11月26日、27日の2日間の旅…
12月に入って超忙しい日々を送り 旅をまとめるのが後回しになってしまいました
「11/26日辺りに毘沙門堂の紅葉を見に京都へ行きたい」という主人の一言…
ネットで調べてみたら ちょうど26日に1泊2日で毘沙門堂が入っているツアーを見つけました
(これは行くしかないナ)と 早速申し込む事に
テーマのある旅 「2日間ジャンボタクシーで行く知る人ぞ知る京都紅葉7社寺めぐり」
11/26 8:20 東京駅集合
お昼のお弁当を買って集合場所へ
参加者 22名&添乗員さん1名 でした
8:39 のぞみ211号乗車
10時ごろ少し早めのお昼を車内で食べて
10:51 京都駅到着
ジャンボタクシーは、3台 1号車、2号車はそれぞれ7名 私達8名は3号車へ乗車して
今日の予定は ①源光庵 ②光悦寺 ③志明院の3カ所を巡ります
11:40ごろ 源光庵到着
「源光庵」
本堂内の血天井は 伏見桃山城の遺構であり 今年の大河ドラマ ''どうする家康'' にも出ていた家康の忠臣 鳥居彦右衛門忠一党千八百余人が 石田三成の軍勢と交戦したが 武運拙なく討死し残る三百八十余人が自刃して相果てたときの痕跡である という事で 大河のその場面を思い出しながら眺めてみました
悟りの窓は円型に「禅と円通」の心を表し 円は大宇宙を表現
迷いの窓は角型に「人間の生涯」を象徴し 生老病死の四苦八苦を表しているそうです
本堂裏の鶴亀庭園は 北山を借景とし 四季を通して趣があるが 殊に秋の紅葉時には一段の風情がある
という事で しばし紅葉を満喫
本堂を出て集合時間まで散策しました
お天気に恵まれ青空に紅葉の紅が映えてます
12:20ごろ集合して 次は徒歩で光悦寺へ
「光悦寺」
鷹峯にある日蓮宗の寺。元和元年(1615)に本阿弥光悦が徳川家康からこの地を与えられ 一族や知己と移り住み芸術村を営んだ。そのおり本阿弥家の先祖供養のため位牌堂を設けたのが始まりで 光悦の死後 ゆかりのこの地に光悦寺として創建された
三巴庵 了寂軒など趣の異なる茶室が巡らされている。秋は特に美しく 入り口山道の紅葉に染まる石畳は風情があるとのことで お庭を散策しました
13:15ごろジャンボタクシーに乗車して 今日のツアーの最終地 志明院へ
「志明院」
洛北雲ヶ畑の険しい山中にあり 岩屋山不動教の本山。天長6年(829) 空海が淳和天皇の勅願により創建したと伝わる。諸堂が点在し 岩屋山全体が山岳道場となっている。
空海作と伝わる本尊不動明王像が祀られている。鴨川の水源である洞窟の湧き水を神聖視して水神を祀り 清浄な鴨川の御用水を祈願したという。歌舞伎十八番「鴨神」の舞台としても名高いそうです
司馬遼太郎が好んだ山寺で アニメ「もののけ姫」のタイトルもこの森から生まれたと言われている
タクシーは バスでは入れない山奥の細い道をひたすら登って行きました
山内先境内は写真禁止ということで 周りの景色のみ撮影
紅葉はほぼ終わっている感じでした
急な階段を何段も登りきった所にある洞窟では 神聖なパワーをひしひしと感じてきました
再びジャンボタクシーで来た山道を降りて 京都駅近くの宿泊先へむかいます
16:20ごろホテル「エルシエント京都」着
添乗員さんからこの近くの「東寺」で紅葉ライトアップと夜間特別公開をしているので よかったら行ってみてくださいという話しがあったので 折角なので出掛けてみる事にしました
夕食は個人でという事で 駅中で 京都っぽい定食を頂きました
東寺まで歩くのは少し大変だからと 近鉄電車に乗車 「東寺駅」で下車して徒歩約10分
18時から拝観で15分前位に着いたら もう入る人達の行列が出来てました
並びながら近くで五重塔をパチリ
この塀の中の景色に思いを馳せて待つ事15分…でもすぐに動き出す事なく少しずつ前へ進み出して
ようやく中に入ることが出来ました
「東寺」
平安遷都と共に健立された国立の寺院(官寺)です。現存する唯一の平安京の遺構で 西寺と共に平安京の二大官寺の一つとされていました。正式名称を教王護国寺と呼びます
弘法大師空海によって日本ではじめての密教寺院になり 真言密教の根本道場となりました
「五重塔」
高さ54.8mを誇り 日本一の高さの木造建築。落雷などで4度焼失しましたが その度に修復され 現在の五重塔は徳川家光の寄進による江戸時代前期の塔だそうです
五重塔は遠くから何度も見ていましたが 東寺の境内に入るのは初めて
人混みの中見えてきたライトアップの景色に感動
夢中で写真を撮りまくりました
風が全くなく瓢箪池の水面が鏡のよう そこに映る紅葉と五重塔の美しさは圧巻です
広い境内の中に茶店があって そこでおぜんざいと抹茶と3色団子を買ってしばし休憩
幻想的な景色の中での一服も格別でした
「金堂」
東寺一山の本堂です。宗の様式を取り入れた天竺様と和様を組み合わせた建物。
建物内部には 本尊の薬師如来と日光菩薩・月光菩薩像などが安置。その周囲には 十二神将などの仏像がずらりと並び その迫力に圧倒されます。撮影禁止でした
「講堂」
東寺境内の中心にあり 密教を伝え広めるために健立された建物。1486年に金堂などと共に焼失しましたが 当時は最優先で講堂が再建されました
建物内には 密教の教えを視覚的に表した「立体曼荼羅」の形で 大日如来像などが安置されています
満月1日前の京都での ほぼ満月をパチリ
満月と金星と五重塔
紅葉と月と五重塔
紅葉と京都タワー
このツアーには入ってなかったのですが 今日この時にここに来られて
こんな素敵な時間を過ごせた事に感謝しながら 後ろ髪を引かれる思いで東寺を後にしました
帰りは 満たされた気持ちで 足取りも軽くホテルまで歩いて帰ってきました
今日一日 大満足で ちょっと興奮 なかなか寝付けない夜でした
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