知ったかぶりして解説をするガイドボランティアにとって自主勉は欠かせません。
そんなとき、とっても頼りになるのが担当の飼育員さんです。
難問、珍問なんでも話に乗ってくれます。
それに、ダチョウの近況を知ることもガイドにとっては大事な勉強です。
― そんなある日の放飼場 ―
膝をつき、キリンを見上げる飼育員さんの姿
ダチョウもなにやら気になる様子
キリコ、ここの砂場、気に入ったやろ?
座ったら気持ちいいもんなぁ・・
また座ってみたら・・・どうぉ?
座ってくれんかなぁ・・・
座ってくれたらうれしいなぁ・・・
いやはや、飼育員さんの心の声が聞こえるようです。
実はキリンのキリコは足の具合がよくありません。
そんなキリコのために、飼育員さんは砂場を設置。
キリコは砂の感触が気に入ったらしく座るようになりました。
その時をねらって、飼育員さんがのこぎりでひづめを切ってやるのです。
しかし、そのタイミングたるや非常にむずかしいようで、
粘りに粘った飼育員さんが諦めた途端、キリコはやおら座りだしたのでした。
ひづめについては初め、乳牛や競走馬(この場合、蹄鉄も含まれますが)で、全身の健康に大きな影響を及ぼすことを知りました。
その時、ひづめの調整で健康状態が大きく変化することに驚きました~
勉強は尽きないです^^
お久しぶりです。
ラクダにも砂場ができてましたか。
ラクダに砂はぴったりですね。
草食動物にとって足は命ですもんね。
そう考えると、蹄の状態が寿命にも影響すると言われていた
飼育員さんの言葉、うなずけます。
ガイドでそんなに難しいお話はしませんが、
知識は多い方がいいですね。
に、歩けるようになっただけ良かったのでは
ありますが、これから先を考えると、どこ
まで体が丈夫になるか次第ですね。
競走馬は特にそうなのですが、脚の弱い個体
は難しいですね。それだけに、飼育員の居る
動物園は、相当気を遣っているはずです。
よかった!
もちろん目的は達したのですよね?
歩けなかったし、お乳も飲めなかったですからね。
あの時、飼育員さんは大変だなぁと追いました。
結果から言うと、目的は達せられませんでした。
キリコは横座りをしたんですが、
なんと運悪く、蹄を切りたい方の足が下になってて、
隠れてしまっていたようです。
残念!