中日・涌井秀章投手(38)が7月13日以来のマウンドに上がった。約6週間ぶりの実戦では4イニング1/3で53球を投げて、2安打無失点。復帰マウンドで上々の投球を見せた。 久々のマウンドでもいつも通りの涌井だった。7月13日の阪神戦(バンテリンドームナゴヤ)で右広背筋を痛めて以来となる実戦で、淡々と53球を投げ抜いた。 「試合で投げられたのは久しぶりの感覚だったので、投げていて程よい暑さで気持ち良く投げられたと思います」 1回2死から横山聖、3回1死から茶野に安打を許したが、被安打はこの2本のみ。いずれも二盗を試みたところで、捕手の石橋が阻止した。5回に内藤を一邪飛とした後、トーマスに粘られてフルカウントからの変化球が外れて四球を与えたところで降板。この日は最速
の145キロ直球を中心に、ストライクゾーンで攻め続けた。 「今日はわざとストライク先行にして投げてみたりしましたけど、1軍にいくと簡単にいかないところもある。次はもうちょっと変化球で内野ゴロを打たせたりとか、そういうピッチングをしていきつつですね」 1軍復帰が待たれる右腕。井上2軍監督は「さすがのピッチングをしてくれた。もう1回調整登板じゃないけど、6回くらいのイメージで投げさせて、1軍にいくという計画かな」と見通しを語った。「しっかり次の登板でも結果を残して、呼ばれれば勝ちにつなげられる投球をしたいです」と涌井。チームの力になるために、一歩ずつ歩みを進める。
中日スポーツ
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