しばらくブログから遠のいてしまっている間に 季節は、秋から冬へと移ってしまいましたね
10月は、三浦君のコンサートへ2回ほど足を運びました
10月6日(土)サントリーホールARKクラシックス
室内楽コンサート三浦文彰&フレンズ
昼の部13:30開演 ブルーローズ(小ホール)で、約1時間のコンサートを聴いてきました 小ホールの一番前の席 少し緊張しましたが、じっくり三浦君の演奏を観る事ができました
曲目 *ベートーヴェン:アレグレット変ロ長調WoO.39(ピアノ三重奏曲第8番)
三浦文彰(ヴァイオリン)、ヨナタン・ローゼマン(チェロ)、三浦友里恵(ピアノ)
*シューベルト:ピアノ五重奏曲イ短調《ます》Op.114Ⅾ.667
三浦文彰(ヴァイオリン)、レヒ・アントニオ・ウジンスキ(ヴィオラ)、ヨナタン・ローゼマン(チェロ)、加藤雄太(コントラバス)、三浦友里恵(ピアノ)
「ます」は、聞き慣れた曲、素敵な演奏で聴くことができて感動しました
ヴィオラの音色も素晴らしかったので調べてみると1690年にヘンドリフ・ヴィレムが制作した貴重なヴィオラだったそうです
公演が終了して大満足でホールを出たら入り口で、南こうせつさんが…次の公演を聴くためか並んでました
その日の夜は、脳がリラックスしたのか珍しくぐっすり熟睡することができて、翌朝の目覚めの清々しかったこと
10月19日(金)
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団第319回定期演奏会
東京オペラシティコンサートホールで、午後7時開演
指揮 トンチェ・ツァン
*ハイドン:交響曲第102番変ロ長調Hob.Ⅰ:102(約25分)
第1楽章…変ロ長調、神秘的な雰囲気の序奏とソナタ形式による躍動的な主部。
第2楽章…ヘ長調、変奏曲風の三部形式。主部においてはチェロを独奏で使用している。
第3楽章…変ロ長調、メヌエットとトリオによる三部形式。
第4楽章…変ロ長調、ロンド形式。ハイドンらしい快活さと軽快さを備えたフィナーレ。
フルート2、オーボエ2、ファゴット2、ホルン2、トランペット2、ティンパニ、弦5部
*モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216(約25分)
いよいよ三浦君登場です
第1楽章…ト長調、協奏曲ソナタ形式。オーケストラによる2つの主題提示を経て、独奏ヴァイオリンが登場。これ以降さらに2つの新しい主題が演奏される
第2楽章…ニ長調、ソナタ形式。この楽章のみオーボエが休み、代わりにフルートが加わって響きを変化させる
第3楽章…ト長調、ロンド形式。フランスで流行していた「ポプリ(接続曲)」と呼ばれる作曲法を採用し、複数の旋律が次々に演奏されていく。
独奏ヴァイオリン、フルート2、オーボエ2、ホルン2、弦5部
とても聴き応えのある素敵な演奏でした
ブラボー 鳴り止まぬ拍手
若き演奏家のたまごか…楽器を持った学生が沢山会場に来ていて、私の隣も楽器を持った青年が二人連れで演奏を聞き入ってました
そんな学生たちに聴かせたかったのか、アンコールに応えてくれて
J.S Bach作曲 無伴奏ヴァイオリン
パルティータ第3番ホ長調BWV1006 Gavott を演奏してくれました
アンコール曲を弾き終わった後で、管弦楽団の方が口パクで「やばーい!」と言っていたのを見逃しません
プロが舌を巻くほど彼の演奏は、凄いのだと…
休憩〈15分)
先程の演奏に酔いしれながら、赤ワインを頂きました
*プッチーニ:交響的前奏曲(約10分)
ワーグナーの様な広い世界観を感じさせられる素敵な曲でした
フルート2、ピッコロ、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2
トロンボーン、テューバ、ティンパニ、大太鼓、シンバル、ハーブ、弦5部
*レスピーギ:交響詩「ローマの松」(約20分)
第1曲「ボルゲーゼ荘の松」…広大なボルゲーゼ公園で兵隊ごっこをする子供たち(レスピーギなりに、ファシズムの時代を警戒したとも伝えられる)、それを見守る松たち。
第2曲「カタコンベ付近の松」…カタコンベとは、古代ローマにおいて、迫害を受けていたキリスト教徒たちが眠る地下の墓所。舞台裏からトランペットによる聖歌の旋律(感謝の賛歌)が聞こえると、魂の祈りが力強く鳴り響く
第3曲「ジャニコロの松」…ジャニコロの丘を舞台とする、美しく幻想的な夜想曲。ナイチンゲール(夜鳴き鶯)のさえずりも聞こえてくる
第4曲「アッピア街道の松」…松が並ぶ進軍道の石畳を、古代の軍隊が凱旋してくるという幻想。強大な力でヨーロッパを圧倒した古代ローマの栄光
ローマを訪れた時、松は神聖なものとされていると聞いて、至る所に大きな松が植えてあったのを思い出しながら(日本の松とは違って、丸く刈り込まれてました)
しみじみと聞き入りました
聴き応えのある大満足の公演でした
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