人口調査
(民数記1:1-3)
「イスラエルの人々が
エジプトの国を出た翌年の第二の月の一日,
シナイの荒れ野にいたとき,
主は臨在の幕屋でモーセに仰せになった。
イスラエルの人々の共同体全体の
人口調査をしなさい。
氏族ごとに,家系に従って,
男子全員を一人一人点呼し,
戸籍登録をしなさい。
あなたとアロンは,
イスラエルの中から兵役に就くことのできる
二十歳以上の者を部隊に組んで登録しなさい。」
民数記は,
ヘブル語聖書は「ベミドゥバル」
(「荒野にて」の意)と呼んでいます。
ギリシャ語に翻訳されたとき
「数」と名づけられています。
民数記は,
出エジプトの最後の部分とつながっています。
(出エジプト40:17)
「第二年目の第一月,
その月の第一日に幕屋は建てられた。」
(民数記1:1)
「人々がエジプトの国を出て
二年目の第二月の一日に,
主はシナイの荒野の会見の天幕で
モーセに告げて仰せられた。」
民数記は,
シナイからモアブの野に至るまでの,
約40年にわたる
イスラエルの民の記録が記されています。
民数記に描かれるのは
荒野を旅するイスラエルの民ですが,
それは約束の地へ戻っていく
神の民(わたしたち)の姿でもあるのです。
民数記は全体として,
約束の途上にある
イスラエルの不信仰とぜい弱差に対する,
神の忍耐と忠実さを縦糸としています。
2020-09-21