屋根瓦の葺き替えをしました。
昭和40年前半に建てられた母屋です。
雨が漏っていたのです。
当時の瓦は、品質的にあまりよくなかったようです。
本日は昼から雨が降りましたが、先週からの工事でしたので
晴天が続き、うまくいったなと思います。
この建物は、私の祖父が建てたものです。
棟梁の祖父と叔父がたてました。 当時の仕事、小屋組が
現れてきました。
そのときの仕事が時代をへて、孫の目のまえに現れます。
同じ業界にいる孫が仕事をみるということを考えていたのだろか。
そんなことを考えていると、なぜか、うれしくなりました。
と同時に、今携わっている仕事が私の孫が修理をする、と思うと
精一杯最善を尽くさないといけないなと今さらながら思いました。
そんな、おもいが信用につながっていけばよいのになと思います。
ものづくりとはそんな積み重ねではないでしょうか。
技術屋ですので、不器用にどうしてもなってしまいます。
今の時代、その想いをうまく伝えなければいけないのですね。
以心伝心、良いものはわかってくれる的な考えでは
伝わらないのでしょうね。
溢れんばかりのいろんな情報のなかで、何を基準に判断されているのでしょうね。
どなたか教えてください。