![IMG_9073[21]](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/36/888aa610ca0330640702882ff190bc05.jpg)
ステイヤーズステークスやターコイズステークスの言葉の響きに師走を感じ、有馬記念と聞いていよいよ本当の年の瀬なんだと歳時記をJRAのレース名で感じるようになった今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今週はいよいよ有馬記念。私の思い出に残る有馬記念はオグリキャップのラストランでも大穴のダイユウサクでも田原の涙のトウカイテイオーでもありません。それは2年連続3着だったエアシェイディを追いかけていた2008年と2009年の有馬記念なのです。エアシェイディはサンデーサイレンス×エアデジャヴーという血統背景。4歳のAJCCの頃からいつかはG1をとれる馬だと追いかけていた馬。G3あたりでは勝ち負けできるけれどG1ではちょっと足りないレースが続いていて2008年の有馬記念出走時にはもう7歳になっていた。
7歳でも今度こそ勝負になると踏んで、人気のダイワスカーレットやマツリダゴッホ、スクリーンヒーローを絡めて単勝、馬連、3連単で大勝負。結果は10番人気ながら3着に好走したものの、2着に14番人気のアドマイヤモナークに突っ込まれ馬券はすべて夢と散りました。
翌年8歳になって未勝利のまま再び有馬記念に駒を進めてきた。8歳で当年度未勝利。当然のことながら人気は全くなく、参加するだけ意義がある的な出走でした。私はこの血統背景は中山2500が最適で8歳でも勝負になると踏んで今度こその気持ちで大勝負。結果はドリームジャーニー、ブエナビスタに次いでのまたもやの3着。単勝と馬連は取れなかったけれどブエナビスタとの3連単2頭軸マルチを太めに持っていましたので大勝利。3連単は2万円近くついたと記憶しています。
過去の思い出の前置きが長くなりましたが、有馬記念はそんな思い入れで買うレースだと思っています。そして過去10年だけ見ても前述のエアシェイディをはじめブエナビスタ、トゥザグローリー、オルフェーブル、ゴールドシップ、ゴールドアクター、そして3年連続のキタサンブラックと馬券対象になったリピート馬が7例もある。そこで思い入れとリピーター傾向を優先するのなら今年は思い切って◎シュヴァルグランから勝負してみたい。
◎シュヴァルグラン
父ハーツクライは当レースの勝ち馬。自身は昨年の3着馬。そして昨年のJC馬。天皇賞春の2年連続2着馬。と長距離レースでは現役馬としては安定的な力を示している。前走のJCは3歳牝馬のスーパーレコードがあまりにも凄すぎただけで、自身も従来のレコードより早い走破タイム。10月の京都大賞典は休み明けの試走だったと考えると、JCよりさらに距離が延びるこのレースこそ力の発揮どころ。晩成型のハーツクライ産駒が急激に力が衰えるとも考えづらく、その実績からは評価があまりにも低いとも言える。この馬から入りたい。
○キセキ
父ルーラーシップは当レースの3着馬。自身は昨年の菊花賞馬。天皇賞もJCもその粘り腰は素晴らしかった。オルフェーブルやゴールドシップ、キタサンブラックのイメージに引っ張られている感はあるものの菊花賞馬はこのレースには強い印象。ただこの馬は母系のスピード要素から菊花賞を勝ったとはいえ3000メートル以上よりは2000から2400位が最適にも思える。先行しての粘り込みというレーススタイルが定まった現在最も安定感があるのはこの馬かもしれない。ただ怖いのは負けて終わった後に、目に見えない疲れが・・・ということだけ。
▲レイデオロ
昨年のダービー馬、そして秋の天皇賞馬。母父シンボリクリスエスはこのレースを連覇。その実績と秋3戦目という比較的フレッシュな状態の臨戦過程から確かに1番人気に推されるだけの要素はあるのだろう。このレースでの1番人気は強い。近年で馬券対象外に消えたのは3年前の6歳時のゴールドシップくらいか。やはり無視はできずこの評価。
△ミッキーロケット
宝塚記念と有馬記念は微妙に関連がありそう。
△ブラストワンピース
強い3歳馬とハービンジャーの勢いで。
×マカヒキ
復活してほしい願望のみ。
×スマートレイアー
白い馬体がめっちゃきれいです(はーと)
◎の単。◎から印に強弱つけて馬連流し。◎○の2頭軸3連単マルチ。
ミッキーロケット→ブラストワンピースの馬単少々。
スマートレイアーからワイド総流し。(アドマイヤモナーク再現期待)
オジュウチョウサンはやはり夢があるし血統的には押えたい気もしたけどとりあえずスルーということで。
最後くらいしっかり当てていい正月を迎えたいと思っています。まだ東京大賞典もホープフルSもありますが、皆様よいお年をお迎えください。