終末の平和
(イザヤ2:4)
「主は国々の間をさばき,
多くの国々の民に,
判決を下す。
彼らはその剣を鋤に,
その槍をかまに打ち直し,
国は国に向かって剣を上げず,
二度と戦いのことを習わない。」
キリスト待望の預言です。
世界の審判のために,
終末にキリストが来る,
世界平和についての預言です。
☆彡
終末の平和
(イザヤ2:1-5 口語訳)
「アモツの子イザヤが
ユダとエルサレムについて示された言葉。
終りの日に次のことが起る。
主の家の山は,
もろもろの山のかしらとして堅く立ち,
もろもろの峰よりも高くそびえ,
すべて国はこれに流れてき,
多くの民は来て言う,
『さあ,われわれは主の山に登り,
ヤコブの神の家へ行こう。
彼はその道をわれわれに教えられる,
われわれはその道に歩もう』と。
律法はシオンから出,
主の言葉は
エルサレムから出るからである。
彼はもろもろの国のあいだにさばきを行い,
多くの民のために仲裁に立たれる。
こうして彼らはそのつるぎを打ちかえて,
すきとし,そのやりを打ちかえて,かまとし,
国は国にむかって,つるぎをあげず,
彼らはもはや戦いのことを学ばない。
ヤコブの家よ,
さあ,われわれは主の光に歩もう。」
「終わりの日」(2)とは,
この世界の終りの時を指します。
それはキリスト・イエスの再臨の時です。
その時に,
エルサレムの神殿があった場所を中心に
イスラエルの民が
神の祝福を受けて
平和裏に繁栄することを預言しています。
また,聖書全体の啓示,
特に救済史的観点から
メシヤ預言という視点で見るなら,
救い主キリスト・イエスの福音の恵みにより
神の民とされた新しいイスラエルとしての
キリスト者に与えられる祝福の預言です。
2021-04-18