早朝、弟が出勤前にアパートに行く。薬の投与。
食べたか?チェック。オムツ・・・着替えは自分でしたか?
点検してくれてる。。私は、夕方の番。
朝から機嫌が良かったらしい。「姉ちゃんに頭拭いてもらおうかな♪」って
いつもなら電話を入れるんだけど、信じて・・・「出歩かないでね。」心の中で思うことに
プライド高い母の事を思い出した
あまりに手を出すとイラ立つんだ・・・口も出しすぎた・・・
ちょっと、距離置こう。まったく食べてないわけじゃない。
「アナベルピンク」
朝出勤でした。店は、母の日に向けててんやわんや。商品入荷あり。陳列値段付け・・・
あっという間に3時。。電話も入れる時間もない。
夕方、帰って3わんに早めのご飯。昼間、オヤジさんが散歩させてくれたから運動は十分。
アパートに行けたのが6時ごろ。
行くと玄関先に宅配弁当が置きっぱなし。保冷材で冷えているお弁当をチンする。
「ばあちゃん、ご飯食べるよ」
そうしたら・・・
「姉ちゃん、半部食べてくれる?そんなに食べれん」って
久しぶりに聞いた「姉ちゃん・・・」って。泣けてくる。
茶碗にご飯を半分分けてモグモグタイム。ばあちゃん、二口で終わり。魚も一口。
食べないよりは、良いね。気持ちが大事だもん。量は、二の次。
そのあと、大好きなミニトマトも食べてた。
「姉ちゃん、皮が硬いなぁ~」顔をくしゃくしゃにして食べてる母。
笑えた♫
朝パンないから買ってくるけど、何でもよいの?
「葡萄パンが食べたい」
「じゃ~皮の薄い高級トマト買ってきてやるわ」って答えると
ニコッとした。それからダッシュで近くのスーパーへ
珍しくテレビを見てた。痛い痛いとあまり言わず、薬も飲ませろって言わない。
静かな時間が流れる。
間をおいて「ばあちゃん、蒸しタオルで顔と頭拭く?」って言うと
「じゃ~頼むわ」って。気持ち良さそうな母の顔
床屋さんも行きたそう。。
母から話すのを待とう・・・かなり時間がかかるけど。
オヤジさんが「鏡のようにこちらの気持ちが映るんだ」って
確かに言えてる。昨日の私は、普段通りの私。気負いせず・・・
母の気持ちを尊重して。。なるようにしかならんさっ!!って
仕事に没頭してました
母もそう思ってくれたのか?焦りもなくイライラもなく
トイレに行くとき「立てんっ!!」ってぼそぼそ・・・
肩を貸して立たせ。。そのあとは、這ったりよろよろ歩いたり
でも、口は出さない。。見守る。紙おむつしてるから漏らしても吹くだけさ~~
8時「私帰るけど、テレビと電気消せるの?」母「うん、そのままにしといて」
信じて退散。「また明日ね、おやすみ~」
夜遅く弟が巡回すると電気が付いてたらしい。
家に帰ると
若者が待ってた。「母さん、散歩行くですよ」
うっぎゃ~~
そのあとハウスして「ごはん♫ごはん♫」
習慣なのねぇ~~
「ちみたち・・・さっき食べたやん」
可愛いなぁ~3わん。