「最近、自分を大切にしていますか?」と突然聞かれたら何人の人が「はい」と答えるだろう?
…現在の、かのんは微妙だ…
大体、自分を大切にすることはどのようなことだろう?
かのんなりに考えてみた。
セルフハグ(自分を自分で抱きしめること)、セルフ頭なでなで、お風呂に入ったり爪を切るなどして体を綺麗にすることも自分を大切にすることだと、かのんは思う。
また、行きたくない誘いを断る、聞きたくない話の人の輪から遠ざかるのも精神的な自分を大切にする行動だと思う。
リラックス時間をとること、趣味の時間をとること。これも自分の心を大事にする行動だ。
私たちは四六時中気を張って仕事や家事をすることはできない。絶対に自分を大切にする時間は必要不可欠なのだ。
しかし、日本人はその真面目さゆえ「キビキビ行動すること」を美徳としてきた。かのんも幼き時から「気を張ってキビキビ行動しなさい。それが自分を守る行動よ!」と厳しく言われて育った。さらに精神疾患を持っているので『だらけちゃダメだ』という思考に陥り、統合失調症によってできた『カメラ』に撮られながら気を張った生活を送っていた。
今思うと、かのんは全く自分を大切にできていなかった。
統合失調症が判明し、入院して治療を受ける中で、リラックスすることが悪いことではないのだと知ることになる。そして「かのんはリラックスしていいんだ!」と感銘を受けた。
感銘を受けた後、リラックスの勉強を始めた。アロマセラピー、オイルハンドマッサージ、肩を温めながら好きな雑誌を読む、ハーブティを飲む…などなど。リラックスの方法はこんなにもあったのか!と、また感銘を受けた。
そのリラックス方法は退院後も続き、現在もアロマを炊いたり、肩や腰などを温めたりしている。雑貨屋へ行っては、安眠だとかリラックスタイムだとか書かれている商品にホイホイされている(笑)
かのんは自分を大切にすることを統合失調症が判明するまでの22年かけて学んでいたのだ。
他の人にはこんなに時間をかけてほしくない。相当辛い時間を過ごすことになる。
このブログをここまで読んでくださった方も、ぜひ、自分を大切にすることを忘れないでほしい。自分なりの方法で自分を労ってあげてほしい。
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