学生時代に、ひと目みたいと思って
『鴨居玲』の作品を神奈川に友人と東京観光ついで行った事がある。
あの時のわたしも、『鴨居玲』の作品に吸い寄せられてしまうぐらい 環境のせいか、自身の生い立ちを嘆くぐらいに精神が不安定だったかもしれない。
その作品を観た、
とくに若者は圧倒されてしまうと思う。
それだけ、若者がこれから飛び立とうとする茨の道を
投影してもし尽くせない
“ナニカ”が、
そこに描かれているからだ。
目を背ける事は簡単に出来る。
けど、いずれは馴染んでしまうのか
その闇にどっぷりとこの社会のおかげで浸かってしまうからだ。
純粋無垢なままの自身で居れるなら、
この蚕から永遠に出さないで欲しい。
それが許されない何かが、そこに
描かれてる。
悲痛な雄叫び
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