…という、NIH(National Institute of Health、米国国立衛生研究所)のニュースレターが公表されています。原本へのリンクはこちらです。
個々の検証をすっ飛ばして簡単にまとめると、マウスにおいては
① 腸内細菌が脂肪酸アミドという物質を生成している。
② この脂肪酸アミドが Cannabinoid receptor 1 という、知覚ニューロンの受容器を刺激する。
③ ②の結果として、大脳基底核の線条体にあるニューロンがドーパミンで活性化される
④ そして「運動をやる気」が向上し、トレッドミルでAll outする迄の走行距離は延びるし、自発的にトレッドミルに乗る頻度も増加する
なのだそうです。なお、大本の論文はNature誌(2022年12月14日付)に掲載されているとのことです。
レビューなのであまり詳しくは書いていませんので、腸内細菌の種類によって脂肪酸アミドの生成に違いがあるのかetc. はわかりませんが、微生物まみれ(笑)な発酵食を食べるのはポジティブな効果をもたらしてくれそうです。
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