かのんには仕事をしている時の悩みがあった。
それは、仕事をしている時に頭の中にふっと過去の思い出や考えが入ってきて仕事に集中できなくなってしまうことだ。また、仕事中その悩みが出ると、頭と身体両方使ってしまうのでとても疲れるのだ。
その悩みを四者面談時に相談したところ、「カウンセリングで相談してきてほしい。」と言われた。
そして、カウンセリングの日を迎えた。
四者面談時、言われたことをカウンセラーに相談したところ、詳しく状況を聞かれた。
かのんは仕事中ほとんど1人なこと、外から刺激が入ると過去の思いや考えが断ち切られることなどを話した。
その上でカウンセラーは一つの方法を伝授してくれた。
それは、「過去に行っている頭を現在にいる身体に合わせること」である。
…なんのこっちゃという感じだろう(笑)
詳しく書いていくと、かのんが仕事中過去の思い出や考えに頭をシフトしている時は、「頭は過去」にいる。でも、「仕事をしている・動かしている身体は現在」にいる。頭と身体の位置がずれてしまっているので、キツく、辛いのだ。なので、頭と身体の位置を合わせる必要がある。
そのためにはどうしたら良いのか?
カウンセラーに尋ねると「身体の感覚を頭で感じてみるといい」とアドバイスをしてくださった。
…これもなんのこっちゃであろう(笑)
詳しく書いていこうと思う。
かのんは外部の刺激が入ると過去の思いや考えが断ち切れることを冒頭に書いた。
なので、例えば服の肌触り(ふわふわ、重いなど)を身体で感じたことを頭で言葉にしてみる。そうすることで服の肌触りが外部の刺激となり、頭が過去から現在へとシフトするのだ。
かのんは「商品番号を声に出して読んでみよう」と思った。こうすることで過去に行っていた頭が現在に戻り、楽になりそうだと思った。
また、カウンセラーは「疲れていると誰でも切り替えが難しくなるのでリズムを整えて生活すること」「過去の出来事やモヤモヤが整理できていないことも考えられるのでカウンセリングで整理していきましょう!」ということも言ってくださった。
モヤモヤが解消できそうなことがわかったので、かのんはカウンセリングが終わった後とてもスッキリして帰路に着いた。
もう、次の仕事が楽しみだ。