あの6回の場面
珍しくマウンド上で わくが笑ったと思った
大丈夫なのにて笑ったんだろーけど
ほんとレアケース

楽天先発の涌井が安定感ある投球で今季2勝目を手にした。2回に2点を先制されたが、3回からは4イニング連続で三者凡退に抑えて、「しっかり先頭を切っていけば大丈夫と思っていた。ある程度緩急を使った投球もできた」と納得の表情を見せた。 ラストイニングの6回途中に右肩甲骨の周辺が張って一度ベンチに戻る場面もあったが、試合後には「気にしないでください」とキッパリ。石井監督は「勝負どころというのをしっかり肝に銘じたピッチングができていた」とたたえた。
中日スポーツ

5―2の六回1死走者なし。オグレディに対しカウント3-2としたところで、肩甲骨周りに張りを感じてベンチに下がった。それでも手当てを受けて、すぐにマウンドに〝帰還〟。この試合最速タイの148キロの速球で右飛に打ち取ると、主砲の山川も遊ゴロに仕留めた。87球を投げきり「大丈夫。気にしないで」とクールに応じた。 プロ17年目。熟練の投球術が光った。二回に2点を先行されたが、スライダーを修正し、変化量が少なく手元で曲がる軌道に変えた。以降は一人の走者も出さず。通算152勝目をつかんだ。 チームは12球団で唯一、開幕から連敗なし。安定感ある戦いぶりで首位に立つ。石井監督は「勝負どころを肝に銘じてピッチングできていた」と涌井をねぎらった。(加藤次郎)
サンスポ

楽天涌井秀章投手が今季2勝目を挙げた。0-0で迎えた2回2死二塁から山田、金子に連続適時打を浴びて2失点したが、切り替えた。 より正確なコントロールで投げ切るため、スライダーの曲がりを小さく、手元で変化させるように修正。カーブも効果的に使い、3回以降は無安打で西武打線を封じた。「緩急を使ったピッチングもできたし、シンカーだけに頼らず、自分でも考えながらできた」と手応えのマウンドだった。
日刊スポーツ