうとして,
罪人に貸すのである。
しかし,
あなたがたは敵を愛しなさい。
人に善いことをし,
何も当てにしないで貸しなさい。
そうすれば,
たくさんの報いがあり,
いと高き方の子となる。
いと高き方は,
恩を知らない者にも悪人にも,
情け深いからである。
あなたがたの父が
憐れみ深いように,
あなたがたも
憐れみ深い者となりなさい。」


☆彡


(ルカ14:12-14)新共同訳 

また,
イエスは招いてくれた人にも
言われた。
「昼食や夕食の会を催すときには,
友人も,兄弟も,親類も,
近所の金持ちも呼んではならない。
その人たちも,
あなたを招いてお返しを
するかも知れないからである。
宴会を催すときには,
むしろ,
貧しい人,体の不自由な人,
足の不自由な人,
目の見えない人を招きなさい。
そうすれば,
その人たちは
お返しができないから,
あなたは幸いだ。
正しい者たちが復活するとき,
あなたは報われる。」





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