右広背筋肉離れでリハビリ中の中日・涌井秀章投手(38)が11日、ナゴヤ球場に隣接する中日屋内練習場で故障後初めてブルペン投球を行った。
捕手を立たせて速球のみ22球を投げ込んだ。普段キャッチボールで使用しているように左手に捕手ミットをはめ、練習場内に乾いたミット音を響かせた。「普通に投げられました。いつでもいけると思います」とリハビリは順調のようで、投球中には「きょうシートでもよかったぐらい」と見守るスタッフに話していた。
涌井は7月13日の阪神戦(バンテリン)で1回を投げ終え、2回のマウンドに立つ直前に緊急降板。同14日に出場選手登録を抹消され、右広背筋の肉離れと診断されていた。この日は1軍戦で先発した大野の背番号22と同じ球数を投げ、「きょう登板する大野への激励の意味を込めました」と2歳年下の左腕へエールも送った。
涌井はプロ20年目の今季は開幕ローテーション入り。ここまで14試合に登板し、2勝5敗、防御率3・04の成績を残している。
中日スポーツ
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