関西棋士会

関西総本部の囲碁棋士によるブログ。イベントのお知らせなど。

会長のひとりごと(11/10)

2024-11-10 21:05:08 | 日記
今日は普段教えている「からたち囲碁道場」の生徒がたくさん出場する、
吉備真備杯こども棋聖戦兵庫大会へ応援に行きました!


遠くから見守るだけですが、本当にハラハラさせられます。
見ていて「そこ!アタリ!」「なんでそこ打つねん!」
と心が乱されます。

子供大会というものをあまり見たことがない方はご覧になるとびっくりする
と思います。

早すぎて(笑)

大げさではなく、対局が始まってから会場を一巡してる間に整地まで
終わるのがザラにあります。

囲碁を理屈で打つことができるようになる高学年以上になるとグッと
スピードは落ちます。

棋士でも理論を組み立てて打つタイプは長考派が多いです。

騒がしいのも子供大会の特徴ですが、
流石に決勝や3位決定戦ともなると雰囲気がガラッと変わります。

これくらいの子供たちになってくると、「敗者へのいたわり」と
いったものが出てきます。
囲碁を打つ上で一番大切なものです。
例えプロ棋士であってもこれができていないなら碁を打つ資格がありません。

今日もこどもたちに、本当に良いものを見せてもらいました。

もっともっと囲碁の良さを伝えていけたらと思います。

岩丸平




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