今年の盆休みは昨年のリベンジで、知床のモセカルベツ川へ行ってきました。
それも贅沢に下りはイダシュベツを降り半島横断の沢旅と銘打って、3泊4日で・・・。
最終日はあいにく前線が居座って朝から雨が降り、モセカルベツの美しさにお腹いっぱいで夏道を降りました。
モセカルベツは、大滝、小滝、釜やナメ、これらが限りなく現れとにかく時間がかかりました。
8/13
モセカル橋 12:40
Co200m付近(C0) 14:30
初日は、780kmのドライブの疲れを取るため、途中で釣りをしながら2時間足らずのところでC0としました。
早速きれいな滝が現れ、先の期待を持たせてくれます。
【早速滝が現れる】
【沢でのお楽しみ・・・】
【月明かりが川面に照らされていました】
8/14
C0 4:45
680分岐 10:50
735大岸壁 11:05
1070分岐(C1) 14:10
680分岐までは次から次へと滝があり、時間がかかります。むづかしいものはあまりありませんが、380付近の滝は高度感がありちょっと緊張。
その上は2・3滝があり続いてちょっと長めのナメ、ミニクワウンと名づけました。
500を過ぎたナメでは、ところどころ鉄分を含んだ水が混ざっているようでオレンジ色になっているところがあり、そのうちのひとつから噴水のように3つの穴から水が吹き出ているところがありました。ちょっと不思議な感じ・・・。
740は3方を岩で囲まれ左の本流を行きますが、古いハーケンが打ってあった最後のところで苦戦。テラスでザックをおろし、空身でYosさんが先行、後続のワタシがバイルで足場を作ったりして何とか突破。ザックを吊り上げ、最後にワタシがあがって終了。今回は水がかれていたのでルンゼの中を強行突破しましたが、水流があったらもっと大変だったかと・・・。
ここでこの沢の核心部は終わった感じ。途中潅木がうるさいところもあったが、雪渓が残っているところもあったりで難なく進行。この日は北方領土を望む1070付近で絶好の天床を見つけて幕としました。
【次から次へと滝が・・・】
【これは右岸直登】
【ミニクワウンナイ】
【不思議な噴水】
【またまたナメ】
【さらにナメはつづく】
【苦戦した740の枯れ滝】
【雪渓もたっぷり残っていました】
【2日目のテン場】
8/15
C1 7:10
Co1350 8:50-9:05
隣の沢筋 9:40
縦走路 10:15
第一火口(C2) 11:10
8/16
C2 6:15
登山口 9:55
この日は第一火口まで、左沢は高山植物が満開、この時期にこれだけのものが見られるとは思ってもおらず、かなり得した気分。
1350から隣の沢筋への藪こぎが心配だったのですが、コンパスを切って多少大変でも忠実に漕いでいきわずか35分で隣の沢筋へ・・・。いつもツメが甘い我々ですが、この日は大成功。
その後はまるで登山道のような獣道をたどって縦走路へ。第一火口では今回3回目のソーメンを食します。冷たい雪解け水で冷やされたソーメンは格別でした。
最終日はイダシュベツ川を下降予定でしたが、前線が居座り雨が強弱を繰り返していたので、やめて夏道下降としました。
【途中は満開の花畑】
【1250の枯滝】
【もうすぐ縦走路】
【第一火口天場】
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